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公開番号2024024136
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-22
出願番号2022126730
出願日2022-08-09
発明の名称電子機器、電子機器の制御方法及びプログラム
出願人カシオ計算機株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類G04G 21/04 20130101AFI20240215BHJP(時計)
要約【課題】情報へのアクセスに係るユーザ利便性を高めることができる電子機器、電子機器の制御方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】電子機器は、外部機器とのデータ通信を開始するための通信開始要求を外部機器に対して送信してデータ通信を行う通信部と、表示部と、制御部と、を備え、制御部は、通信部により、外部機器に対して通信開始要求を送信させて、外部機器とのデータ通信を開始させ、開始したデータ通信において外部機器から通知情報を取得した場合に、自機器の動作モードを、表示部が自機器の通常の動作に係る表示を行う第1モードから、表示部が通知情報に基づく表示を行う第2モードに遷移させる。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
外部機器とのデータ通信を開始するための通信開始要求を前記外部機器に対して送信して前記データ通信を行う通信部と、
表示部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記通信部により、前記外部機器に対して前記通信開始要求を送信させて、前記外部機器との前記データ通信を開始させ、
開始した前記データ通信において前記外部機器から通知情報を取得した場合に、自機器の動作モードを、前記表示部が自機器の通常の動作に係る表示を行う第1モードから、前記表示部が前記通知情報に基づく表示を行う第2モードに遷移させる、
電子機器。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記制御部は、自機器が前記第2モードで動作しており、かつ、所定の通知終了条件が満たされたと判別された場合には、自機器の動作モードを、前記第2モードから前記第1モードに切り替える、
請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記通知情報による通知の有無に係る通知設定が記憶される記憶部を備え、
前記制御部は、
前記通知情報を取得した場合に前記通知設定をオンに設定し、
前記通知設定をオンに設定した後、前記通知終了条件が満たされたと判別された場合に前記通知設定をオフに設定し、
前記通知設定がオンとなっている場合には、所定のユーザ操作に応じて、自機器の動作モードを前記第2モードと前記第1モードとの間で切り替え、
前記通知設定がオフとなっている場合には、前記ユーザ操作に応じた前記第2モードへの遷移を行わない、
請求項2に記載の電子機器。
【請求項4】
時刻を計時する計時部を備え、
前記制御部は、前記計時部により計時された時刻が、予め定められた時刻となった場合に、前記通知終了条件が満たされたと判別する、
請求項2又は3に記載の電子機器。
【請求項5】
前記表示部は、画像を表示可能な画像表示領域を有し、
前記制御部は、取得した前記通知情報に、画像に係る画像情報が含まれている場合には、前記第2モードにおいて、前記画像情報に基づく画像を前記表示部の前記画像表示領域に表示させる、
請求項1に記載の電子機器。
【請求項6】
前記表示部は、互いに異なる複数の指示位置のうちいずれかの指示位置を指示可能な指針を有し、
前記制御部は、取得した前記通知情報に、前記指針の指示位置に係る指示位置情報が含まれている場合には、前記第2モードにおいて、前記表示部の前記指針により、前記複数の指示位置のうち前記指示位置情報に応じた指示位置を指示させる、
請求項1に記載の電子機器。
【請求項7】
音出力部を備え、
前記制御部は、取得した前記通知情報に、音の出力態様に係る音情報が含まれている場合には、前記第2モードにおいて、前記音情報に応じた出力態様で前記音出力部により音を出力させる、
請求項1に記載の電子機器。
【請求項8】
発光部を備え、
前記制御部は、取得した前記通知情報に、発光態様に係る発光情報が含まれている場合には、前記第2モードにおいて、前記発光情報に応じた発光態様で前記発光部を発光させる、
請求項1又は7に記載の電子機器。
【請求項9】
音出力部と、
発光部と、
ユーザによる入力操作の対象となる第1の操作受付部及び第2の操作受付部と、
を備え、
前記制御部は、
取得した前記通知情報に、音の出力態様に係る音情報が含まれており、かつ、前記第2モードにおいて前記第1の操作受付部に対して前記入力操作が行われた場合には、前記音情報に従った出力態様で前記音出力部により音を出力させ、
取得した前記通知情報に、発光態様に係る発光情報が含まれており、かつ、前記第2モードにおいて前記第2の操作受付部に対して前記入力操作が行われた場合には、前記発光情報に従った発光態様で前記発光部を発光させる、
請求項1に記載の電子機器。
【請求項10】
音出力部と、
発光部と、
ユーザによる入力操作の対象となる操作受付部を備え、
前記制御部は、
取得した前記通知情報に、音の出力態様に係る音情報、及び発光態様に係る発光情報が含まれている場合には、前記第2モードにおいて前記操作受付部に対して前記入力操作が行われるたびに、前記音情報に従った出力態様で前記音出力部により音を出力させる音出力制御、及び前記発光情報に従った発光態様で前記発光部を発光させる発光制御を交互に切り替えて実行する、
請求項1に記載の電子機器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器、電子機器の制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
近年、腕時計などの小型の電子機器においても、外部機器との間のデータ通信により必要な情報を取得して動作に反映させる技術が用いられている。このような電子機器では、容量の小さい電池(例えば、ボタン電池等)で長時間の連続動作が可能となるように、電力消費量を低く抑えることが求められる。特に、外部機器とのデータ通信は電力を大きく消費するため、通信頻度及び通信時間を抑える必要がある。例えば特許文献1では、標準時刻を取得する限られたタイミングにおいてのみデータ通信を行い、他の期間にはデータ通信を行わないことで、電力消費量を抑えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-39396号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記のようにデータ通信のタイミングを制限すると、外部機器から電子機器に対してプッシュ通知を行うことができない。このため、外部機器においてユーザ向けの情報が取得又は生成されても、ユーザは、電子機器を通じて当該情報の有無やその内容を確認することができない。このように、上記従来の技術には、情報へのアクセスに係るユーザ利便性が低いという課題がある。
【0005】
この発明の目的は、情報へのアクセスに係るユーザ利便性を高めることができる電子機器、電子機器の制御方法及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明に係る電子機器は、
外部機器とのデータ通信を開始するための通信開始要求を前記外部機器に対して送信して前記データ通信を行う通信部と、
表示部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記通信部により、前記外部機器に対して前記通信開始要求を送信させて、前記外部機器との前記データ通信を開始させ、
開始した前記データ通信において前記外部機器から通知情報を取得した場合に、自機器の動作モードを、前記表示部が自機器の通常の動作に係る表示を行う第1モードから、前記表示部が前記通知情報に基づく表示を行う第2モードに遷移させる。
【0007】
上記課題を解決するため、本発明に係る電子機器の制御方法は、
外部機器とのデータ通信を開始するための通信開始要求を前記外部機器に対して送信して前記データ通信を行う通信部と、表示部と、を備える電子機器の制御方法であって
前記通信部により、前記外部機器に対して前記通信開始要求を送信させて、前記外部機器との前記データ通信を開始させ、
開始した前記データ通信において前記外部機器から通知情報を取得した場合に、前記電子機器の動作モードを、前記表示部が前記電子機器の通常の動作に係る表示を行う第1モードから、前記表示部が前記通知情報に基づく表示を行う第2モードに遷移させる。
【0008】
上記課題を解決するため、本発明に係るプログラムは、
外部機器とのデータ通信を開始するための通信開始要求を前記外部機器に対して送信して前記データ通信を行う通信部と、表示部と、を備える電子機器に設けられたコンピュータに、
前記通信部により、前記外部機器に対して前記通信開始要求を送信させて、前記外部機器との前記データ通信を開始させる処理、
開始した前記データ通信において前記外部機器から通知情報を取得した場合に、前記電子機器の動作モードを、前記表示部が前記電子機器の通常の動作に係る表示を行う第1モードから、前記表示部が前記通知情報に基づく表示を行う第2モードに遷移させる処理、
を実行させる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、情報へのアクセスに係るユーザ利便性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1の実施形態の情報処理システムを示す図である。
電子時計の機能構成を示すブロック図である。
電子時計が基本時計モードで動作している場合の表示部を示す図である。
スマートフォンの機能構成を示すブロック図である。
通知データの内容を示す図である。
電子時計が通知モードで動作している場合の表示部を示す図である。
ドット表示領域に表示させる画像の他の例を示す図である。
電子時計のCPUによる通知制御処理の制御手順を示すフローチャートである。
電子時計のCPUによる通知モード処理の制御手順を示すフローチャートである。
スマートフォンのCPUによる通知制御処理の制御手順を示すフローチャートである。
第2の実施形態の電子時計の表示部を示す図である。
第2の実施形態の電子時計が通知モードで動作している場合の表示部を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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