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公開番号
2025176416
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-04
出願番号
2024082569
出願日
2024-05-21
発明の名称
プリンタ装置
出願人
東芝テック株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
B41J
17/38 20060101AFI20251127BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】インクリボンに反転印字されている情報を効率的に判読不能な状態に裁断することが可能なプリンタ装置を提供する。
【解決手段】実施形態のプリンタ装置は、インクリボン送出機構と、印刷ヘッドと、インクリボン搬送ローラ対と、シュレッディングローラ対と、を備える。インクリボン送出機構は、軸部に巻かれた未使用のインクリボンを支持し、軸部の回転動作によりインクリボンの送出と巻取りとを行う。印刷ヘッドは、送出された未使用のインクリボンを加熱して媒体に印字を行う。インクリボン搬送ローラ対は、印刷ヘッドによる媒体への印字に使用された使用済のインクリボンを挟持し、インクリボン送出機構によって送出された送出方向への搬送を行う。シュレッディングローラ対は、送出方向におけるインクリボン搬送ローラ対の下流側に設けられ、搬送されたインクリボンを、当該インクリボンに反転印字された内容を判読不能に裁断する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
軸部に巻かれた未使用のインクリボンを支持し、前記軸部の回転動作により前記インクリボンの送出と巻取りとを行うインクリボン送出機構と、
送出された未使用の前記インクリボンを加熱して媒体に印字を行う印刷ヘッドと、
前記印刷ヘッドによる前記媒体への印字に使用された使用済の前記インクリボンを挟持し、前記インクリボン送出機構によって送出された送出方向への搬送を行うインクリボン搬送ローラ対と、
前記送出方向における前記インクリボン搬送ローラ対の下流側に設けられ、前記インクリボン搬送ローラ対によって搬送された前記インクリボンを、当該インクリボンに反転印字された内容を判読不能に裁断するシュレッディングローラ対と、
を備えるプリンタ装置。
続きを表示(約 930 文字)
【請求項2】
前記シュレッディングローラ対は、前記インクリボン搬送ローラ対によって搬送された前記インクリボンを、前記送出方向及び当該送出方向と直交する幅方向に裁断する、
請求項1に記載のプリンタ装置。
【請求項3】
前記送出方向及び前記幅方向と直交する高さ方向において前記シュレッディングローラ対の下方に設けられ、裁断された前記インクリボンを回収する回収部を更に備える、
請求項2に記載のプリンタ装置。
【請求項4】
前記印刷ヘッドで印字された前記媒体を外部に排出する位置となる排出部を更に備え、
前記インクリボン搬送ローラ対は、更に、前記インクリボン送出機構によって巻取られた前記送出方向の逆方向への搬送を行い、
前記インクリボン搬送ローラ対と前記シュレッディングローラ対との間の距離が、前記印刷ヘッドと前記排出部との間の距離以上である、
請求項1乃至3の何れか1項に記載のプリンタ装置。
【請求項5】
前記インクリボン搬送ローラ対と前記シュレッディングローラ対との間に、前記インクリボンの前記送出方向又は前記逆方向への搬送をガイドするインクリボン搬送ガイドを更に備える、
請求項4に記載のプリンタ装置。
【請求項6】
印字された前記媒体を搬送する搬送路の上方に設けられる固定刃と、前記搬送路の下方に設けられる可動刃とを有し、前記可動刃が上方に移動することで当該可動刃と前記固定刃との間で前記媒体を切断する切断部を更に備える、
請求項1乃至3の何れか1項に記載のプリンタ装置。
【請求項7】
前記媒体は、帯状の台紙と当該台紙に貼付されたラベルとで構成されるラベル用紙であり、
前記ラベル用紙を搬送するプラテンローラと、
前記送出方向における前記プラテンローラの下流側に配置され、前記ラベル用紙を搬送する途上で、前記ラベルから離反させる方向に前記台紙を鋭角に屈曲させることにより前記台紙から前記ラベルを剥離する剥離部と、を更に備える、
請求項1乃至3の何れか1項に記載のプリンタ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、プリンタ装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、転写式印字を行うプリンタ装置が知られている。転写式印字は、搬送されるインクリボンと、当該インクリボンの搬送に同期して搬送される用紙等の媒体を、サーマルヘッドとプラテンローラによって構成される印字部の間で加熱圧着した後、インクリボンと媒体とを剥離することで媒体に印字を行うものである。
【0003】
ところで、媒体への印字に使用された使用済のインクリボンには、媒体へ印字した内容を反転印字した内容が残されている。反転印字した内容から元の内容を復元することは容易であり、情報漏洩防止の観点から使用済のインクリボンは、反転印字した内容を判読不可能な状態にして処分されることが望ましい。
【0004】
これに対し、例えば、プリンタ装置内にカッター等の裁断手段を有するローラ(シュレッディングローラ)を設けることで、使用済のインクリボンを搬送方向に裁断する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
しかしながら、使用済のインクリボンを搬送方向に裁断しても、裁断後の短冊状になったインクリボンを集めて並べ替えることで容易に裁断前の状態を復元できてしまう可能性がある。つまり、従来技術では、インクリボンに反転印字されている情報を判読不能な状態に裁断できているとは言い難い。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、インクリボンに反転印字されている情報を効率的に判読不能な状態に裁断することが可能なプリンタ装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態のプリンタ装置は、インクリボン送出機構と、印刷ヘッドと、インクリボン搬送ローラ対と、シュレッディングローラ対と、を備える。インクリボン送出機構は、軸部に巻かれた未使用のインクリボンを支持し、軸部の回転動作によりインクリボンの送出と巻取りとを行う。印刷ヘッドは、送出された未使用のインクリボンを加熱して媒体に印字を行う。インクリボン搬送ローラ対は、印刷ヘッドによる媒体への印字に使用された使用済のインクリボンを挟持し、インクリボン送出機構によって送出された送出方向への搬送を行う。シュレッディングローラ対は、送出方向におけるインクリボン搬送ローラ対の下流側に設けられ、インクリボン搬送ローラによって搬送されたインクリボンを、当該インクリボンに反転印字された内容を判読不能に裁断する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るプリンタの外観の一例を示す斜視図である。
図2は、実施形態に係るプリンタの内部構成の一例を示す斜視図である。
図3は、実施形態に係るプリンタの内部構成の一例を示す概略図である。
図4は、変形例に係るプリンタの内部構成の一例を示す概略図である。
図5は、実施形態とは異なるプリンタのフィードバック動作の一例を説明する図である。
図6は、実施形態とは異なるプリンタのフィードバック動作の一例を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、実施形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0010】
図1は、実施形態に係るプリンタ1の外観の一例を示す斜視図である。図2は、実施形態に係るプリンタ1の内部構成の一例を示す斜視図である。図2は、プリンタ1のカバーの一部を取り外した状態の一例を示している。図3は、実施形態に係るプリンタ1の内部構成の一例を示す概略図である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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