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公開番号
2025170172
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-14
出願番号
2025154179,2024175356
出願日
2025-09-17,2021-09-16
発明の名称
ドレン部材、軒樋、及び雨樋
出願人
積水化学工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E04D
13/068 20060101AFI20251107BHJP(建築物)
要約
【課題】上側ドレン部材の内筒部を下側ドレン部材の外筒部にスムースに挿入することが可能なドレン部材、サイフォンドレン部材、配管構造を提供すること。
【解決手段】軒樋の底板に装着されるサイフォンドレン部材100であって、上側フランジ部121と、上側フランジ部121の下方に形成された内筒部122と、上側フランジ部121と内筒部122を接続する内筒縮径部123と、外周ネジ部125と、ガイドスリーブ122Gと、屈曲凹部321Eと、蓋部材と、蓋部材の上に配置されるリブとを有する上側ドレン部材120と、下側フランジ部111と、下側フランジ部111の下方に形成された外筒部112と、下側フランジ部111と外筒部112を接続する外筒縮径部113と、突出部214と、互いの管軸O1、O2を合わせるための挿入ガイド部113Gと、を有する下側ドレン部材110と、を備えていることを特徴とする。
【選択図】図10B
特許請求の範囲
【請求項1】
底板と、前記底板の幅方向の両端から上方に向かって伸びる側板と、を有し、前記底板に下穴が形成された軒樋に装着されるドレン部材であって、
前記底板の下面に配置され内周に受入口が形成された下側フランジ部と、前記下側フランジ部の下方に形成され下方に向かって延在する外筒部と、前記下側フランジ部と前記外筒部の上端部を接続し下方に向かうにしたがって縮径される外筒縮径部と、前記外筒部の内周面に形成された内周ネジ部と、を有する下側ドレン部材と、
前記底板の上面に配置され内周側に落し口部が形成された上側フランジ部と、前記上側フランジ部の下方に形成され下方に向かって延在し前記外筒部に挿入される内筒部と、前記上側フランジ部と前記内筒部の上端部を接続し下方に向かうにしたがって縮径される内筒縮径部と、前記内筒部の外周面に形成され前記内周ネジ部と螺合される外周ネジ部と、
を有する上側ドレン部材と、
を備え、
前記上側ドレン部材は、
前記外周ネジ部の下端部から下方に延在し、前記外筒部の下端までの長さよりも短いガイドスリーブと、
前記上側フランジ部の下側面の前記下穴の周縁部と対応する位置に全周にわたって配置され、外周側の平坦面と内周側の下方に向かって突出する突出面の境界において屈曲することにより形成された線状の屈曲凹部と、
前記下穴の上方に配置される蓋部材と、
前記蓋部材の上に配置されるリブを備え、
前記下側ドレン部材は、
前記外筒部の上部に、外周側に向かって延在し、前記外筒部が接続される継手部材の受口部と対応する突出部を備え、
前記外筒縮径部の内周上端部の直径が、前記下穴の直径よりも大きい
ことを特徴とするドレン部材。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
底板と、前記底板の幅方向の両端から上方に向かって伸びる側板と、を有し、前記底板に下穴が形成された軒樋に装着されるドレン部材であって、
前記底板の下面に配置され内周に受入口が形成された下側フランジ部と、前記下側フランジ部の下方に形成され下方に向かって延在する外筒部と、前記下側フランジ部と前記外筒部の上端部を接続し下方に向かうにしたがって縮径される外筒縮径部と、前記外筒部の内周面に形成された内周ネジ部と、を有する下側ドレン部材と、
前記底板の上面に配置され内周側に落し口部が形成された上側フランジ部と、前記上側フランジ部の下方に形成され下方に向かって延在し前記外筒部に挿入される内筒部と、前記上側フランジ部と前記内筒部の上端部を接続し下方に向かうにしたがって縮径される内筒縮径部と、前記内筒部の外周面に形成され前記内周ネジ部と螺合される外周ネジ部と、
を有する上側ドレン部材と、
を備え、
前記上側ドレン部材は、
前記外周ネジ部の下端部から下方に延在し、前記外筒部の下端までの長さよりも短いガイドスリーブと、
前記上側フランジ部の下側面の前記下穴の周縁部と対応する位置に全周にわたって配置され、外周側の平坦面と内周側の下方に向かって突出する突出面の境界において屈曲することにより形成された線状の屈曲凹部と、
前記下穴の上方に配置される蓋部材と、
前記蓋部材の中央部において、軸方向の下方に延びる誘導ガイドと、
前記上側フランジ部の上面に複数配置され、前記蓋部材と連結された縦リブ(ただし、前記誘導ガイドの下面と前記縦リブとが連結されたものを除く)とを備え、
前記誘導ガイドと前記縦リブとは、
前記下側ドレン部材は、
前記外筒部の上部に、外周側に向かって延在し、前記外筒部が接続される継手部材の受口部と対応する突出部を備え、
前記外筒縮径部の内周上端部の直径が、前記下穴の直径よりも大きい
ことを特徴とするドレン部材。
【請求項3】
前記リブは周方向に間隔をあけて複数設けられている、請求項1に記載のドレン部材。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか一項に記載のドレン部材であって、
前記ガイドスリーブの管軸方向における長さは、前記下側フランジ部の上面から前記突出部の上面までの高さ寸法よりも長いことを特徴とするドレン部材。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか一項に記載のドレン部材であって、
前記上側ドレン部材は、
前記内筒縮径部の外周面に形成され、前記屈曲凹部から前記内筒部の外周面まで連続的に縮径される連続縮径外周面を備えていることを特徴とするドレン部材。
【請求項6】
請求項1から5のいずれか一項に記載のドレン部材であって、
前記下側ドレン部材の前記外筒部には、下端から上方に向かってくぼむ凹部が形成されていて、
前記ガイドスリーブの下端部は、
前記凹部の上側底面よりも上方に位置されていることを特徴とするドレン部材。
【請求項7】
底板と、前記底板の幅方向の両端から上方に向かって伸びる側板と、を有し、前記底板に形成された下穴に、請求項1から6のいずれか一項に記載のドレン部材が装着されていることを特徴とする軒樋。
【請求項8】
軒樋と、
前記軒樋の底板に設置された請求項1から6のいずれか1項に記載のドレン部材と、
前記外筒部と接続される竪樋と、を備える雨樋。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、軒樋に取付けられ、軒樋と下流側の竪樋や継手とを接続するドレン部材に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
周知のように、例えば工場やショッピングセンター等の大型施設の建物に取り付けられた軒先に配置される大型の軒樋の内側に設けられた高排水機能を有するサイフォンドレン部材が広く用いられている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
このようなサイフォンドレン部材は、軒樋の底板を挟んで下面に配置される下側ドレン部材と、上面に配置され上部にサイフォン部が形成された上側ドレン部材とを備えたドレン部材を備えることが一般的である。
このような下側ドレン部材と上側ドレン部材とを備えたドレン部材は、サイフォンドレン部材に限らず、種々の用途に適用されている。
【0004】
ドレン部材900は、図16Aに示すように、例えば、底板(軒樋)11(10)の下面に配置される下側ドレン部材910と、軒樋10の上側に配置される上側ドレン部材920と、を備えている。また、サイフォンドレン部材では、図16Bに示すように、例えば、上側ドレン部材920の上部に配置されたサイフォン部950を備えた構造とされている。
【0005】
下側ドレン部材910は、例えば、内周側に受入口が形成された下側フランジ部911と、下側フランジ部911の下方に形成された外筒部912と、下側フランジ部911と外筒部912を接続する外筒縮径部913と、を有しており、外筒部912の内周面には内周ネジ部915が形成されている。
【0006】
また、上側ドレン部材920は、例えば、内周側に落し口部が形成された上側フランジ部921と、上側フランジ部921の下方に形成された内筒部922と、上側フランジ部921と内筒部922を接続する内筒縮径部923と、を有しており、内筒部922の外周面には外周ネジ部925が形成されている。
【0007】
そして、下側ドレン部材910は、軒樋10の底板11の下面に配置され、上側ドレン部材920は軒樋の底板11の上面に配置されていて、内筒部922を下穴11Hを通じて外筒部912に挿入して、下側ドレン部材910の管軸O1と上側ドレン部材920の管軸O2がほぼ同軸になるように配置して、内周ネジ部915と外周ネジ部925を螺合させて、ドレン部材900として組み合わせる。
【0008】
また、下側ドレン部材910は、外筒縮径部913の下部に段差部914が形成されていて、段差部914の下面914Aが、下流側に接続されるエルボ(不図示)の受口部の上端面と当接して、ドレン部材900の互いの距離を所定寸法に設定するようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2019-007340号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかしながら、内筒部922を外筒部912に挿入して下側ドレン部材910と上側ドレン部材920を組み合わせる際には、図16Bに示すように、内筒部922の下端部922Tが段差部914の上面914Bに引っ掛かる場合がある。
このように、内筒部922の下端部922Tが段差部914の上面914Bに引っ掛かると、内筒部922を外筒部912にスムースに挿入して、所定位置に効率的に配置することが容易にできなくなる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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