TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025169091
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-12
出願番号2024074105
出願日2024-04-30
発明の名称内装材料、内装材、施工方法および内装構造
出願人有限会社住空間工房
代理人個人
主分類C04B 14/08 20060101AFI20251105BHJP(セメント;コンクリート;人造石;セラミックス;耐火物)
要約【課題】 住宅などの空間環境を向上させる内装材を提供する。
【解決手段】 内装材料は、建築用の粉状の内装材料であって、珪藻土と、珪藻土内に分散する緑色片岩と、を有することを特徴とする。そして、住宅などの空間環境を向上させる内装材を提供することができる。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
建築用の粉状の内装材料であって、
珪藻土と、
前記珪藻土内に分散する緑色片岩と、
を有することを特徴とする内装材料。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記緑色片岩の平均粒径は、前記珪藻土の平均粒径よりも小さい、ことを特徴とする請求項1に記載の内装材料。
【請求項3】
前記珪藻土は、焼成されていない、ことを特徴とする請求項1に記載の内装材料。
【請求項4】
前記内装材料の合計を100重量%としたときに、前記珪藻土を70~99重量%、前記緑色片岩を1~15重量%、白土を10~30重量%、セルロースファイバーおよびでんぷん糊を0.1~1重量%含有する、ことを特徴とする請求項1に記載の内装材料。
【請求項5】
建築用の内装材であって、
珪藻土と、
緑色片岩と、
を含有することを特徴とする内装材。
【請求項6】
水道水と粉状の珪藻土および緑色片岩とを混ぜ合わせる混合工程と、
前記珪藻土、前記緑色片岩および前記水道水を攪拌してペースト状の内装材を作る攪拌工程と、
前記内装材を施工面に塗布する塗布工程と、
を含むことを特徴とする施工方法。
【請求項7】
前記混合工程において、前記水道水が溜められた容器に、粉状の前記珪藻土および前記緑色片岩を加える、ことを特徴とする請求項6に記載の施工方法。
【請求項8】
前記攪拌工程の後であって前記塗布工程の前に、前記内装材を30分間以上90分間以内、静置する静置工程を含む、ことを特徴とする請求項6に記載の施工方法。
【請求項9】
前記混合工程では、前記珪藻土よりも先に前記緑色片岩を水道水に加える、ことを特徴とする請求項6に記載の施工方法。
【請求項10】
建築物の壁面に設けられ、珪藻土および緑色片岩を含む内装材と、
木材を用いた床材と、
を備えることを特徴とする内装構造。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、内装材料、内装材、施工方法および内装構造に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、粘土分を含み500℃~800℃で焼成した珪藻土と、0.1mm~0.5mmに破砕した沸石と、ペタライト粉体とトルマリン鉱石の焼成物粉体及びシリカ粉体よりなりトルマリンの電気的特性を備える粉末状組成物と、漆喰を含有する固化剤とを用いる壁材が開示されている。
また、特許文献2には、漆喰を主成分とする固化材100重量部に対して、乾燥珪藻土を10~50重量部と、トルマリン鉱石の粉砕物を5~20重量部、及び貝殻の粉砕物を0.2~3重量部とを含んでなることを特徴とする壁材が開示されている。
さらに、特許文献3には、骨材として珪藻土を含み、分子状ヨウ素が結合されたヨウ素吸着樹脂を骨材に混合した壁材で内装壁を形成する除菌用壁材の成形方法において、骨材に中性から酸性の骨材を混入して前記壁材が中性から酸性域になるように混合することを特徴とする除菌用壁材の成形方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-83333号公報
特開2006-291509号公報
特開2023-74025号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、住宅などの空間環境を向上させる内装材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、上記課題を解決するものであり、建築用の粉状の内装材料であって、珪藻土と、前記珪藻土内に分散する緑色片岩と、を有することを特徴とする内装材料である。
ここで、前記緑色片岩の平均粒径は、前記珪藻土の平均粒径よりも小さいとよい。
また、前記珪藻土は、焼成されていないとよい。
また、前記内装材料の合計を100重量%としたときに、前記珪藻土を70~99重量%、前記緑色片岩を1~15重量%、白土を10~30重量%、セルロースファイバーおよびでんぷん糊を0.1~1重量%含有するとよい。
【0006】
また、本開示は、上記課題を解決するものであり、建築用の内装材であって、珪藻土と、緑色片岩と、を含有することを特徴とする内装材である。
【0007】
また、本開示は、上記課題を解決するものであり、水道水と粉状の珪藻土および緑色片岩とを混ぜ合わせる混合工程と、前記珪藻土、前記緑色片岩および前記水道水を攪拌してペースト状の内装材を作る攪拌工程と、前記内装材を施工面に塗布する塗布工程と、を含むことを特徴とする施工方法である。
ここで、前記混合工程において、前記水道水が溜められた容器に、粉状の前記珪藻土および前記緑色片岩を加えるとよい。
また、前記攪拌工程の後であって前記塗布工程の前に、前記内装材を30分間以上90分間以内、静置する静置工程を含むとよい。
また、前記混合工程では、前記珪藻土よりも先に前記緑色片岩を水道水に加えるとよい。
【0008】
また、本開示は、上記課題を解決するものであり、建築物の壁面に設けられ、珪藻土および緑色片岩を含む内装材と、木材を用いた床材と、を備えることを特徴とする内装構造である。
ここで、前記床材は、屋久島地杉が用いられるとよい。
また、前記内装材の厚みは、前記床材の厚みよりも小さいとよい。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、住宅などの空間環境を向上させる内装材を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態の内装材の施工方法のフローチャートである。
本実施形態の内装構造の断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

有限会社住空間工房
内装材料、内装材、施工方法および内装構造
16日前
個人
吸収材
21日前
個人
空気清浄材
21日前
個人
振動吸収材
21日前
個人
水質浄化剤
21日前
東ソー株式会社
焼結体
23日前
東ソー株式会社
焼結体
23日前
株式会社トクヤマ
水硬性組成物
5か月前
株式会社トクヤマ
水硬性組成物
2か月前
株式会社トクヤマ
窒化ケイ素基板
3か月前
株式会社トクヤマ
窒化ケイ素基板
1か月前
太平洋マテリアル株式会社
膨張材
1か月前
東ソー株式会社
焼結体の製造方法
1か月前
株式会社トクヤマ
窒化ケイ素基板
2か月前
太平洋マテリアル株式会社
裏込め材
1か月前
有限会社林製作所
無機質成形体
4か月前
花王株式会社
空洞充填材
5か月前
太平洋マテリアル株式会社
樹脂モルタル
2か月前
太平洋マテリアル株式会社
樹脂モルタル
2か月前
太平洋マテリアル株式会社
吹付モルタル
1か月前
ノリタケ株式会社
焼成用治具
1か月前
太平洋マテリアル株式会社
セメント組成物
1か月前
日本電気硝子株式会社
光学部材の製造方法
1か月前
ノリタケ株式会社
焼成用治具
1か月前
ノリタケ株式会社
焼成用治具
1か月前
株式会社トクヤマ
窒化ケイ素基板の製造方法
5か月前
愛媛県
釉薬組成物
3か月前
株式会社トクヤマ
改質フライアッシュの製造方法
1か月前
デンカ株式会社
グラウト材料
3か月前
デンカ株式会社
モルタル材料
1か月前
花王株式会社
水硬性組成物用添加剤
5か月前
花王株式会社
水硬性組成物用添加剤
5か月前
太平洋セメント株式会社
固化材
5か月前
日本特殊陶業株式会社
セラミック部品
1か月前
TOTO株式会社
構造部材
1か月前
TOTO株式会社
複合材料
2か月前
続きを見る