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公開番号
2025158461
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-17
出願番号
2024061019
出願日
2024-04-04
発明の名称
搭乗予約システム
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類
G06Q
50/40 20240101AFI20251009BHJP(計算;計数)
要約
【課題】乗物に搭乗する際の車椅子ユーザの心理的負担を軽減する。
【解決手段】搭乗予約システムは、客室内に車椅子搭乗スペースを備える乗物に適用されている。搭乗予約システムは、1又は複数のプロセッサを備える。1又は複数のプロセッサは、車椅子搭乗スペースの予約を希望する予約希望者からの希望搭乗区間及び許容客室内混雑度を含む予約要求情報を受信した場合、現在の客室内混雑度と希望搭乗区間における乗客の乗降に関する過去データとに基づいて希望搭乗区間の客室内混雑度の推定値である推定客室内混雑度を算出し、推定客室内混雑度が許容客室内混雑度以下であることを条件として予約希望者の予約を許可する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
客室内に車椅子搭乗スペースを備える乗物のための搭乗予約システムであって、
1又は複数のプロセッサを備え、
前記1又は複数のプロセッサは、
前記車椅子搭乗スペースの予約を希望する予約希望者からの希望搭乗区間及び許容客室内混雑度を含む予約要求情報を受信した場合、現在の客室内混雑度と前記希望搭乗区間における乗客の乗降に関する過去データとに基づいて、前記希望搭乗区間の客室内混雑度の推定値である推定客室内混雑度を算出し、
前記推定客室内混雑度が前記許容客室内混雑度以下であることを条件として、前記予約希望者の前記予約を許可する
搭乗予約システム。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の搭乗予約システムであって、
前記乗物は、前記客室内に光を照射する照射装置と、前記客室内に設けられた報知装置とを含み、
前記予約希望者が前記乗物に搭乗する時に、前記1又は複数のプロセッサは、前記乗物の入口から前記車椅子搭乗スペースまでの動線、及び前記車椅子搭乗スペースの少なくとも一方を表示するための光を照射する第1照射を行うように前記照射装置を制御し、且つ前記予約希望者である車椅子ユーザが搭乗することを前記客室内の乗客に報知する第1報知を行うように前記報知装置を制御する
搭乗予約システム。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の搭乗予約システムであって、
前記乗物は、前記客室内に光を照射する照射装置と、前記客室内に設けられた報知装置とを含み、
前記予約希望者が前記乗物から降りる時に、前記1又は複数のプロセッサは、前記車椅子搭乗スペースから前記乗物の出口までの動線を表示するための光を照射する第2照射を行うように前記照射装置を制御し、且つ前記予約希望者である車椅子ユーザが降りることを前記客室内の乗客に報知する第2報知を行うように前記報知装置を制御する
搭乗予約システム。
【請求項4】
請求項2に記載の搭乗予約システムであって、
前記1又は複数のプロセッサは、前記乗物が前記予約希望者の予約搭乗区間の始点より1つ前の停留所を通過することに伴って前記第1照射を開始するように前記照射装置を制御し、且つ前記第1報知を開始するように前記報知装置を制御する
搭乗予約システム。
【請求項5】
請求項3に記載の搭乗予約システムであって、
前記1又は複数のプロセッサは、前記乗物が前記予約希望者の予約搭乗区間の終点より1つ前の停留所を通過することに伴って前記第2照射を開始するように前記照射装置を制御し、且つ前記第2報知を開始するように前記報知装置を制御する
搭乗予約システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、客室内に車椅子搭乗スペースを備える乗物のための搭乗予約システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、公共交通機関で運行されるバス等の車両に搭載された車両端末を開示している。車両端末は、乗車管理サーバを介した利用者からの乗車要求、運行情報、及び車内の混雑状況に基づき、乗車許可又は不許可を判定する。より具体的には、乗車要求が車椅子利用、ベビーカー利用、盲導犬同伴、及び大型荷物所持の何れかを示す乗車形態を含み、且つ混雑状況が閾値を超える場合、車両端末は、乗車不許可を判定する。つまり、混雑が激しい場合、車椅子利用等の利用者の乗降が困難であり、車両端末は乗車不許可を判定する。
【0003】
また、特許文献2は、ユーザ端末から乗物の予め定められた搭乗スペースにつき予約を受け付ける搭乗予約受付サーバを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2024-002281号公報
特開2008-065773号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
客室内混雑度に関する心理的な許容レベルは、乗物に搭乗する個々の車椅子ユーザによって異なり得る。特許文献1に記載の技術によれば、車椅子ユーザの乗降が困難か否かに基づいて乗車許可又は乗車不許可が判定される。このため、ある車椅子ユーザが利用をためらうような混雑状況であっても、乗降に物理的な支障がなければ乗車要求が許可されてしまう。その結果、車椅子ユーザが乗物に搭乗した際に心理的負担を感じてしまう可能性がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る搭乗予約システムは、客室内に車椅子搭乗スペースを備える乗物に適用されている。搭乗予約システムは、1又は複数のプロセッサを備える。1又は複数のプロセッサは、車椅子搭乗スペースの予約を希望する予約希望者からの希望搭乗区間及び許容客室内混雑度を含む予約要求情報を受信した場合、現在の客室内混雑度と希望搭乗区間における乗客の乗降に関する過去データとに基づいて希望搭乗区間の客室内混雑度の推定値である推定客室内混雑度を算出し、推定客室内混雑度が許容客室内混雑度以下であることを条件として予約希望者の予約を許可する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、予約希望者(車椅子ユーザ)の希望搭乗区間の推定客室内混雑度が当該予約希望者の許容客室内混雑度以下である場合に、車椅子搭乗スペースの予約が許可される。これにより、乗物に搭乗する際の車椅子ユーザの心理的負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態に係る搭乗予約システムの構成の一例を概略的に示す図である。
車椅子ユーザの搭乗支援に関する搭乗予約システムの機能構成の一例を示すブロック図である。
車椅子ユーザの搭乗支援に関する搭乗予約システムの処理の流れを示すフローチャートである。
推定混雑度の算出手法の一例、及び、希望搭乗区間の推定混雑度と許容混雑度との比較の具体例を説明するための図である。
予約完了に伴って実行される車椅子搭乗スペースの表示及び音声ガイダンスを説明するための図である。
車椅子ユーザの乗降時に実行される動線の表示及び音声ガイダンスを説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
添付図面を参照して、本開示の実施の形態を説明する。
【0010】
1.搭乗予約システム
図1は、実施の形態に係る搭乗予約システム1の構成の一例を概略的に示す図である。搭乗予約システム1は、客室内に車椅子搭乗スペースSP(例えば、図5参照)を備える乗物の搭乗予約を管理する。ここでいう乗物は、例えば、バス若しくは鉄道車両等の旅客車両、又は船である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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