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公開番号
2025149394
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-08
出願番号
2024050014
出願日
2024-03-26
発明の名称
プリフォーム及びその製造方法、並びにプラスチックボトル及びその製造方法
出願人
大日本印刷株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B29C
49/22 20060101AFI20251001BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】ブロー成形を行いやすい、プリフォーム及びその製造方法、並びにプラスチックボトル及びその製造方法を提供する。
【解決手段】内層部材40と、外層部材50とを有するプリフォーム10は、ねじ部13と、ねじ部13の下方に位置するカブラ17と、カブラ17の下方に位置するサポートリング14と、カブラ17とサポートリング14との間の外面に形成された環状溝部18とを有する口栓部11と、口栓部11に連結されたプリフォーム本体25と、を備える。ねじ部13及びカブラ17は、内層部材40に形成され、サポートリング14は、外層部材50に形成され、プリフォーム本体25は、内層部材40と外層部材50との両方から形成される。内層部材40と外層部材50との境界線BLが、環状溝部18に位置する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
内層部材と、外層部材とを有するプリフォームにおいて、
ねじ部と、前記ねじ部の下方に位置するカブラと、前記カブラの下方に位置するサポートリングと、前記カブラと前記サポートリングとの間の外面に形成された環状溝部とを有する口栓部と、
前記口栓部に連結されたプリフォーム本体と、を備え、
前記ねじ部及び前記カブラは、前記内層部材に形成され、
前記サポートリングは、前記外層部材に形成され、
前記プリフォーム本体は、前記内層部材と前記外層部材との両方から形成され、
前記内層部材と前記外層部材との境界線が、前記環状溝部に位置する、プリフォーム。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記境界線が、前記環状溝部の下端に位置する、請求項1に記載のプリフォーム。
【請求項3】
前記環状溝部は、前記内層部材に形成され、前記内層部材は、前記環状溝部から半径方向内方に凹む段部を有し、前記外層部材の上端が前記内層部材の前記段部に収容される、請求項1に記載のプリフォーム。
【請求項4】
前記内層部材の主材料がポリエチレンテレフタレートであり、前記外層部材の主材料がポリプロピレンである、請求項1に記載のプリフォーム。
【請求項5】
前記内層部材の主材料がシクロオレフィンポリマーであり、前記外層部材の主材料がポリエチレンテレフタレートである、請求項1に記載のプリフォーム。
【請求項6】
前記内層部材の主材料がバージンポリエステル又はケミカルリサイクルポリエステルであり、前記外層部材の主材料がメカニカルリサイクルポリエステルである、請求項1に記載のプリフォーム。
【請求項7】
内層部材と、外層部材とを有するプリフォームにおいて、
環状凸部と、前記環状凸部の下方に位置するサポートリングと、前記環状凸部と前記サポートリングとの間の外面に形成された環状溝部とを有する口栓部と、
前記口栓部に連結されたプリフォーム本体と、を備え、
前記環状凸部は、前記内層部材に形成され、
前記サポートリングは、前記外層部材に形成され、
前記プリフォーム本体は、前記内層部材と前記外層部材との両方から形成され、
前記内層部材と前記外層部材との境界線が、前記環状溝部に位置する、プリフォーム。
【請求項8】
内層部材と、外層部材とを有するプラスチックボトルにおいて、
ねじ部と、前記ねじ部の下方に位置するカブラと、前記カブラの下方に位置するサポートリングと、前記カブラと前記サポートリングとの間の外面に形成された環状溝部とを有する口栓部と、
前記口栓部に連結されたボトル本体と、を備え、
前記ねじ部及び前記カブラは、前記内層部材に形成され、
前記サポートリングは、前記外層部材に形成され、
前記ボトル本体は、前記内層部材と前記外層部材との両方から形成され、
前記内層部材と前記外層部材との境界線が、前記環状溝部に位置する、プラスチックボトル。
【請求項9】
内層部材と、外層部材とを有するプラスチックボトルにおいて、
環状凸部と、前記環状凸部の下方に位置するサポートリングと、前記環状凸部と前記サポートリングとの間の外面に形成された環状溝部とを有する口栓部と、
前記口栓部に連結されたボトル本体と、を備え、
前記環状凸部は、前記内層部材に形成され、
前記サポートリングは、前記外層部材に形成され、
前記ボトル本体は、前記内層部材と前記外層部材との両方から形成され、
前記内層部材と前記外層部材との境界線が、前記環状溝部に位置する、プラスチックボトル。
【請求項10】
請求項1乃至7のいずれか一項に記載のプリフォームの製造方法において、
前記内層部材及び前記外層部材をそれぞれ準備する工程と、
前記外層部材の内側に前記内層部材を挿入する工程と、を備えた、プリフォームの製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、プリフォーム及びその製造方法、並びにプラスチックボトル及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近時、飲食品等の内容液を収容するボトルとして、プラスチック製のものが一般化してきており、このようなプラスチックボトルには内容液が収容される。プラスチックボトルは、金型内にプリフォームを挿入し、2軸延伸ブロー成形することにより製造される。
【0003】
このようなプリフォームとしては、外層部材と内層部材の2種類の材料を含むものが存在する。2種類の材料を含むプリフォームを作製する方法として、例えば2色成形法が知られている。しかしながら、2色成形法を用いる場合、2色成形機を用いる必要があり、設備が高価になるという課題がある。
【0004】
また、射出成形によって作製された外層体と内層体との2層からなるプリフォームも知られている(特許文献1)。しかしながら、雄ねじ部が外層体側にある場合、例えば衛生面の理由から、外層体としてリサイクル樹脂を用いることが難しくなるおそれがある。一方、ネックリングが内層体側にある場合、ブロー成形時に外層体が内層体から脱落するおそれがある。
【0005】
また、特許文献1のプリフォームにおいて、外層体と内層体との間に中間層を設け、これらを一体化している。しかしながら、外層体の内部に内層体を挿入する際、外層体と内層体との寸法差(隙間)が大きければ、これらを一体化した後に中間層が外れやすい。逆に外層体と内層体との寸法差(隙間)が小さければ、外層体の内部に内層体を挿入することが困難である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2019-42995号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本実施の形態は、ブロー成形を行いやすい、プリフォーム及びその製造方法、並びにプラスチックボトル及びその製造方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の実施の形態は、以下の[1]~[12]に関する。
【0009】
[1]内層部材と、外層部材とを有するプリフォームにおいて、ねじ部と、前記ねじ部の下方に位置するカブラと、前記カブラの下方に位置するサポートリングと、前記カブラと前記サポートリングとの間の外面に形成された環状溝部とを有する口栓部と、前記口栓部に連結されたプリフォーム本体と、を備え、前記ねじ部及び前記カブラは、前記内層部材に形成され、前記サポートリングは、前記外層部材に形成され、前記プリフォーム本体は、前記内層部材と前記外層部材との両方から形成され、前記内層部材と前記外層部材との境界線が、前記環状溝部に位置する、プリフォーム。
【0010】
[2]前記境界線が、前記環状溝部の下端に位置する、[1]に記載のプリフォーム。
(【0011】以降は省略されています)
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