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公開番号
2025143663
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-02
出願番号
2024043007
出願日
2024-03-19
発明の名称
粘着剤組成物、粘着シート、光学積層体、及び画像表示装置
出願人
日東電工株式会社
代理人
弁理士法人青藍国際特許事務所
主分類
C09J
4/02 20060101AFI20250925BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】高い屈折率を有し、かつ、接着力が改善された粘着シートを作製することに適した光硬化型の粘着剤組成物を提供する。
【解決手段】本発明の実施形態による光硬化型の粘着剤組成物は、モノマー成分Mと、無機粒子と、を含む。該モノマー成分Mは、二重結合含有環を有するモノマーa1と、窒素原子含有モノマーa2と、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
モノマー成分Mと、
無機粒子と、
を含む、光硬化型の粘着剤組成物であって、
該モノマー成分Mは、
二重結合含有環を有するモノマーa1と、
窒素原子含有モノマーa2と、
を含む、
光硬化型の粘着剤組成物。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
前記二重結合含有環が芳香環である、請求項1に記載の粘着剤組成物。
【請求項3】
前記モノマーa1は、前記二重結合含有環を有する(メタ)アクリルモノマーを含む、請求項1に記載の粘着剤組成物。
【請求項4】
前記モノマーa1は、フェノキシベンジルアクリレートを含む、請求項1に記載の粘着剤組成物。
【請求項5】
前記モノマー成分M100重量部中の前記モノマーa1の含有量が88~99.9重量部である、請求項1に記載の粘着剤組成物。
【請求項6】
前記窒素原子含有モノマーa2が環状骨格を有する、請求項1に記載の粘着剤組成物。
【請求項7】
前記モノマー成分M100重量部中の前記窒素原子含有モノマーa2の含有量が0.1~12重量部である、請求項1に記載の粘着剤組成物。
【請求項8】
前記無機粒子が酸化ジルコニウムを含む、請求項1に記載の粘着剤組成物。
【請求項9】
前記粘着剤組成物中の前記無機粒子の含有量が、前記モノマー成分M100重量部に対し、80~120重量部である、請求項1に記載の粘着剤組成物。
【請求項10】
重量平均分子量が1500~30000である重合物Bをさらに含む、請求項1に記載の粘着剤組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、粘着剤組成物、粘着シート、光学積層体、及び画像表示装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、液晶表示装置及びエレクトロルミネセンス(EL)表示装置(例えば、有機EL表示装置、無機EL表示装置)に代表される画像表示装置が急速に普及している。画像表示装置は、一般に、偏光フィルムや位相差フィルム等の光学基材を含む光学積層体を備える。複数の光学基材を含む光学積層体において近接する光学基材の間には、通常、両者を接合する接合層が配置される。接合層の一例は、粘着剤組成物から形成された粘着シートである。
【0003】
特許文献1は、粘着シートの一例を開示している。特許文献1では、熱硬化型の粘着剤組成物から粘着シートが作製されている。熱硬化型の粘着剤組成物以外には、光を利用して粘着シートを作製できる光硬化型の粘着剤組成物も知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-14376号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
画像表示装置における表面輝度の向上には、高い屈折率を有する粘着シートの使用が有利である。しかし、本発明者らの検討によると、高い屈折率を有する粘着シートは、接着力について改善の余地がある。
【0006】
本発明の課題は、高い屈折率を有し、かつ、接着力が改善された粘着シートを作製することに適した光硬化型の粘着剤組成物を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
[1]本発明の実施形態による光硬化型の粘着剤組成物は、
モノマー成分Mと、無機粒子と、を含む、光硬化型の粘着剤組成物であって、
該モノマー成分Mは、二重結合含有環を有するモノマーa1と、窒素原子含有モノマーa2と、
を含む。
[2]上記[1]に記載の粘着剤組成物において、前記二重結合含有環が芳香環であってもよい。
[3]上記[1]又は[2]に記載の粘着剤組成物において、前記モノマーa1は、前記二重結合含有環を有する(メタ)アクリルモノマーを含んでいてもよい。
[4]上記[1]から[3]までのいずれかに記載の粘着剤組成物において、前記モノマーa1は、フェノキシベンジルアクリレートを含んでいてもよい。
[5]上記[1]から[4]までのいずれかに記載の粘着剤組成物において、前記モノマー成分M100重量部中の前記モノマーa1の含有量が88~99.9重量部であってもよい。
[6]上記[1]から[5]までのいずれかに記載の粘着剤組成物において、前記窒素原子含有モノマーa2が環状骨格を有していてもよい。
[7]上記[1]から[6]までのいずれかに記載の粘着剤組成物において、前記モノマー成分M100重量部中の前記窒素原子含有モノマーa2の含有量が0.1~12重量部であってもよい。
[8]上記[1]から[7]までのいずれかに記載の粘着剤組成物において、前記無機粒子が酸化ジルコニウムを含んでいてもよい。
[9]上記[1]から[8]までのいずれかにに記載の粘着剤組成物において、前記粘着剤組成物中の前記無機粒子の含有量が、前記モノマー成分M100重量部に対し、80~120重量部であってもよい。
[10]上記[1]から[9]までのいずれかに記載の粘着剤組成物において、重量平均分子量が1500~30000である重合物Bをさらに含んでもよい。
[11]上記[10]に記載の粘着剤組成物において、前記重合物Bは、二重結合含有環を有するモノマーb1に由来する構成単位を含んでいてもよい。
[12]上記[10]又は[11]に記載の粘着剤組成物において、前記粘着剤組成物中の前記重合物Bの含有量が、前記モノマー成分M100重量部に対し、5~15重量部であってもよい。
[13]本発明の実施形態による粘着シートは、上記[1]から[12]までのいずれかに記載の粘着剤組成物から形成されている。
[14]上記[13]に記載の粘着シートにおいて、屈折率が1.62~1.70であってもよい。
[15]本発明の実施形態による光学積層体は、上記[13]又は[14]に記載の粘着シートと、光学フィルムと、を備える。
[16]本発明の実施形態による画像表示装置は、上記[15]に記載の光学積層体を備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明の実施形態によれば、高い屈折率を有し、かつ、接着力が改善された粘着シートを作製することに適した光硬化型の粘着剤組成物を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の1つの実施形態による粘着シートの概略断面図である。
本発明の粘着剤組成物から粘着シートを形成する方法の一例を説明するための模式図である。
本発明の1つの実施形態による光学積層体の概略断面図である。
本発明の1つの実施形態による光学積層体の概略断面図である。
本発明の1つの実施形態による光学積層体の概略断面図である。
本発明の1つの実施形態による光学積層体の概略断面図である。
本発明の1つの実施形態による光学積層体の概略断面図である。
本発明の1つの実施形態による画像表示装置の概略断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[用語について]
本明細書において、「重量」との表現がある場合は、重さを示すSI系単位として慣用されている「質量」と読み替えてもよい。逆も同様である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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