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公開番号2025142499
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-01
出願番号2024041893
出願日2024-03-18
発明の名称ファクシミリ装置、受信方法、及びプログラム
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H04N 1/32 20060101AFI20250924BHJP(電気通信技術)
要約【課題】エラーが検出された画像データに関して、管理者の判断や操作の手間を軽減することができるファクシミリ装置、受信方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】ファクシミリ受信した画像データに関するエラーを検知する検知部と、前記エラーが検知された前記画像データを含むエラー情報を管理者へ通知するか否かを前記画像データのエラーの状況に基づいて判定する通知判定部と、前記通知判定部がエラー情報を管理者へ通知すると判定した場合に、前記エラー情報を管理者へ通知する通知部と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
ファクシミリ受信した画像データに関するエラーを検知する検知部と、
前記エラーが検知された前記画像データを含むエラー情報を管理者へ通知するか否かを前記画像データのエラーの状況に基づいて判定する通知判定部と、
前記通知判定部がエラー情報を管理者へ通知すると判定した場合に、前記エラー情報を管理者へ通知する通知部と、を備える、
ファクシミリ装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記エラーが検知された前記画像データの受信データに含まれる送信元情報がアドレス帳に登録されている場合に、前記送信元情報に対応するメールアドレスが前記アドレス帳に登録されているか否かを判定するアドレス帳管理部と、
前記通知判定部がエラー情報を管理者へ通知すると判定した場合に、前記エラー情報を作成するエラー情報作成部と、をさらに備え、
前記エラー情報作成部は、前記送信元情報に対応するメールアドレスが前記アドレス帳に登録されている場合に、前記メールアドレスを前記エラー情報に添付する、
請求項1に記載のファクシミリ装置。
【請求項3】
前記エラーの状況は、エラーの箇所、エラーの個数、エラーの箇所の文字の大きさの少なくともいずれかを含む、
請求項1または請求項2に記載のファクシミリ装置。
【請求項4】
前記通知判定部は、
前記エラーの状況に基づいて前記エラー情報を管理者へ通知するか否かを判定するか、
前記エラー情報を常に管理者へ通知するか、
を選択可能である、
請求項1または請求項2に記載のファクシミリ装置。
【請求項5】
前記通知判定部は、前記エラーの状況が、管理者が設定した設定値に合致するか否かに基づいて、前記エラー情報を管理者へ通知するか否かを判定する、
請求項1または請求項2に記載のファクシミリ装置。
【請求項6】
前記通知判定部は、前記エラーの状況が、管理者が再送の連絡をした画像データのエラーの状況と類似するか否かに基づいて、前記エラー情報を管理者へ通知するか否かを判定する、
請求項1または請求項2に記載のファクシミリ装置。
【請求項7】
ファクシミリ受信した画像データに関するエラーを検知する検知ステップと、
前記エラーが検知された前記画像データを含むエラー情報を管理者へ通知するか否かを前記画像データのエラーの状況に基づいて判定する通知判定ステップと、
前記通知判定ステップがエラー情報を管理者へ通知すると判定した場合に、前記エラー情報を管理者へ通知する通知ステップと、を含む、
ファクシミリ装置による受信方法。
【請求項8】
コンピュータを、
ファクシミリ受信した画像データに関するエラーを検知する検知手段と、
前記エラーが検知された前記画像データを含むエラー情報を管理者へ通知するか否かを前記画像データのエラーの状況に基づいて判定する通知判定手段と、
前記通知判定手段がエラー情報を管理者へ通知すると判定した場合に、前記エラー情報を管理者へ通知する通知手段と、
として機能させる、
プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ファクシミリ装置、受信方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
画像データを含むデータをファクシミリ受信する際、エラーライン等の画質の異常を検知すると、画質異常を示す異常信号を送信元へ報知するファクシミリ装置が知られている。
【0003】
特許文献1には、ファクシミリ装置から管理者へ、エラーが検知された画像データの情報を通知し、管理者が送信元への連絡依頼を行うか等を判断し、管理者からファクシミリ装置へ、管理者の判断内容を返信する技術が開示されている。
(特許文献1)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、エラーが検出された画像データに関して、送信元への連絡依頼を行うか等を管理者が毎回判断して操作を行う必要があり、管理者の手間が増えてしまうという問題があった。
【0005】
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであって、エラーが検出された画像データに関して、管理者の判断や操作の手間を軽減することができるファクシミリ装置、受信方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、ファクシミリ受信した画像データに関するエラーを検知する検知部と、前記エラーが検知された前記画像データを含むエラー情報を管理者へ通知するか否かを前記画像データのエラーの状況に基づいて判定する通知判定部と、前記通知判定部がエラー情報を管理者へ通知すると判定した場合に、前記エラー情報を管理者へ通知する通知部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、受信側にとって満足のいく画像データを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態にかかるファクシミリシステムの構成の一例を示す模式図である。
図2は、実施形態にかかるファクシミリ装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
図3は、実施形態にかかるクライアントPCのハードウェア構成の一例を示す図である。
図4は、実施形態にかかるファクシミリ装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
図5は、実施形態にかかるクライアントPCの機能構成の一例を示すブロック図である。
図6は、実施形態にかかるファクシミリ装置が保有するエラーデータテーブルの一例を示す図である。
図7は、実施形態にかかるファクシミリ装置が保有するアドレス帳の一例を示す図である。
図8は、エラーの箇所と管理者の設定値の例を示す図である。
図9は、エラーの箇所と管理者の設定値の他の例を示す図である。
図10は、実施形態にかかるファクシミリ装置がクライアントPCへ送信するエラー情報の内容の一例を示す図である。
図11は、実施形態にかかるファクシミリ装置の機能構成の他の例を示すブロック図である。
図12は、実施形態にかかるファクシミリ装置による管理者への通知の処理手順の一例を示すフローチャートである。
図13は、実施形態にかかるファクシミリ装置による管理者からの回答に対する処理の手順の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、図面を参照しながら、本発明にかかるファクシミリ装置、受信方法、及びプログラムの実施形態を詳細に説明する。また、以下の実施形態によって本発明が限定されるものではなく、以下の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想到できるもの、実質的に同一のもの、およびいわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、以下の実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換、変更および組み合わせを行うことができる。
【0010】
(システムの全体構成)
図1は、実施形態にかかるファクシミリシステム1の構成の一例を示す図である。図1に示すように、実施形態のファクシミリシステム1は、クライアントPC(Personal Computer)20と、ファクシミリ装置10とを備える。クライアントPC20とファクシミリ装置10とはLAN(Local Area Network)等の内部ネットワーク2を介して互いに接続されている。図1の例では、クライアントPC20及びファクシミリ装置10の台数が各1台である場合を例示しているが、これに限らず、クライアントPC20及びファクシミリ装置10の台数は任意である。
(【0011】以降は省略されています)

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