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公開番号
2025140939
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-29
出願番号
2024040596
出願日
2024-03-15
発明の名称
電子機器、及び表示制御方法
出願人
カシオ計算機株式会社
代理人
インフォート弁理士法人
主分類
H04N
23/63 20230101AFI20250919BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】電池により動作可能な電子機器の電池残量の情報を、その電子機器が備える表示装置に表示された画像の観察の妨げが抑制できるようにユーザに報知する。
【解決手段】電子機器(1)は、電池(4)から供給される電力により動作可能であり、撮像部(152)と、撮像部により撮像された被写体(2)の画像を表示する表示部(154)と、撮像部により撮像する被写体を照明する照明部(153)と、照明部に対するユーザ操作を検出する入力部(155)と、入力部により照明部を作動させるユーザ操作を検出したと判定したときに、電池の残量を示す情報(800~803)を表示部に表示させることを開始し、その後所定の期間内に表示させた電池の残量を示す情報を非表示にさせる表示制御部(172)と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
電池から供給される電力により動作可能な電子機器であって、
撮像部と、
前記撮像部により撮像された被写体の画像を表示する表示部と、
前記撮像部により撮像する被写体を照明する照明部と、
前記照明部に対するユーザ操作を検出する入力部と、
前記入力部により前記照明部を作動させるユーザ操作を検出したと判定したときに、前記電池の残量を示す情報を前記表示部に表示させることを開始し、その後所定の期間内に前記情報を非表示にさせる表示制御部と、
を備える電子機器。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記表示制御部は、前記電池の残量に応じて、前記表示部の表示領域内における前記電池の残量を示す情報を表示する位置、及び大きさの少なくとも一方を変更する、請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記表示制御部は、更に、前記照明部が作動しているときに前記入力部により所定のユーザ操作を検出した場合に、前記電池の残量を示す情報を前記表示部に表示させることを開始し、その後所定の期間内に前記情報を非表示にさせる、請求項1に記載の電子機器。
【請求項4】
前記所定の操作は、前記電子機器の動作を終了させるボタンに対する動作を終了させるための操作とは別の操作である、請求項3に記載の電子機器。
【請求項5】
前記表示制御部は、前記所定の期間が経過する前に前記入力部によりユーザ操作を検出した場合、前記所定の期間が経過する前に前記情報を非表示にさせる、請求項1に記載の電子機器。
【請求項6】
電池から供給される電力により動作可能であり、撮像部と、前記撮像部により撮像された被写体の画像を表示する表示部と、前記撮像部により撮像する被写体を照明する照明部と、前記照明部に対するユーザ操作を検出する入力部と、を備えた電子器が、
前記入力部により前記照明部を作動させるユーザ操作を検出したと判定したときに、前記電池の残量を示す情報を前記表示部に表示させることを開始し、その後所定の期間内に前記情報を非表示にさせる表示制御処理を行う、
表示制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器、及び表示制御方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
筐体内に装着された電池により動作可能な電子機器には、電源オン時や電源オフ時に、機器情報の一つとして電池残量を電子機器が備える液晶ディスプレイ等の表示装置に表示させるものがある(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-236702号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電池により動作可能な電子機器の1つに、電子ルーペと呼ばれることがある、撮像装置により撮像した被写体の画像を表示装置に拡大表示させるものがある。電子ルーペは、レンズにより光学的に拡大された像を観察するルーペと同様の使用感を提供するために、ユーザが表示装置に表示された被写体の画像を観察しているときには被写体の画像とは別の情報を表示させないことが望まれる。しかしながら、電池残量は、電子ルーペで被写体の画像を観察するユーザが把握したい情報であり、観察中に電池残量の情報が表示されないことによりユーザにとっての利便性が低下してしまう恐れがある。
【0005】
本発明は、電池により動作可能な電子機器の電池残量の情報を、その電子機器が備える表示装置に表示された画像の観察の妨げを抑制できるようにユーザに報知することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
1つの態様に係る電子機器は、電池から供給される電力により動作可能な電子機器であって、撮像部と、前記撮像部により撮像された被写体の画像を表示する表示部と、前記撮像部により撮像する被写体を照明する照明部と、前記照明部に対するユーザ操作を検出する入力部と、前記入力部により前記照明部を作動させるユーザ操作を検出したと判定したときに、前記電池の残量を示す情報を前記表示部に表示させることを開始し、その後所定の期間内に前記情報を非表示にさせる表示制御部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
上述の態様によれば、電池により動作可能な電子機器の電池残量の情報を、その電子機器が備える表示装置に表示された画像の観察の妨げを抑制できるようにユーザに報知することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1Aは電子ルーペの外観構成例を説明する斜視図であり、図1Bは電子ルーペの使用例を説明する図である。
一実施の形態に係る電子ルーペの機能構成を例示するブロック図である。
操作ボタンに割り当てられた操作内容の例を説明する図である。
一実施の形態に係る電子ルーペが行う処理を説明するフローチャートである。
表示装置に表示させる電池残量の情報の例を説明する図である。
ライトをオンにしたときの画面表示の例を説明する図である。
図7A、図7B、及び図7Cは、電池残量の情報の表示方法の変形例を説明する図である。
図8A、及び図8Bは、電池残量の情報を表示させる操作の変形例を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の説明では、本発明に係る電子機器として、電子ルーペと呼ばれる電子機器を例示する。例示する電子ルーペに関する周知の構成、機能、及び動作等に関する詳細な説明を省略する。
【0010】
図1A及び図1Bに例示した電子ルーペ1の筐体は、本体部分100とハンドル部分110とを有する。本体部分100は、概略直方体状の外形を有し、第1の面101に表示装置120が配置されている。表示装置120は、デジタル画像を表示することが可能な、ドットマトリクス型の液晶ディスプレイ又はその他の表示装置であり得る。本体部分100における、第1の面101とは反対の方向を向いた第2の面102側には、撮像装置121及び照明装置122が配置されている。撮像装置121は、CCDイメージセンサ又はCMOSイメージセンサ等の撮像素子とレンズとを含み、本体部分100の第2の面102と向かい合う被写体2を撮像するように本体部分100に配置されている。照明装置122は、LEDライトであり得、本体部分100の第2の面102と向かい合う被写体2を照明するように本体部分100に配置されている。本体部分100における第1の面101及び第2の面102とは異なる第3の面(側面の1つ)には、ハンドル部分110が連結している。ハンドル部分110の内部は、電子ルーペ1の動作電力を供給する電池4(図2参照)を収容可能になっている。なお、実施の形態に係る電子ルーペ1の筐体は、特定の形状に限定されない。電子ルーペ1の筐体は、例えば、ハンドル部分110を含まない形状であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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