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公開番号
2025139325
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-26
出願番号
2024038194
出願日
2024-03-12
発明の名称
レンズ鏡筒およびこれを備えたカメラ
出願人
パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人
弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類
G02B
7/08 20210101AFI20250918BHJP(光学)
要約
【課題】撮影時における光軸方向のサイズが大型化することなく、仕様が異なるカメラ本体に対応するアダプタを装着することが可能なレンズ鏡筒およびこれを備えたカメラを提供する。
【解決手段】レンズ鏡筒10は、略円筒状のリングマウントベース19と、複数のレンズL1~L16と、ズームリング19bと、を備えている。複数のレンズL1~L16は、光軸方向に沿って配置されている。ズームリング19bは、複数のレンズL1~L16の相対位置を変化させるとともに、非撮影時にはリングマウントベース19の内部に収納されるように複数のレンズL1~L16を移動させ、撮影時には複数のレンズL1~L16の少なくとも1つをリングマウントベース19におけるカメラ本体50へ装着される側から光軸方向において突出した位置へ移動させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
カメラ本体に対して装着された状態で使用され、撮影時と非撮影時とにおいて複数のレンズの相対位置が変化するレンズ鏡筒であって、
略円筒状の本体部と、
光軸方向に沿って配置された複数のレンズと、
前記複数のレンズの相対位置を変化させるとともに、非撮影時には前記本体部の内部に収納されるように前記複数のレンズを移動させ、撮影時には前記複数のレンズの少なくとも1つを、前記本体部における前記カメラ本体へ装着される側から前記光軸方向において突出した位置へ移動させる駆動部と、
を備えたレンズ鏡筒。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
カメラ本体に対して装着された状態で使用され、撮影時と非撮影時とにおいて複数のレンズの相対位置が変化するレンズ鏡筒であって、
略円筒状の本体部と、
光軸方向に沿って配置された複数のレンズと、
前記複数のレンズの相対位置を変化させるとともに、非撮影時に前記本体部の光軸方向における長さは不変であって前記本体部における被写体側に寄せるように前記複数のレンズを移動させる駆動部と、
を備えたレンズ鏡筒。
【請求項3】
前記本体部と前記カメラ本体との間に着脱可能な状態で装着され、前記撮影時にはその内周側に前記複数のレンズの少なくとも1つが入り込むアダプタを、さらに備えている、
請求項1または2に記載のレンズ鏡筒。
【請求項4】
前記アダプタは、前記カメラ本体のカメラレンズシステムと異なるカメラレンズシステムに取付け可能である、
請求項3に記載のレンズ鏡筒。
【請求項5】
前記アダプタは、前記カメラ本体に対して着脱可能である、
請求項3に記載のレンズ鏡筒。
【請求項6】
前記駆動部は、前記本体部の外周面に回転可能な状態で取り付けられ、回転操作によって前記複数のレンズの相対位置を変化させる略円環状のマニュアル操作リングである、
請求項1または2に記載のレンズ鏡筒。
【請求項7】
前記駆動部は、前記本体部の内部に設けられ、前記複数のレンズの相対位置を電動で変化させるモータである、
請求項1または2に記載のレンズ鏡筒。
【請求項8】
請求項1または2に記載のレンズ鏡筒と、
前記カメラ本体と、
を備えているカメラ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、カメラ本体に装着された状態で使用されるレンズ鏡筒およびこれを備えたカメラに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、カメラに搭載されるレンズ鏡筒は、複数の光学レンズを含む光学系と、光学系を保持した枠体を光軸方向において移動させるための駆動部と、絞りユニット等によって構成されている。
例えば、特許文献1には、環状に形成され光軸方向に長さを有する固定枠と、環状の固定枠に対し光軸方向に相対移動し非撮影状態では固定枠内に収納され撮影状態では固定枠外に繰出される直進枠と、直進枠に載置され光軸方向に長さを有し手動操作により光軸周りに回動する環状の部材からなる第1の環状部材とを具備し、第1の環状部材は、レンズ鏡筒が撮影可能状態にあるときは外観の少なくとも外周の一部が外部に露出され該環状の部材の光軸前方の前端面が固定枠の光軸前方の前端面より前方に位置し、レンズ鏡筒が撮影状態より光軸方向に短縮された撮影不可能状態にあるときは光軸後方の後端面が固定枠内にあり、後端面が撮影可能状態にあるときより光軸後方にあるように構成された交換レンズ鏡筒について開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2014/115760号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来の交換レンズ鏡筒では、以下に示すような問題点を有している。
すなわち、上記公報に開示された交換レンズ鏡筒では、撮影時には、沈胴時と比較してレンズが被写体側へ突出するように移動して撮影が行われる。
このため、例えば、フルサイズまたはマイクロフォーサーズシステム等の仕様が異なるカメラ本体へ装着するために、レンズ鏡筒とカメラ本体との間にアダプタを挿入すると、アダプタの厚み分だけ撮影時における光軸方向におけるサイズが大型化してしまうという課題があった。
【0005】
本開示の課題は、撮影時における光軸方向のサイズが大型化することなく、仕様が異なるカメラ本体に対応するアダプタを装着することが可能なレンズ鏡筒およびこれを備えたカメラを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係るレンズ鏡筒は、カメラ本体に対して装着された状態で使用され、撮影時と非撮影時とにおいて複数のレンズの相対位置が変化するレンズ鏡筒であって、略円筒状の本体部と、複数のレンズと、駆動部と、を備えている。複数のレンズは、光軸方向に沿って配置されている。駆動部は、複数のレンズの相対位置を変化させるとともに、非撮影時には本体部の内部に収納されるように複数のレンズを移動させ、撮影時には複数のレンズの少なくとも1つを本体部におけるカメラ本体へ装着される側から光軸方向において突出した位置へ移動させる。
【発明の効果】
【0007】
本開示に係るレンズ鏡筒によれば、撮影時における光軸方向のサイズが大型化することなく、仕様が異なるカメラ本体に対応するアダプタを装着することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態に係るレンズ鏡筒の沈胴状態における構成を示す断面図。
図1のレンズ鏡筒のWIDE位置における構成を示す断面図。
図2のレンズ鏡筒のマウント部に装着されるFFアダプタの構成を示す断面図。
図2のレンズ鏡筒のマウント部に装着されるMFTSアダプタの構成を示す断面図。
図2のレンズ鏡筒とカメラ本体との間にFFアダプタまたはMFTSアダプタが装着された状態の沈胴時(非撮影時)の構成を示す模式図。
図2のレンズ鏡筒とカメラ本体との間にFFアダプタまたはMFTSアダプタが装着された状態の撮影時の構成を示す模式図。
図2のレンズ鏡筒にFFアダプタが装着された状態を示す断面図。
図5のレンズ鏡筒がTELE位置に移行した状態を示す断面図。
図2のレンズ鏡筒にMFTSアダプタが装着された状態を示す断面図。
図7のレンズ鏡筒がTELE位置に移行した状態を示す断面図。
図2のレンズ鏡筒に含まれるカム筒のカム溝の設計の一例として、各レンズ群のズーム回転角とズーム移動量との関係を示すグラフ。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。ただし、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、出願人は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
【0010】
(実施形態1)
本開示の一実施形態に係るレンズ鏡筒10およびこれを備えたカメラ100について、図1~図9を用いて説明すれば以下の通りである。
(1)レンズ鏡筒10全体の構成
本実施形態に係るレンズ鏡筒10は、カメラ本体50(図4A等参照)に対して着脱可能な状態で、カメラ本体50側のマウント部に装着される。また、レンズ鏡筒10は、図1に示すように、後述するアダプタ30,40が像面側に着脱可能であって、アダプタ30,40が装着された状態で、カメラ本体50のマウント部に装着され、カメラ100(図4A等参照)を構成する。そして、レンズ鏡筒10は、カメラ本体50側に設けられた撮像素子(図示せず)へ、被写体像を導く光学系(レンズL1~L16)を有している。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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