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公開番号2025139188
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-26
出願番号2024037996
出願日2024-03-12
発明の名称容器搬送装置、レーザマーキング装置、及びマーキングシステム
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人
主分類B65G 47/29 20060101AFI20250918BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】低コストかつ省スペースで、容器搬送のピッチ割をより確実に行い汎用性を向上させる。
【解決手段】容器搬送装置10は、搬送経路に沿って容器の一例としてのペットボトルPを搬送する。容器搬送装置10は、搬送経路に沿って直列に配置される第1ベルトコンベヤ11と第2ベルトコンベヤ12との間の位置にて搬送経路上に進出自在に設置され、進出時に搬送経路の上流側から接触するペットボトルPの下流側への移動を規制するストッパ13を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
搬送経路に沿って容器を搬送する容器搬送装置であって、
前記搬送経路に沿って直列に配置される第1の搬送部と第2の搬送部との間の位置にて前記搬送経路上に進出自在に設置され、進出時に前記搬送経路の上流側から接触する前記容器の下流側への移動を規制するストッパを備える、
容器搬送装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記ストッパの動作を制御する制御部を備え、
前記制御部は、前記ストッパの前記搬送経路上への進出動作と、前記搬送経路からの退出動作とを、前記搬送経路上を搬送される複数の前記容器が等間隔となるよう、搬送速度に応じた所定のタイミングにて行うよう制御する、
請求項1に記載の容器搬送装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記ストッパの前記進出動作及び前記退出動作のタイミングを記録する、
請求項2に記載の容器搬送装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記ストッパの前記進出動作及び前記退出動作の停止及び実施を切り替え可能である、
請求項2に記載の容器搬送装置。
【請求項5】
前記ストッパは、前記搬送経路の搬送方向に沿って厚みをもつ板状部材であり、
前記ストッパのうち前記搬送方向の上流側の主面の表面のうち少なくとも前記容器と接触する部分は、前記ストッパの他の部分より低摩擦の素材で形成される、
請求項1に記載の容器搬送装置。
【請求項6】
前記ストッパは、前記搬送経路の搬送方向に沿って厚みをもつ板状部材であり、
前記ストッパの前記搬送経路上への進出動作の先端となる端面のうち前記搬送方向の上流側及び下流側の角部が面取り加工される、
請求項1に記載の容器搬送装置。
【請求項7】
前記第1の搬送部は、前記ストッパより前記搬送経路の上流側に配置され、
前記第2の搬送部は、前記ストッパより前記搬送経路の下流側に配置され、
前記第1の搬送部の搬送速度は、前記第2の搬送部の搬送速度より遅く設定される、
請求項1に記載の容器搬送装置。
【請求項8】
前記第1の搬送部及び前記第2の搬送部は、ローラを回転駆動することによって前記ローラに巻回されるベルトを前記搬送経路の搬送方向に移動させるベルトコンベヤであり、前記ベルトコンベヤの上方側に配置される前記ベルトの表面を搬送面として前記容器を載置して搬送し、
前記第1の搬送部の前記ベルトには、前記第2の搬送部の前記ベルトよりも低摩擦の部材が使用される、
請求項7に記載の容器搬送装置。
【請求項9】
前記第1の搬送部の搬送面上に設けられ、前記搬送経路の搬送方向に沿って延在し、かつ、前記搬送方向と交差する前記搬送面の幅方向に前記容器が進入可能な幅寸法で対向配置される一対の搬送位置ガイドを備える、
請求項7に記載の容器搬送装置。
【請求項10】
前記一対の搬送位置ガイドは、前記幅寸法が調整可能である、
請求項9に記載の容器搬送装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、容器搬送装置、レーザマーキング装置、及びマーキングシステムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
ペットボトルなどの容器の製造ラインの搬送において、後処理工程の為に容器間に一定ピッチを成り立たせること(ピッチ割り)が必要な場合に、スクリューローラを使用したり、一定間隔で溝を構成した円盤(スターホイール)を回転させるといった、物理的にピッチ間隔を転写させる手法がある。
【0003】
このような手法においては、搬送中に容器が密集している箇所で容器同士が衝突し、かつ振動が発生し易くなる為に、容器の挙動が不安定になることがある。容器の挙動が不安定なままピッチ割りが行われると、スクリューローラやスターホイール部へ容器が乗り移る際に、スクリューローラやスターホイールとガイドとの間に容器が挟み込まれ、容器が破損し、更には搬送部が破損し、生産ラインが停止する問題が生じるおそれがある。
【0004】
特許文献1には、容器の製造ラインでの搬送において、スクリューローラを使用した搬送経路のステーションコンベアに曲率をもたせ、且つ、二つの搬送部に速度差を設けることで乗り移りをスムーズにさせることで、挟み込み等の不具合を防止する技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載のスクリューローラ方式や、従来のスターホイール方式のどちらにおいても、装置のための大きなスペースが必要となる。装置の大きさの影響によって、両方式とも装置の設置スペースに制約が生じる。更に従来の方式では、装置の構成パーツが大きく、部品点数も多いため、且つ高精度な部品の為、装置が高額となる。
【0006】
さらに、従来の方式では、固定された容器サイズを使用する構成となっているので、容器サイズを変更する場合には、スクリューローラやスターホイール部材の形状を変更する必要があり、容器サイズの変更を容易に行うことができない。
【0007】
本発明は、低コストかつ省スペースで、容器搬送のピッチ割をより確実に行い汎用性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述した課題を解決するために、本発明の一観点に係る容器搬送装置は、搬送経路に沿って容器を搬送する容器搬送装置であって、前記搬送経路に沿って直列に配置される第1の搬送部と第2の搬送部との間の位置にて前記搬送経路上に進出自在に設置され、進出時に前記搬送経路の上流側から接触する前記容器の下流側への移動を規制するストッパを備える。
【発明の効果】
【0009】
低コストかつ省スペースで、容器搬送のピッチ割をより確実に行い汎用性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施形態に係る容器搬送装置の概略構成を示す斜視図
第1実施形態に係る容器搬送装置によるピッチ割動作の第1段階を示す図
第1実施形態に係る容器搬送装置によるピッチ割動作の第2段階を示す図
第1実施形態に係る容器搬送装置によるピッチ割動作の第3段階を示す図
第1実施形態に係る容器搬送装置によるピッチ割動作の第4段階を示す図
第1実施形態に係る容器搬送装置によるピッチ割動作の第5段階を示す図
第1実施形態に係る容器搬送装置によるピッチ割動作の第6段階を示す図
第1実施形態に係る容器搬送装置によるピッチ割動作の第7段階を示す図
第1実施形態に係る等ピッチ搬送シーケンスのフローチャート
制御部のハードウェア構成の一例を示す図
ストッパの第1変形例を示す斜視図
ストッパの第2変形例を示す側面図
容器搬送装置の変形例を示す図
第2実施形態に係るレーザマーキング装置の概略構成を示す斜視図
第2実施形態に係る遮蔽扉群の開閉パターンの第1の状態を示す図
第2実施形態に係る遮蔽扉群の開閉パターンの第2の状態を示す図
マーキングシステムの概略構成を示すブロック図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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