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公開番号
2025139024
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-26
出願番号
2024037726
出願日
2024-03-12
発明の名称
荷物管理装置、荷物管理システム、荷物管理方法及びプログラム
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
主分類
G06T
7/00 20170101AFI20250918BHJP(計算;計数)
要約
【課題】車両に積載される荷物の外観に基づく荷姿が、荷物の荷姿を示す情報と一致しているか否かを、効率的に判定する。
【解決手段】荷物情報取得手段は、車両に積み下ろしされる荷物のうちで特定の荷物の荷姿を示す荷姿情報を取得する。映像データ取得手段は、特定の荷物を撮像することで生成された映像データを取得する。荷姿分析手段は、映像データから、特定の荷物の外観に基づく荷姿を識別する荷姿分析手段と、判定手段は、荷姿分析手段で識別された特定の荷物の荷姿が、荷姿情報が示す特定の荷物の荷姿と一致するか否かを判定し、判定結果を出力する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に積み下ろしされる荷物のうちで特定の荷物の荷姿を示す荷姿情報を取得する荷物情報取得手段と、
前記特定の荷物を撮像することで生成された映像データを取得する映像データ取得手段と、
前記映像データから、前記特定の荷物の外観に基づく荷姿を識別する荷姿分析手段と、
前記荷姿分析手段で識別された前記特定の荷物の荷姿が、前記荷姿情報が示す前記特定の荷物の荷姿と一致するか否かを判定し、判定結果を出力する判定手段と、を備える、
荷物管理装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記荷姿分析手段は、荷物を撮像した学習用の映像データと、前記学習用の映像データに紐付けられた前記学習用の映像データに含まれる前記荷物の荷姿を示すラベル情報と、からなる学習用データを予め機械学習することで構築されたモデルに、推定対象の映像データを入力することで、前記モデルから推定対象の前記映像データに含まれる荷物の荷姿の識別結果を出力し、
前記判定手段は、前記識別結果と前記荷姿情報とに基づいて、前記判定結果を出力する、
請求項1に記載の荷物管理装置。
【請求項3】
前記判定結果の適否を示す情報に基づいて、
前記荷姿分析手段は、モデルの再学習を行い、又は、
前記判定手段は、前記荷姿分析手段で識別された前記特定の荷物の荷姿が、前記荷姿情報が示す前記特定の荷物の荷姿と一致するか否かの判定の基準を変更する、
請求項1又は2に記載の荷物管理装置。
【請求項4】
前記特定の荷物の前記荷姿情報は、前記特定の荷物の荷姿を示す情報から抽出される、
請求項1乃至3のいずれか一項に記載の荷物管理装置。
【請求項5】
前記荷物情報取得手段は、前記荷姿情報とは異なる前記特定の荷物の付加情報をさらに取得し、取得した前記付加情報を出力する、
請求項1又は2に記載の荷物管理装置。
【請求項6】
前記付加情報は、前記特定の荷物の重量、容積又は積載条件のうちの一部又は全部である、
請求項5に記載の荷物管理装置。
【請求項7】
前記判定手段は、特定の車両への前記特定の荷物と前記特定の荷物以外の荷物を積み込むためのマッチングを行うマッチング装置に前記判定結果を出力し、
前記マッチング装置は、前記判定結果に基づいて前記マッチングの結果の妥当性を検証する、
請求項1又は2に記載の荷物管理装置。
【請求項8】
車両に積み下ろしされる荷物を撮像する撮像手段と、
前記車両に積み下ろしされる荷物のうちで特定の荷物の荷姿を示す荷姿情報を取得する荷物情報取得手段と、
前記特定の荷物を前記撮像手段が撮像することで生成された映像データを取得する映像データ取得手段と、
前記映像データから、前記特定の荷物の外観に基づく荷姿を識別する荷姿分析手段と、
前記荷姿分析手段で識別された前記特定の荷物の荷姿が、前記荷姿情報が示す前記特定の荷物の荷姿と一致するか否かを判定し、判定結果を出力する判定手段と、を備える、
荷物管理システム。
【請求項9】
車両に積み下ろしされる荷物のうちで特定の荷物の荷姿を示す荷姿情報を取得し、
前記特定の荷物を撮像することで生成された映像データを取得し、
前記特定の荷物を撮像した映像データから、前記特定の荷物の外観に基づく荷姿を識別し、
識別された前記特定の荷物の荷姿が、前記荷姿情報が示す前記特定の荷物の荷姿と一致するか否かを判定し、判定結果を出力する、
荷物管理方法。
【請求項10】
車両に積み下ろしされる荷物のうちで特定の荷物の荷姿を示す荷姿情報を取得する処理と、
前記特定の荷物を撮像することで生成された映像データを取得する処理と、
前記特定の荷物を撮像した映像データから、前記特定の荷物の外観に基づく荷姿を識別する処理と、
識別された前記特定の荷物の荷姿が、前記荷姿情報が示す前記特定の荷物の荷姿と一致するか否かを判定し、判定結果を出力する処理と、をコンピュータに実行させる、
プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、荷物管理装置、荷物管理システム、荷物管理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、物流業界において、貨物を運送する車両の運転者の確保が困難な状況が見られる。そこで、運転者の負担を軽減するため、貨物の運送に付随する作業の軽減や効率化を図る施策が検討されている。運転者が効率的に業務を行うには、車両への荷物の積み下ろしを円滑に行うことで、荷物の積み下ろしに要する時間を抑制することが望ましい。そこで、積み下ろしの対象の荷物の荷姿を把握することが求められる。
【0003】
例えば、特許文献1には、荷物の3Dモデルを用いて荷物の積載のシミュレーションを行う手法が提案されている。この手法では、荷物ごとに関連付けられた識別コード、種別情報、寸法情報及び属性情報からなる手配情報に基づいて、荷物ごとに3Dモデルを生成する。そして、複数の荷物の3Dモデルをそれぞれ積み付けるシミュレーションを実行することで、荷物の積載態様を評価する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-76965号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、例えば配送システムなどに入力されたデータ上の荷物の荷姿と、実際の荷物の荷姿とは、乖離している場合が有る。例えば、データ上では10個の段ボール箱がワゴンに積載されて1個口の荷物となっている場合でも、実際には、10個の段ボール箱がワゴンに積載されることなく、そのまま10個口となっている場合が生じ得る。この場合、データ上の荷姿と実際の荷姿とが相違するため、データによって車両への荷物の積載の可否を予想しても、複数の荷物を予想通りに車両に積載できない事態が生じてしまう。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施の形態にかかる荷物管理装置は、車両に積み下ろしされる荷物のうちで特定の荷物の荷姿を示す荷姿情報を取得する荷物情報取得手段と、前記特定の荷物を撮像することで生成された映像データを取得する映像データ取得手段と、前記映像データから、前記特定の荷物の外観に基づく荷姿を識別する荷姿分析手段と、前記荷姿分析手段で識別された前記特定の荷物の荷姿が、前記荷姿情報が示す前記特定の荷物の荷姿と一致するか否かを判定し、判定結果を出力する判定手段と、を備えるものである。
【0007】
一実施の形態にかかる荷物管理システムは、車両に積み下ろしされる荷物を撮像する撮像手段と、前記車両に積み下ろしされる荷物のうちで特定の荷物の荷姿を示す荷姿情報を取得する荷物情報取得手段と、前記特定の荷物を前記撮像手段が撮像することで生成された映像データを取得する映像データ取得手段と、前記映像データから、前記特定の荷物の外観に基づく荷姿を識別する荷姿分析手段と、前記荷姿分析手段で識別された前記特定の荷物の荷姿が、前記荷姿情報が示す前記特定の荷物の荷姿と一致するか否かを判定し、判定結果を出力する判定手段と、を備えるものである。
【0008】
一実施の形態にかかる荷物管理方法は、車両に積み下ろしされる荷物のうちで特定の荷物の荷姿を示す荷姿情報を取得し、前記特定の荷物を撮像することで生成された映像データを取得し、前記特定の荷物を撮像した映像データから、前記特定の荷物の外観に基づく荷姿を識別し、識別された前記特定の荷物の荷姿が、前記荷姿情報が示す前記特定の荷物の荷姿と一致するか否かを判定し、判定結果を出力するものである。
【0009】
一実施の形態にかかるプログラムは、車両に積み下ろしされる荷物のうちで特定の荷物の荷姿を示す荷姿情報を取得する処理と、前記特定の荷物を撮像することで生成された映像データを取得する処理と、前記特定の荷物を撮像した映像データから、前記特定の荷物の外観に基づく荷姿を識別する処理と、識別された前記特定の荷物の荷姿が、前記荷姿情報が示す前記特定の荷物の荷姿と一致するか否かを判定し、判定結果を出力する処理と、をコンピュータに実行させるものである。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、車両に積載される荷物の外観に基づく荷姿が、荷物の荷姿を示す情報と一致しているか否かを、効率的に判定することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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