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公開番号2025138363
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-25
出願番号2024037406
出願日2024-03-11
発明の名称コミュニケーション支援システム、コミュニケーション支援方法及びプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人,個人
主分類G06Q 10/10 20230101AFI20250917BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザが休憩中であるか否かを適切に判別する。
【解決手段】コミュニケーション支援システムは、カップが載置されているかを検出可能なカップ検出装置と、ユーザが椅子から離れたかどうかを検出可能な離席検出装置と、端末装置と、を備え、前記端末装置は、前記カップ検出装置にてカップが離れたことが検出され、かつ、前記離席検出装置にてユーザが離席したことが検出された場合、当該ユーザが休憩中にあると判断する判断部と、前記ユーザが休憩中にあると判断された場合に、当該ユーザが休憩中であることを示す休憩情報を送信する通信部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
カップが載置されているかを検出可能なカップ検出装置と、
ユーザが椅子から離れたかどうかを検出可能な離席検出装置と、
端末装置と、
を備え、
前記端末装置は、
前記カップ検出装置にてカップが離れたことが検出され、かつ、前記離席検出装置にてユーザが離席したことが検出された場合、当該ユーザが休憩中にあると判断する判断部と、
前記ユーザが休憩中にあると判断された場合に、当該ユーザが休憩中であることを示す休憩情報を送信する通信部と、
を備えるコミュニケーション支援システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記端末装置は、加速度センサを備え、
前記判断部は、前記加速度センサによって取得された情報に基づいて前記ユーザが歩行中か否かを判定し、さらに前記ユーザが歩行中である場合に当該ユーザが休憩中にあると判断する、
請求項1に記載のコミュニケーション支援システム。
【請求項3】
前記判断部は、前記離席検出装置にてユーザの離席を検出したことをきっかけに、前記加速度センサによって取得された情報に基づいて前記ユーザが歩行中か否かを判定する、
請求項2に記載のコミュニケーション支援システム。
【請求項4】
前記端末装置は、
前記ユーザから、休憩状態の通知を受け取りたい他のユーザの指定を受け付けるとともに、当該指定された他のユーザを示す情報を外部に送信する、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のコミュニケーション支援システム。
【請求項5】
前記端末装置は、
他のユーザがから前記休憩情報を受信した場合に、当該他のユーザが休憩中であることを示す表示画面を表示する、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のコミュニケーション支援システム。
【請求項6】
カップが載置されているかを検出可能なカップ検出装置と、ユーザが椅子から離れたかどうかを検出可能な離席検出装置と、を用いたコミュニケーション支援方法であって、
前記カップ検出装置にてカップが離れたことが検出され、かつ、前記離席検出装置にてユーザが離席したことが検出された場合、当該ユーザが休憩中にあると判断するステップと、
前記ユーザが休憩中にあると判断された場合に、当該ユーザが休憩中であることを示す休憩情報を送信するステップと、
を有するコミュニケーション支援方法。
【請求項7】
カップが載置されているかを検出可能なカップ検出装置と、ユーザが椅子から離れたかどうかを検出可能な離席検出装置と、端末装置と、を備えるコミュニケーション支援システムにおける、前記端末装置のプログラムであって、
前記端末装置に、
前記カップ検出装置にてカップが離れたことが検出され、かつ、前記離席検出装置にてユーザが離席したことが検出された場合、当該ユーザが休憩中にあると判断するステップと、
前記ユーザが休憩中にあると判断された場合に、当該ユーザが休憩中であることを示す休憩情報を送信するステップと、
を実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、コミュニケーション支援システム、コミュニケーション支援方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
テレワーク等において業務を進行する際には、各ユーザが自宅等の場所を問わず遠隔地にて作業を行っている。それによりコミュニケーションの場は、オフィスから音声通話ツールへと移行し、会議や業務に関わるコミュニケーションが行われている。その一方で、音声通話ツールで発生した雑談の著しい減少に伴い、オフィスで行われていた業務に関わらない十分な雑談的コミュニケーションが、業務を円滑化していた要因の一つであるとして指摘されている。その減少の要因として、音声通話ツールにはオフィスにあった偶発的に発生するインフォーマルコミュニケーション(以下、単に“雑談”とも表記する。)の機会をユーザ側が把握できないことを指摘する。
【0003】
このような問題にはコミュニケーションツールの形式に囚われず、より雑談の機会をユーザが把握できる設計が重要である。そのためには、まずコミュニケーションを始める前段階でのアプローチが重要である。それを施策ではなくシステムとして構築する手法が提案されてきた。
【0004】
特許文献1では、テレワークを含む遠隔地間で行われるコミュニケーションにおいて、対面環境と同様に会話やタスクを開始する際に必要なきっかけの情報を発信者と受信者双方に負担をかけることなくシステム上で伝達できるものが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平8-140158号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1記載の発明によると、きっかけを取得する手段は主にユーザが設定した自らの動作情報に限られる。しかしながら、それらの情報だけでは十分に会話のきっかけを取得することは困難である。その一つとして遠隔地間で作業する上での飲み物の存在である。特許文献1でいうアウェアネスの定義に当てはめると、対面で自販機や売店などに買いにいくとき、あるいは、デスクを離れ飲み物を飲みながら考え事といった休憩中の話しかけやすい機会が存在する。それは遠隔地間で作業をする場合の飲み物の補充を行う動作や、飲み物を片手にデスクを離れ考え事等の行為が該当する。だが、ユーザの動きのみでは離席した情報しか取得することができない。離席状態とは一概に話しかけやすい状態とは言い難く、例えば、トイレや家事、宅配等の外部からの呼び出しといったケースも離席状態には含まれる。
【0007】
本開示の目的は、上述の課題を解決するコミュニケーション支援システム、コミュニケーション支援方法及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一態様に係るコミュニケーション支援システムは、カップが載置されているかを判定するカップ検出装置と、ユーザが椅子から離れたかどうかを判定する離席検出装置と、端末装置と、を備える。前記端末装置は、前記カップ検出装置にてカップが離れたと判定され、かつ、前記離席検出装置にてユーザが離席したと判定した場合、当該ユーザが休憩中にあると判断する判断部と、前記ユーザが休憩中にあると判断された場合に、当該ユーザが休憩中であることを示す休憩情報を送信する通信部と、を備える。
【0009】
本開示の一態様に係るコミュニケーション支援方法は、カップが載置されているかを判定するカップ検出装置と、ユーザが椅子から離れたかどうかを判定する離席検出装置と、を用いたコミュニケーション支援方法である。当該コミュニケーション支援方法は、前記カップ検出装置にてカップが離れたと判定され、かつ、前記離席検出装置にてユーザが離席したと判定した場合、当該ユーザが休憩中にあると判断するステップと、前記ユーザが休憩中にあると判断された場合に、当該ユーザが休憩中であることを示す休憩情報を送信するステップと、を有する。
【0010】
本開示の一態様に係るプログラムは、カップが載置されているかを判定するカップ検出装置と、ユーザが椅子から離れたかどうかを判定する離席検出装置と、端末装置と、を備えるコミュニケーション支援システムにおける、前記端末装置のプログラムである。当該プログラムは、前記端末装置に、前記カップ検出装置にてカップが離れたと判定され、かつ、前記離席検出装置にてユーザが離席したと判定した場合、当該ユーザが休憩中にあると判断するステップと、前記ユーザが休憩中にあると判断された場合に、当該ユーザが休憩中であることを示す休憩情報を送信するステップと、を実行させる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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