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公開番号2025138002
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-25
出願番号2024036607
出願日2024-03-11
発明の名称画像形成装置及びプログラム
出願人コニカミノルタ株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類G03G 21/00 20060101AFI20250917BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】提供元装置から取り外されたユニットの状態情報を提供先装置に好適に引き継ぐことができるようにする。
【解決手段】画像形成装置1は、ユニットと、当該ユニットが装着される画像形成装置本体と、を備える画像形成装置であって、外部の記録媒体に記録されたユニットの種類情報である第1種類情報及びユニットの状態を示す状態情報を取得する第1取得部(制御部11b)と、画像形成装置本体において交換されるユニットの種類情報である第2種類情報を取得する第2取得部(制御部11b)と、第1取得部により取得された第1種類情報と、第2取得部により取得された第2種類情報とが一致する場合に、ユニットの状態情報を記憶する記憶制御部(制御部11b)と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ユニットと、当該ユニットが装着される画像形成装置本体と、を備える画像形成装置であって、
外部の記録媒体に記録されたユニットの種類情報である第1種類情報及び前記ユニットの状態を示す状態情報を取得する第1取得部と、
前記画像形成装置本体において交換されるユニットの種類情報である第2種類情報を取得する第2取得部と、
前記第1取得部により取得された前記第1種類情報と、前記第2取得部により取得された前記第2種類情報とが一致する場合に、前記状態情報を記憶する記憶制御部と、
を備える画像形成装置。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記第2取得部は、前記ユニットが交換されたことを検知する検知部の検知結果に基づいて、前記第2種類情報を取得する請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記画像形成装置本体において交換されるユニットの選択を受け付ける受付部を備え、
前記第2取得部は、前記受付部により選択を受け付けた前記ユニットに基づいて、前記第2種類情報を取得する請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記第1種類情報と、前記第2種類情報とが一致しない場合に、表示部にその旨を表示する表示制御部を備える請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記ユニットの種類情報を前記外部の記録媒体に出力する出力部を備え、
前記出力部は、ユーザーが認識できる形式で前記種類情報を出力する請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記画像形成装置本体に装着されていたユニットの製造日、走行距離、走行時間、印字枚数、読取枚数、及び通電時間の少なくともいずれかに基づいて、前記ユニットの残寿命を推定する推定部を備え、
前記状態情報は、前記ユニットの製造日、走行距離、走行時間、印字枚数、読取枚数、通電時間、前記残寿命、及び前記ユニットを制御する制御パラメーターの少なくともいずれかを含む請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
ユニットと、当該ユニットが装着される画像形成装置本体と、を備える画像形成装置のコンピューターを、
外部の記録媒体に記録されたユニットの種類情報である第1種類情報及び前記ユニットの状態を示す状態情報を取得する第1取得部、
前記画像形成装置本体において交換されるユニットの種類情報である第2種類情報を取得する第2取得部、
前記第1取得部により取得された前記第1種類情報と、前記第2取得部により取得された前記第2種類情報とが一致する場合に、前記状態情報を記憶する記憶制御部、
として機能させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、画像形成装置は、画像形成装置本体に複数のユニットが取り付けられて構成されている。各ユニットは消耗品であり、適切なタイミングで交換される。
近年、循環型社会の実現に向けて、無駄な廃棄を無くすことが望まれている。そこで、廃棄される画像形成装置本体から、残寿命がある再利用可能なユニットを取り外し、再生装置としての別の画像形成装置の画像形成装置本体に当該ユニットを取り付ける再生作業が行われる。
画像形成装置の再生作業において、再生装置に中古ユニットを取り付ける際に中古ユニットの状態を示す状態情報を引き継ぐ必要がある。
【0003】
これに関して、特許文献1には、光学センサーユニットの筐体に不揮発メモリーを設けた画像形成装置が記載されている。当該不揮発性メモリーは、当該光学センサーユニットの状態情報を含む光学センサーユニットに関する情報を記憶している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-333834号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、従来の技術では、ユニットに記憶装置(不揮発メモリー)を備える必要があり、画像形成装置のコストが上昇してしまうという問題があった。
一方で、ユニットの状態情報を引き継ぐ方法として、提供元の画像形成装置から取り外すユニットの状態情報を用紙に記録し、再生装置(提供先の画像形成装置)において当該用紙に記録されたユニットの状態情報を入力する方法がある。この場合、提供元の画像形成装置から取り外したユニットに当該ユニットの状態情報を記録した用紙を貼り付ける等により、取り外したユニットと対応する用紙とを紐づけて管理する必要がある。しかしながら、当該用紙を誤って、取り外したユニットとは異なる他のユニットに貼り付けてしまう場合がある。また、ユニットを保管する上で当該紐づけが外れ、紐づけが外れたユニットに他のユニットの状態情報を記録した用紙が貼り付けられてしまう場合がある。この場合、再生装置においてユニットの状態情報を引き継ぐ際に、再生装置に取り付けたユニットとは異なるユニットの状態情報が入力されるという問題が発生する。
【0006】
本発明の課題は、提供元装置から取り外されたユニットの状態情報を提供先装置に好適に引き継ぐことができる画像形成装置及びプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の画像形成装置は、
ユニットと、当該ユニットが装着される画像形成装置本体と、を備える画像形成装置であって、
外部の記録媒体に記録されたユニットの種類情報である第1種類情報及び前記ユニットの状態を示す状態情報を取得する第1取得部と、
前記画像形成装置本体において交換されるユニットの種類情報である第2種類情報を取得する第2取得部と、
前記第1取得部により取得された前記第1種類情報と、前記第2取得部により取得された前記第2種類情報とが一致する場合に、前記状態情報を記憶する記憶制御部と、
を備える。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、
前記第2取得部は、前記ユニットが交換されたことを検知する検知部の検知結果に基づいて、前記第2種類情報を取得する。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、
前記画像形成装置本体において交換されるユニットの選択を受け付ける受付部を備え、
前記第2取得部は、前記受付部により選択を受け付けた前記ユニットに基づいて、前記第2種類情報を取得する。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、
前記第1種類情報と、前記第2種類情報とが一致しない場合に、表示部にその旨を表示する表示制御部を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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