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公開番号2025137494
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2025036832
出願日2025-03-07
発明の名称逆火防止ガスバーナ
出願人オルクリ エセ コープ
代理人個人,個人,個人
主分類F23N 5/24 20060101AFI20250911BHJP(燃焼装置;燃焼方法)
要約【課題】本発明は、燃焼室のアパーチャに結合されるように適合された逆火防止ガスバーナに関する。
【解決手段】ガスバーナは、温度を検知するためのプローブの特定の構成およびその場所によって特徴付けられている。プローブは、特に火炎が消滅したときの温度の変化に対しての高速応答を有し、ガスを入口ポートに供給するための弁を閉鎖する高速応答を可能にし、それによって、いかなる爆発も防止する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
水素を含む燃料ガスの燃焼に適した燃焼室(5)のアパーチャ(5.1)に結合されるように適合された逆火防止ガスバーナ(B)であって、前記バーナ(B)が、
空気入口ポート(1)と、
燃料ガス入口ポート(2)と、
燃料ガス導管(3.1)によって前記燃料ガス入口ポート(2)と流体連通する燃料ガスマニホールド(3)であって、前記燃料ガスマニホールド(3)が、前記バーナ(B)が前記燃焼室(5)に作動可能に結合されているときに前記燃焼室(5)内に燃料ガスを噴射するために配置された少なくとも1つの燃料ガスノズル(3.2)を備える、燃料ガスマニホールド(3)と、
空気導管(6.1)によって前記空気入口ポート(1)と流体連通する空気マニホールド(6)であって、前記空気マニホールド(6)が、前記ガスノズル(3.2)の近傍で空気を供給するように構成された少なくとも1つの空気出口(6.2)を備えて、前記燃焼室(5)内かつ前記逆火防止ガスバーナ(B)の外部において前記空気と前記燃料ガスとの結合を作動的に生じさせる、空気マニホールド(6)と、
を備え、
前記バーナ(B)が、温度を検知するように適合されたプローブ(7)を備え、前記プローブ(7)が、接続部分(7.1)および温度測定領域(7.2)を備え、
前記プローブ(7)の前記接続部分(7.1)が、前記空気マニホールド(6)内に収容されており、前記温度測定領域(7.2)が、前記ガスバーナ(B)が作動モードにあるときに火炎が位置する領域内または前記領域の近傍に位置する、
逆火防止ガスバーナ(B)。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記プローブ(7)が、熱電対であり、前記プローブ(7)の前記温度測定領域(7.2)が、前記熱電対の前記バイメタルジョイントであり、前記プローブ(7)の前記接続部分(7.1)が、前記熱電対の前記バイメタルジョイントを接続する金属製接続部の少なくとも一部である、請求項1に記載のバーナ。
【請求項3】
前記プローブ(7)が、2つの異種金属部品を備える熱電対であり、前記プローブ(7)の前記測定領域(7.2)が、一方の異種金属を含み、他方の異種金属が、前記プローブ(7)の前記接続部分(7.1)内に位置する基準冷接点にあり、前記プローブ(7)が、少なくとも前記2つの異種金属の温度間の温度差に応答して、信号振幅を提供するように適合されている、請求項1に記載のバーナ。
【請求項4】
前記プローブ(7)が、細長い形状を有し、前記温度測定領域(7.2)が、前記プローブ(7)の一端に位置する、請求項1から3のいずれか一項に記載のバーナ。
【請求項5】
前記燃料ガスマニホールド(3)が、前記空気マニホールド(6)内に収容されている、請求項1から4のいずれか一項に記載のバーナ。
【請求項6】
前記少なくとも1つの燃料ガスノズル(3.2)が、前記少なくとも1つの空気出口(6.2)を通って前記燃料ガスを噴射し、隙間が、前記燃料ガスノズル(3.2)と前記空気出口(6.2)との間に存在して、前記空気の通過を可能にする、請求項4に記載のバーナ。
【請求項7】
前記燃料ガスマニホールド(3)が、平坦なコレクタまたは凸面に沿って延在するコレクタのいずれかを構成する接合された少なくとも2つのプレートを備える、請求項1から6のいずれか一項に記載のバーナ。
【請求項8】
前記空気マニホールドが、前記空気出口(6.2)を有する壁を備え、前記壁が、平坦な壁または凸面に沿って延在する壁のいずれかである、請求項1から7のいずれか一項に記載のバーナ。
【請求項9】
前記プローブ(7)が、前記空気マニホールド(6)の前記壁、および前記燃焼室内に空気を入れるために前記空気マニホールド(6)の空気出口(6.2)を通って流入する流れの影響下の前記測定領域(7.2)に対して垂直に位置決めされている、請求項2、3、4のいずれか一項に記載かつ請求項8に記載のバーナ。
【請求項10】
前記プローブ(7)が、前記燃焼室内に空気を入れるために前記空気マニホールド(6)の空気出口(6.2)を通って流入する流れの影響から離れた場所に前記測定領域(7.2)を位置付ける前記空気マニホールド(6)の前記壁に対して斜めに位置決めされている、請求項2、3、4のいずれか一項かつ請求項8に記載のバーナ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、燃焼室のアパーチャに結合されるように適合された逆火防止ガスバーナに関する。ガスバーナは、温度を検知するためのプローブの特定の構成およびその場所によって特徴付けられている。プローブは、特に火炎が消滅したときの温度の変化に対しての高速応答を有し、ガスを入口ポートに供給するための弁を閉鎖する高速応答を可能にし、それによって、いかなる爆発も防止する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
より集中的に開発が進められている技術分野のうちの1つは、炭化水素の燃焼に関するあらゆる領域であり、これは主に、温室効果ガス、NOxなどのある種の毒性を有するガスの排出への影響、そしてとりわけ炭化水素の燃焼には非常に厳しい安全要件が求められるためである。
【0003】
天然ガスなどの様々なガスの混合物によって形成された炭化水素の燃焼は、水素、メタン、またはプロパンなどのガスの燃焼とは異なる条件を有する。ガスの各々は、非常に異なる反応速度および燃焼温度を有する異なる化学反応速度論を有する。
【0004】
反応速度が異なるということは、バーナ内の火炎位置がノズルにより近いか、またはさらに離れている傾向があることを意味するため、したがって、バーナ設計は、安定した安全な火炎の固定に適していなければならない。
【0005】
燃料ガスと燃焼ガス、通常は空気との予混合に基づくバーナは周知である。予混合バーナは、燃焼室内の混合ステージおよび噴射ステージが異なるため製造が容易であり、各構成要素が1つの機能を実行するだけでよいため、バーナを製造することが容易になる。
【0006】
しかしながら、予混合バーナは、安全性に関するいくつかの問題を有する。最も明白なことは、燃料が支燃性物質と混合されると、点火エネルギーに達したときにいつでも反応が開始される可能性があり、この状態は、燃焼室内への混合物の導入に達する前に起こり得るということである。これが起こると、爆発が起こり、このような事故が起こる危険がある。
【0007】
予混合バーナに存在する別の問題は、混合物が形成された場所からバーナまでの混合物の導管を形成する部品は、漏れに対して非常に注意深く密閉される必要があるジョイントを有することであり、それは、ガスと支燃性物質との混合物が装置の外部に拡散すると、装置の近傍で危険が発生するためである。
【0008】
いずれにしても、燃料が燃焼されずに燃料および支燃性物質が蓄積することは、爆発の危険の原因となる。この状態は主に、バーナが作動しているときに何らかの理由で火炎が消滅したときに発生する。燃料または燃料と支燃性物質との混合物は、燃料を消費する燃焼なしに燃焼室に入り続けるため、燃料および支燃性物質の貯蔵量が非常に多くなり得、これにより爆発して重大な損害を引き起こす可能性がある。
【0009】
加えて、バーナが作動した後に火炎が消滅した場合、燃焼燃料混合物が点火エネルギーレベルに達し得るため、点火源となり得る高温のバーナのエリアが存在する。
【0010】
燃料の蓄積を回避するために、できるだけ迅速に燃料供給を遮断する弁を作動させる必要がある。規制によれば、この遮断は1秒未満で行われるべきである。
(【0011】以降は省略されています)

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