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公開番号
2025136688
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024035445
出願日
2024-03-08
発明の名称
情報処理システム、情報処理方法、および、プログラム
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
8/60 20180101AFI20250911BHJP(計算;計数)
要約
【課題】作業者の能力に依存せずにシステム基盤を構築できるシステム基盤構築システムを提供する。
【解決手段】基盤構成出力部は、システム基盤の機能要件を入力とし基盤構成を出力とするモデルである基盤構成出力モデルに対して、所望の機能要件を適用して、第一基盤構成を出力する。環境構築部は、出力された第一基盤構成に基づいてシステム基盤の構築を行う。利用情報出力部は、構築されたシステム基盤が利用された結果得られる情報である利用情報を出力する。基盤構成出力部は、利用情報に応じて第一基盤構成を変更した第二基盤構成を出力し、環境構築部は、第一基盤構成を第二基盤構成に置き換えたシステム基盤の構築を行う。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
システム基盤の機能要件を入力とし基盤構成を出力とするモデルである基盤構成出力モデルに対して、所望の機能要件を適用して、第一基盤構成を出力する基盤構成出力部と、
出力された第一基盤構成に基づいてシステム基盤の構築を行う環境構築部と、
構築されたシステム基盤が利用された結果得られる情報である利用情報を出力する利用情報出力部とを備え、
基盤構成出力部は、前記利用情報に応じて前記第一基盤構成を変更した第二基盤構成を出力し、
前記環境構築部は、前記第一基盤構成を前記第二基盤構成に置き換えたシステム基盤の構築を行う
ことを特徴とする情報処理システム。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
構築されたシステム基盤を利用した利用者からのフィードバック情報の入力を受け付けるフィードバック受付部を備え、
基盤構成出力部は、前記フィードバック情報に応じて第二基盤構成を出力する
請求項1記載の情報処理システム。
【請求項3】
基盤構成出力部は、性能向上を所望する反応を示すフィードバック情報に応じて、当該性能向上に寄与する構成を第一基盤構成から変更した第二基盤構成を出力する
請求項2記載の情報処理システム。
【請求項4】
基盤構成出力部は、処理性能の低下を示す利用情報に応じて、第一基盤構成から当該処理性能の低下の抑制に寄与する構成に変更した第二基盤構成を出力する
請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の情報処理システム。
【請求項5】
基盤構成出力部は、データベース内のデータ量の使用率と直近の増加量とを示す利用情報に応じて、第一基盤構成から、ストレージサイズを変更した第二基盤構成を出力する
請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の情報処理システム。
【請求項6】
環境構築部は、第一基盤構成と第二基盤構成の差分がある場合、当該第一基盤構成を第二基盤構成に置き換えたシステム基盤の構築を行う
請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の情報処理システム。
【請求項7】
過去に構築されたシステム基盤の構成事例を学習データとして用いて、基盤構成を出力する基盤構成出力モデルを学習する学習部を備え、
環境構築部は、生成された基盤構成出力モデルを用いて第一基盤構成を出力する
請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の情報処理システム。
【請求項8】
構築された環境に応じたテストを実行するテスト実行部を備え、
前記テスト実行部は、第二基盤構成のテストにおいて問題が発見された場合、環境構築部に対して、第一基盤構成に戻すように指示を行う
請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の情報処理システム。
【請求項9】
システム基盤の機能要件を入力とし基盤構成を出力とするモデルである基盤構成出力モデルに対して、所望の機能要件を適用して、第一基盤構成を出力し、
出力された第一基盤構成に基づいてシステム基盤の構築を行い、
構築されたシステム基盤が利用された結果得られる情報である利用情報を出力し、
前記利用情報に応じて前記第一基盤構成を変更した第二基盤構成を出力し、
前記第一基盤構成を前記第二基盤構成に置き換えたシステム基盤の構築を行う
ことを特徴とする情報処理方法。
【請求項10】
コンピュータに、
システム基盤の機能要件を入力とし基盤構成を出力とするモデルである基盤構成出力モデルに対して、所望の機能要件を適用して、第一基盤構成を出力する基盤構成出力処理、
出力された第一基盤構成に基づいてシステム基盤の構築を行う環境構構築処理、および、
構築されたシステム基盤が利用された結果得られる情報である利用情報を出力する利用情報出力処理を実行させ、
前記基盤構成出力処理で、前記利用情報に応じて前記第一基盤構成を変更した第二基盤構成を出力させ、
前記環境構構築処理で、前記第一基盤構成を前記第二基盤構成に置き換えたシステム基盤の構築を行わせる
ことを特徴とするプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、システム基盤を構築する情報処理システム、情報処理方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
システム基盤を構築する作業には、要件定義、構成設計、構築、運用などのフェーズが存在する。例えば、クラウド上で処理を実行するためのシステム基盤を構築する場合、上述するフェーズの作業を自動化できることが好ましい。
【0003】
特許文献1には、ICT(Information Communication Technology)システムの設計に関わる設計知識を機械が学習するための、学習用要件を生成する技術が記載されている。特許文献1に記載された技術では、システム要件を構成する各取得要件に対し、構成要素の追加又は置換を行うことで、システム要件(学習用要件)を生成する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-175681号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
システム基盤を構築する各フェーズで求められるスキルは異なるため、各フェーズを跨った構築や組換えを行う場合、フェーズごとに異なる作業者が対応することが一般的である。しかし、このような状況では、システム基盤の構築が各作業者の能力や経験則に依存してしまうという問題がある。そのため、作業者の能力に依存しないよう、システム基盤の構築を自動化できることが好ましい。
【0006】
そこで、本開示は、作業者の能力に依存せずにシステム基盤を構築できる情報処理システム、情報処理方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示による情報処理システムは、システム基盤の機能要件を入力とし基盤構成を出力とするモデルである基盤構成出力モデルに対して、所望の機能要件を適用して、第一基盤構成を出力する基盤構成出力部と、出力された第一基盤構成に基づいてシステム基盤の構築を行う環境構築部と、構築されたシステム基盤が利用された結果得られる情報である利用情報を出力する利用情報出力部とを備え、基盤構成出力部が、利用情報に応じて第一基盤構成を変更した第二基盤構成を出力し、環境構築部は、第一基盤構成を第二基盤構成に置き換えたシステム基盤の構築を行うことを特徴とする。
【0008】
本開示による情報処理方法は、システム基盤の機能要件を入力とし基盤構成を出力とするモデルである基盤構成出力モデルに対して、所望の機能要件を適用して、第一基盤構成を出力し、出力された第一基盤構成に基づいてシステム基盤の構築を行い、構築されたシステム基盤が利用された結果得られる情報である利用情報を出力し、利用情報に応じて第一基盤構成を変更した第二基盤構成を出力し、第一基盤構成を第二基盤構成に置き換えたシステム基盤の構築を行うことを特徴とする。
【0009】
本開示によるプログラムは、コンピュータに、システム基盤の機能要件を入力とし基盤構成を出力とするモデルである基盤構成出力モデルに対して、所望の機能要件を適用して、第一基盤構成を出力する基盤構成出力処理、出力された第一基盤構成に基づいてシステム基盤の構築を行う環境構構築処理、および、構築されたシステム基盤が利用された結果得られる情報である利用情報を出力する利用情報出力処理を実行させ、基盤構成出力処理で、利用情報に応じて第一基盤構成を変更した第二基盤構成を出力させ、環境構構築処理で、第一基盤構成を第二基盤構成に置き換えたシステム基盤の構築を行わせることを特徴とすることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、作業者の能力に依存せずにシステム基盤を構築できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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