TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025135310
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-18
出願番号2024033089
出願日2024-03-05
発明の名称情報処理装置、画像処理装置の制御方法、およびプログラム。
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04N 5/92 20060101AFI20250910BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 アノテーション情報を画像ファイル内に記録する際に、他の再生装置でもアノテーション情報を再生可能にする画像処理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 複数のアノテーション情報が含まれる画像ファイルを取得する取得手段と、取得手段により取得した画像ファイルに基づいて、新たな画像ファイルを生成して記録するように制御する制御手段と、を有し、制御手段は、画像ファイルに含まれる複数のアノテーション情報のうち、撮像装置で画像ファイルに付加されたアノテーション情報については、新たな画像ファイルの第一の記録領域に記録し、撮像装置とは異なる装置で画像ファイルに付加されたアノテーション情報については、新たな画像ファイルの第二の記録領域であって、第一の記録領域よりも再生互換性が低い第二の記録領域に記録するように制御する、ことを特徴とする。
【選択図】 図6
特許請求の範囲【請求項1】
複数のアノテーション情報が含まれる画像ファイルを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得した画像ファイルに基づいて、新たな画像ファイルを生成して記録するように制御する制御手段と、
を有し、
前記制御手段は、前記画像ファイルに含まれる複数のアノテーション情報のうち、撮像装置で前記画像ファイルに付加されたアノテーション情報については、前記新たな画像ファイルの第一の記録領域に記録し、撮像装置とは異なる装置で前記画像ファイルに付加されたアノテーション情報については、前記新たな画像ファイルの第二の記録領域であって、前記第一の記録領域よりも再生互換性が低い第二の記録領域に記録するように制御する、
ことを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記取得部はHEIF形式の画像ファイルを取得し、
前記制御手段は、HEIF形式の画像ファイルに基づいて生成したJPEG形式の画像ファイルを記録するように制御する、ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記第一の記録領域は、JPEGファイルの先頭であるSOIから次のEOIまでの間にある領域であり、前記第二の記録領域は、前記EOIよりも後の領域である、ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記画像ファイルに含まれる複数のアノテーション情報のうち、特定のボックスに格納されているアノテーション情報を、撮像装置に付加されたアノテーション情報として処理し、特定のボックスとは異なるボックスに格納されているアノテーション情報を、撮像装置とは異なる装置で付加されたアノテーション情報として処理する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記第一の記録領域は、記録可能なデータサイズの上限が規定されており、
前記制御手段は、撮像装置で付加されたアノテーション情報を格納したあと前記第一の記録領域のサイズが前記上限に達していない場合は、撮像装置とは異なる装置で付加されたアノテーション情報を前記第一の記録領域に記録するように制御する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記制御手段は、撮像装置とは異なる装置で付加されたアノテーション情報を、前記上限を超えない範囲で前記第一の記録領域に記録するように制御し、前記第一の記録領域に記録するアノテーション情報を所定の優先度に基づいて決定する、ことを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
【請求項7】
優先パラメータを選択する選択手段を有し、
前記制御手段は、前記選択手段により選択された優先パラメータに応じた優先度で、前記第一の記録領域に記録するアノテーション情報を決定することを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記制御手段は、前記選択手段により選択された優先パラメータに関連するアノテーション情報を優先的に前記第一の記録領域に記録するように制御する請求項7に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記制御手段は、撮像装置とは異なる装置で付加されたアノテーション情報のうち、前記第一の記録領域に記録できないアノテーション情報を、前記第二の記録領域に記録するように制御する、ことを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
【請求項10】
複数のアノテーション情報が含まれる画像ファイルを取得する取得工程と、
前記取得工程で取得した画像ファイルに基づいて、新たな画像ファイルを生成するように制御する制御工程と、
を有し、
前記制御工程では、前記画像ファイルに含まれる複数のアノテーション情報のうち、撮像装置で前記画像ファイルに付加されたアノテーション情報については、前記新たな画像ファイルの第一の記録領域に記録し、撮像装置とは異なる装置で前記画像ファイルに付加されたアノテーション情報については、前記新たな画像ファイルの第二の記録領域であって、前記第一の記録領域よりも再生互換性が低い第二の記録領域に記録するように制御する、
ことを特徴とする画像処理装置の制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、カメラ等で撮像された画像の画像ファイルを処理する画像処置装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
近年、深層学習などといったAI技術が様々な技術分野で活用されつつある。
【0003】
例えば、従来、デジタルカメラ(以降、カメラと記載)等において、撮影された画像から人の顔を検出する機能が搭載されていたが、特許文献1などでは、検出対象を人に限らず、犬や猫といった動物などを精度よく検出、認識する技術が提案されている。
【0004】
検出された対象物に関する情報をアノテーション情報として画像データに関連付けて記録する技術が提案されており、特許文献2では異なる画像フォーマット間での画像変換時のアノテーション情報の記録方法について提案されている。HEIF形式(High Efficiency Image File Format)の画像ファイルと比べて、JPEG形式の画像ファイルは、アノテーション情報を記録する領域の記録可能容量が小さい。そのため、HEIFからJPEGに変換する際に、JPEG内に容量上、記録できないアノテーション情報のリンク情報を記録可能領域に記録している。そして、リンク先にアノテーション情報を記録することで、JPEGでも大量のアノテーション情報を記録できる、という技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-99559号公報
特開2023-173960号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述の特許文献に開示された従来技術では、HEIFからJPEGに変換する際に、録できないアノテーション情報別ファイとして記録し、別ファイルのリンク情報をJPEGファイルに記録することにより、大量のアノテーション情報を記録できる。しかし、再生装置においてJPEGファイルを再生する際に、アノテーション情報のリンク情報が無効であったり、リンク先への接続が不可であったり、リンク先のデータが削除されているとアノテーション情報を取得できない。また、リンク先のアノテーション情報を取得できたとしても、撮像装置以外の他の装置で記録されたアノテーション情報の場合は、再生互換性が低く、再生できない可能性がある。
【0007】
そこで、本発明は、アノテーション情報を画像ファイル内に記録する際に、アノテーション情報を記録した装置と別の再生装置でもアノテーション情報を再生可能に記録する画像処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明の画像処理装置は、
複数のアノテーション情報が含まれる画像ファイルを取得する取得手段と、取得手段により取得した画像ファイルに基づいて、新たな画像ファイルを生成して記録するように制御する制御手段と、を有し、制御手段は、画像ファイルに含まれる複数のアノテーション情報のうち、撮像装置で画像ファイルに付加されたアノテーション情報については、新たな画像ファイルの第一の記録領域に記録し、撮像装置とは異なる装置で画像ファイルに付加されたアノテーション情報については、新たな画像ファイルの第二の記録領域であって、第一の記録領域よりも再生互換性が低い第二の記録領域に記録するように制御する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、アノテーション情報を画像ファイルに記録する際に、アノテーション情報を記録した装置と別の再生装置でもアノテーション情報を再生可能に記録することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係るカメラの構成例を示すブロック図である。
実施形態に係るPCの構成例を示すブロック図である。
実施形態に係るカメラ、PCの処理部を示すブロック図である。
実施形態1に係るHEIFの画像ファイルの構成とそのメタデータの例図である。
実施形態1に係る画像ファイルの表示例を示す図である。
実施形態1に係るPCの動作のフローチャートである。
実施形態1に係るPCの動作の詳細なフローチャートである。
実施形態1に係るJPEGの画像ファイルの構成と、その表示例を説明するための図である。
実施形態1に係るHEIFの画像ファイルの構成を説明するための図である。
実施形態1に係るJPEGの画像ファイルと別ファイルの構成を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

キヤノン株式会社
移動体
1か月前
キヤノン株式会社
トナー
19日前
キヤノン株式会社
記録装置
4日前
キヤノン株式会社
撮像装置
13日前
キヤノン株式会社
撮像装置
3日前
キヤノン株式会社
電子機器
13日前
キヤノン株式会社
電子機器
4日前
キヤノン株式会社
撮像装置
24日前
キヤノン株式会社
発光装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
16日前
キヤノン株式会社
撮像装置
25日前
キヤノン株式会社
光学装置
16日前
キヤノン株式会社
撮像装置
2日前
キヤノン株式会社
現像装置
19日前
キヤノン株式会社
記録装置
3日前
キヤノン株式会社
電子機器
19日前
キヤノン株式会社
電子機器
16日前
キヤノン株式会社
撮像装置
4日前
キヤノン株式会社
定着装置
11日前
キヤノン株式会社
光学機器
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
定着装置
11日前
キヤノン株式会社
発光装置
1か月前
キヤノン株式会社
電子機器
11日前
キヤノン株式会社
定着装置
2日前
キヤノン株式会社
定着装置
11日前
キヤノン株式会社
電子機器
1か月前
キヤノン株式会社
記録装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
容器構造体
24日前
キヤノン株式会社
容器構造体
24日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
11日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像表示装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
18日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
18日前
続きを見る