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公開番号2025133888
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-11
出願番号2025113758,2022150790
出願日2025-07-04,2022-09-22
発明の名称プログラム、方法、情報処理装置
出願人GOOPASS株式会社
代理人IPTech弁理士法人
主分類G06Q 30/0645 20230101AFI20250904BHJP(計算;計数)
要約【課題】撮影機材貸し出しサービスの利用を促すことができる。
【解決手段】コンピュータは、撮影機材を貸し出しするサービスをユーザに提供するためのものであり、撮影機材の貸し出しを希望する第1のユーザから、撮影機材の所有権は当該第1のユーザとしたまま、第2のユーザに貸し出し可能な撮影機材の情報の登録を受け付けるステップと、撮影機材の借り受けを申し込む入力操作を第2のユーザから受け付けるステップと、第2のユーザからの申し込む入力操作に応じて、当該第2のユーザが当該撮影機材を借り受け中として管理し、借り受けの申し込みにかかる撮影機材の所有権を有する第1のユーザに、借り受けに伴う対価を付与するステップと、第1のユーザが所有する撮影機材について、当該第1のユーザが撮影機材の購入により支払う残価の情報を、当該撮影機材が借り受けられていることに応じて更新するように管理するステップと、を実行させる。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項1】
コンピュータを動作させるためのプログラムであって、
前記コンピュータは、撮影機材を貸し出しするサービスをユーザに提供するためのものであり、
前記プログラムは、前記コンピュータのプロセッサに、
撮影機材の貸し出しを希望する第1のユーザから、前記撮影機材の所有権は当該第1のユーザとしたまま、第2のユーザに貸し出し可能な撮影機材の情報の登録を受け付けるステップと、
撮影機材の借り受けをするための画面を、前記サービスを利用する前記第2のユーザに提示して、撮影機材の借り受けを申し込む入力操作を前記第2のユーザから受け付けるステップと、
前記第2のユーザからの前記申し込む入力操作に応じて、当該第2のユーザが当該撮影機材を借り受け中として管理し、前記借り受けの申し込みにかかる撮影機材の所有権を有する前記第1のユーザに、前記借り受けに伴う対価を付与するステップと、
前記第1のユーザが所有する撮影機材について、当該第1のユーザが前記撮影機材の購入により支払う残価の情報を、当該撮影機材が借り受けられていることに応じて更新するように管理するステップと、を実行させる、プログラム。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記撮影機材の借り受けを申し込む入力操作を受け付けるステップにおいて、
撮影機材をサービスに貸している前記第1のユーザに対して、当該第1のユーザが他のユーザに撮影機材を貸し出している状態であっても、撮影機材を貸し出しするサービスに同一の型番の撮影機材があれば、当該ユーザから撮影機材の貸し出しを受け付けることが可能である、請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記管理するステップにおいて、撮影機材をサービスに貸しているユーザに対して、当該ユーザがサービスから当該ユーザがサービスに貸している撮影機材と同一の型番の撮影機材を借りている間は、前記残価を減額させないように管理する、請求項2に記載のプログラム。
【請求項4】
前記撮影機材の情報の登録を受け付けるステップにおいて、撮影機材の所有権を他のユーザに譲渡することが可能であり、ユーザ間で撮影機材の所有権が譲渡された履歴を管理する、請求項1に記載のプログラム。
【請求項5】
前記対価を付与するステップにおいて、
撮影機材を購入し、購入された前記撮影機材を、前記サービスにおいて貸し出し可能とすべく登録したユーザに対し、当該撮影機材の所有権が他のユーザに譲渡された場合においても、当該撮影機材の貸し出しに応じて、前記登録をしたユーザに対し対価を付与する、請求項4に記載のプログラム。
【請求項6】
前記登録を受け付けるステップにおいて、
前記撮影機材の所有権が譲渡されたユーザから、さらに別のユーザへと前記所有権を譲渡することが可能であり、当該所有権を譲渡する操作に応答して前記撮影機材の所有権を有するユーザの情報を更新し、
前記対価を付与するステップにおいて、
譲渡がされた当該撮影機材の所有権を有するユーザがいずれかにかかわらず、当該撮影機材の貸し出しに応じて、前記登録をしたユーザに対し対価を付与する、請求項5に記載のプログラム。
【請求項7】
前記撮影機材の借り受けを申し込む入力操作を受け付けるステップにおいて、前記撮影機材の借り受けを申し込む入力操作に応答して、当該撮影機材について、前記入力操作を行ったユーザが貸し出しを受けたものとして記憶部に記憶させ、
前記撮影機材の借り受けをするための画面において、前記記憶部の情報を参照することにより、前記撮影機材の貸し出しを受けたユーザの履歴とともに、当該撮影機材の情報を表示する、請求項6に記載のプログラム。
【請求項8】
前記登録を受け付けるステップにおいて、前記撮影機材の情報と関連付けて、当該撮影機材を修理した履歴と、当該撮影機材を用いて撮影された撮影画像の履歴とのうち少なくともいずれかの入力を受け付けて前記記憶部において記憶させており、
前記撮影機材の借り受けを申し込む入力操作を受け付けるステップにおいて、前記撮影機材の借り受けをするための画面において、前記記憶部の情報を参照することにより、前記撮影機材を修理した履歴、または、前記撮影画像の履歴の少なくともいずれかを参照可能にユーザに提示する、請求項7に記載のプログラム。
【請求項9】
複数のユーザが同一の型番の撮影機材について所有権を有している場合に、当該撮影機材について借り受けを申し込む入力操作を受け付けることに応答して、前記所有権を有するいずれかのユーザの撮影機材を貸し出し対象として決定するステップをさらに実行させる、請求項1に記載のプログラム。
【請求項10】
前記決定するステップにおいて、
前記同一の型番の撮影機材の所有権を有する各ユーザの、各撮影機材の支払い残額の情報に基づいて、前記支払い残額が大きいユーザが所有権を有する前記撮影機材を貸し出し対象として決定することと、
前記同一の型番の撮影機材の所有権を有する各ユーザの、各撮影機材の貸し出し回数の履歴に基づいて、前記貸し出し回数が平準化するように、貸し出し対象とする前記撮影機材を決定することと、
前記同一の型番の撮影機材の所有権を有する各ユーザの、各撮影機材の貸し出し頻度の情報に基づいて、前記貸し出し頻度が少ないものを優先して、貸し出し対象とする前記撮影機材を決定することと、のいずれかにより決定する、請求項9に記載のプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、プログラム、方法、情報処理装置に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、物品を一時的に貸し出しするレンタルサービスが提供されている。レンタルサービスは、物品を一時的に使用する必要がある場合に利用されている。例えば、通常は自動車を利用していないが、引っ越しの場合に一時的に自動車を利用したい場合、自動車のレンタルサービスであるレンタカーを利用して自動車の貸与を受けるようなことが行われている。
【0003】
下記の特開2022-053122号公報(特許文献1)には、情報処理装置が、販売されている第1商品を貸与する場合の貸与料を示す情報を送信する処理と、前記第1商品をユーザに貸与する場合、前記貸与料を前記ユーザから徴収し、前記第1商品が取引サービスで前記ユーザにより売却された額のうち少なくとも一部の額を徴収する処理と、を実行することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-053122号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1には、レンタル終了の際に取引サービスにて商品を他のユーザに売却することにより、商品金額からレンタル料を差し引いた残額を回収することが記載されている。本開示の目的は、撮影機材などの物品の貸し出しサービスにおいて、物品を所有する所有権の仕組みを作ることで、物品の貸し出しサービスの利用を促すことにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に示す一実施形態は、コンピュータを動作させるためのプログラムであって、前記コンピュータは、撮影機材を貸し出しするサービスをユーザに提供するためのものであり、前記プログラムは、前記コンピュータのプロセッサに、撮影機材の貸し出しを希望する第1のユーザから、前記撮影機材の所有権は当該第1のユーザとしたまま、第2のユーザに貸し出し可能な撮影機材の情報の登録を受け付けるステップと、撮影機材の借り受けをするための画面を、前記サービスを利用する前記第2のユーザに提示して、撮影機材の借り受けを申し込む入力操作を前記第2のユーザから受け付けるステップと、前記第2のユーザからの前記申し込む入力操作に応じて、当該第2のユーザが当該撮影機材を借り受け中として管理し、前記借り受けの申し込みにかかる撮影機材の所有権を有する前記第1のユーザに、前記借り受けに伴う対価を付与するステップと、前記第1のユーザが所有する撮影機材について、当該第1のユーザが前記撮影機材の購入により支払う残価の情報を、当該撮影機材が借り受けられていることに応じて更新するように管理するステップと、を実行させる、プログラムである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によると、所有権の仕組みを作ることで、物品の貸し出しサービスにおいて、あるユーザが所有権を有する物品を、他のユーザに貸し出し可能とするよう促すことができる。これにより、物品の貸し出しサービスにおいて、貸し出しを受けられる物品をよりいっそう増やし得るため、貸し出しサービスを利用するユーザにとって、貸し出しを受けられる機会を増やしうる。これにより、物品の貸し出しサービスの利用を促すことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、レンタルサービスシステム1の全体構成の例を示すブロック図である。
図2は、第1のユーザの端末装置10の機能的な構成を示すブロック図である。
図3は、サーバ20の機能的な構成を示すブロック図である。
図4は、ユーザデータベース2021のデータ構造を示す図である。
図5は、物品登録データベース2022のデータ構造を示す図である。
図6は、レンタル物品データベース2023のデータ構造を示す図である。
図7は、レンタルサービス利用履歴データベース2024のデータ構造を示す図である。
図8は、所有権譲渡データベース2025のデータ構造を示す図である。
図9は、物品修理データベース2026のデータ構造を示す図である。
図10は、撮影画像データベース2027のデータ構造を示す図である。
図11は、契約プランデータベース2028のデータ構造を示す図である。
図12は、第1のユーザから撮影機材の登録を受け付けた後、第2のユーザから撮影機材の貸し出しを受け付ける処理の流れを示す図である。
図13は、第1のユーザから撮影機材の登録を受け付ける画面を示す図である。
図14は、第2のユーザから撮影機材の借り受けの申し込みを受け付ける画面を示す図である。
図15は、第2のユーザから撮影機材の借り受けの申し込みを受け付ける場面において、過去に同一の型番の撮影機材をレンタルしたレンタルサービスの利用者の履歴の情報を画面に示す図である。
図16は、第2のユーザから撮影機材の借り受けの申し込みを受け付ける場面において、撮影機材の修理履歴の情報を画面に示す図である。
図17は、第2のユーザから撮影機材の借り受けの申し込みを受け付ける場面において、当該撮影機材と同一の型番の撮影機材を用いて撮影された撮影画像の情報を画面に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に説明するのは、本開示の実施形態である。本開示の実施形態の説明は、図面を参照しつつ説明を行う。また、本開示の実施形態の説明は、同一の部品に同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
【0010】
<レンタルサービスの概要>
レンタルサービスとは、物品を一時的に貸し出しするサービスのことである。レンタルサービスは、物品を一時的に使用する必要がある場合に利用されている。レンタルサービスで貸し出しされる物品とは、例えば、家電製品、カメラ、ファッション用品、移動体等である。移動体は、例えば車両であり、より具体的には電動式等で動作する二輪車等を含む。また、レンタルサービスで貸し出しされる物品は、メーカー、ブランド、性能、ランク等が異なる物品が複数用意されている。
レンタルサービスは、レンタルサービスの利用者から会員登録を受け付け、会員となったレンタルサービスの利用者から物品の貸し出しの申し込みを受け付ける。次に、レンタルサービスは、レンタルサービスの利用者から貸し出しの申し込みを受け付けたことに応じて、レンタルサービスの利用者に対して物品を貸し出す。例えば、レンタルサービスは、物品の貸し出しの申し込みを受け付けることに応じて、レンタルサービスの運営が管理する拠点から物品の発送処理が行う。レンタルサービスの利用者のもとに物品が届いた後、レンタルサービスの利用者は、物品を利用する。そして、物品を利用した後、レンタルサービスの利用者は、レンタルサービスの指定する箇所等へ物品を返却する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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