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公開番号2025132752
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-10
出願番号2024030526
出願日2024-02-29
発明の名称ハイブリッド車両の制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人
主分類B60W 20/50 20160101AFI20250903BHJP(車両一般)
要約【課題】エンジンが冷間状態のときにエンジンの要求出力が過大となることを抑制すること。
【解決手段】バッテリと、駆動源としてのモータおよびエンジンとを備えるハイブリッド車両の制御装置であって、モータによるハイブリッド車両の走行時において、バッテリの出力制限が推定される場合、ハイブリッド車両の走行負荷が所定値以下の低走行負荷であるときに、エンジンの始動要求を行う。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
バッテリと、駆動源としてのモータおよびエンジンとを備えるハイブリッド車両の制御装置であって、
前記モータによる前記ハイブリッド車両の走行時において、前記バッテリの出力制限が推定される場合、前記ハイブリッド車両の走行負荷が所定値以下の低走行負荷であるときに、前記エンジンの始動要求を行う
ことを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、ハイブリッド車両の制御装置に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
下記特許文献１には、ハイブリッド車両において、バッテリ低出力状態であると判断されたとき、予めエンジンを始動しておくことで、バッテリの充放電電力が制限されている状態であっても、エンジン始動による駆動モータの駆動力の低下を抑制する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２３－０５９０９３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ところで、従来、バッテリとしてリチウムイオンバッテリを用いたハイブリッド車両において、バッテリに大電流を流し続けたときに、バッテリ内で大量のリチウムイオンが正極の活物質の表面に溜まり、電圧抵抗となること（すなわち、バッテリが分極状態となること）が知られている。
【０００５】
そこで、このようなハイブリッド車両において、バッテリの分極が発生したと推定された場合に、バッテリの電力消費を抑制するために、バッテリの出力を制限するとともに、エンジンの始動要求を行う方法が考えられる。
【０００６】
しかしながら、このようなハイブリッド車両において、冷間状態のエンジンの始動要求を行ってしまうと、エンジンの要求出力が過大となったときに、エンジンからのＰＮ排出が増大する虞がある。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
上述した課題を解決するために、一実施形態に係るハイブリッド車両の制御装置は、バッテリと、駆動源としてのモータおよびエンジンとを備えるハイブリッド車両の制御装置であって、モータによるハイブリッド車両の走行時において、バッテリの出力制限が推定される場合、ハイブリッド車両の走行負荷が所定値以下の低走行負荷であるときに、エンジンの始動要求を行う。
【発明の効果】
【０００８】
一実施形態に係るハイブリッド車両の制御装置によれば、エンジンが冷間状態のときにエンジンの要求出力が過大となることを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
一実施形態に係るハイブリッド車両の構成を示す図
一実施形態に係るハイブリッド車両が備えるＥＮＧＥＣＵによる処理の手順の一例を示すフローチャート
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
（【００１１】以降は省略されています）

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