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公開番号2025131559
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-09
出願番号2025032241
出願日2025-02-28
発明の名称行動時間管理システム、サーバ及び端末
出願人個人
代理人個人
主分類G06Q 10/1091 20230101AFI20250902BHJP(計算;計数)
要約【課題】所定の行動対象に対して行動する人の行動時間の管理を精密に行うことができる行動対象管理システムを提供する。
【解決手段】個別に識別情報が付与された行動対象毎に、行動者が行動を開始した時刻と、終了した時刻を、行動者携帯端末2naで検出してサーバ2に送信し、サーバ2は、行動者毎に、各行動対象の行動時間を集計する。かつ、行動中に発生するイベントを検出するイベント検出装置2nbから受信したイベント情報を考慮して、行動内容の評価を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
行動者毎に割り当てられた固有の行動者識別情報と、
行動対象に応じて個別に設定された固有の行動対象識別情報と、
前記行動者識別情報及び前記行動対象識別情報をサーバへ送信する送信部とを有する端末と、
前記行動者識別情報及び前記行動対象識別情報を前記端末から受信する受信部と、
前記行動対象識別情報毎に設定された行動対象情報を、前記行動対象識別情報に関連付けて記憶する行動対象情報記憶部と、
前記受信部を介して受信した前記行動対象識別情報に基づいて前記行動対象情報記憶部から対応する行動対象情報を抽出する行動対象抽出部と、
前記行動対象抽出部で抽出された行動対象情報を、前記受信部を介して受信した前記行動者識別情報に関連付けて記憶する行動者情報記憶部と、
前記行動者情報記憶部において、行動者毎に記憶された行動対象情報に基づいて、所定の処理を行う処理部とを有するサーバと、
を有する行動対象管理システム。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記端末は、前記行動者識別情報を担持する行動者識別標識から行動者識別情報を読み取る行動者識別標識読取部を有し、
前記行動者識別標識読取部で読み取られた行動者識別情報と、予め記憶されている行動対象識別情報とをサーバに送信する請求項1に記載の行動対象管理システム。
【請求項3】
前記端末は、前記行動対象識別情報を担持する行動対象識別標識から行動対象識別情報を読み取る行動対象識別標識読取部を有し、
前記行動対象識別標識読取部で読み取られた行動対象識別情報と、予め記憶されている行動者識別情報とをサーバに送信する請求項1に記載の行動対象管理システム。
【請求項4】
前記端末は、行動者識別標識から行動者識別情報を読み取った時刻又は行動対象識別標識から行動対象識別情報を読み取った時刻を記憶する読取時刻記憶部を有し、
前記送信部は、前記読取時刻記憶部に記憶された時刻も前記サーバへ送信し、
前記受信部は、前記読取時刻記憶部に記憶された時刻を受信するとともに、
前記行動者情報記憶部は、前記受信部が受信した読み取り時刻を、前記行動者識別情報に関連付けて記憶する請求項2又は3に記載の行動対象管理システム。
【請求項5】
前記処理部は、
前記行動者情報記憶部に記憶された読取り時刻に基づいて、前記行動者識別情報を付与された行動者の行動時間を算出する行動時間算出部と、
前記行動時間算出部で算出した行動時間は、前記行動者識別情報に関連付けて前記行動者情報記憶部に記憶される請求項4に記載の行動対象管理システム。
【請求項6】
前記サーバは、
行動対象に応じて設定されている単位時間当たりの対価を行動対象識別情報に関連付けて記憶する行動対価記憶部を有し、
前記処理部は、
前記行動者情報記憶部に記憶された行動時間と、行動対価記憶部に記憶されている単位時間当たりの対価に基づいて、行動に対する対価を算出する対価算出部を有する請求項5に記載の行動対象管理システム。
【請求項7】
前記サーバは、行動状況に関する行動状況情報を取得する行動状況取得部と、
前記行動者情報記憶部は、前記行動状況取得部で取得した行動状況情報を行動者識別情報に関連付けて記憶し、
前記対価算出部は、前記行動状況記憶部に記憶された行動状況情報にも基づいて行動に対する対価を算出する請求項6に記載の行動対象管理システム。
【請求項8】
前記端末は、
行動状態を撮像する撮像部と、
前記撮像部で撮像した時刻を記憶する撮像時刻記憶部と、
前記撮像部で撮像した画像情報と該画像情報の撮像時刻を、行動者識別情報に関連付けてサーバに送信する画像送信部とを有し、
前記行動状況情報は、前記端末から受信した前記画像情報と前記撮像時刻を含む請求項7に記載の行動対象管理システム。
【請求項9】
前記行動対象識別情報を読み取った後、該行動中に発生するイベント情報の内容を検出するイベント検出装置と、
該イベント検出装置は、検出されたイベント情報の内容をサーバに送信する送信装置とを更に有し、
前記行動状況情報は、前記イベント検出装置から送信されたイベント情報を含む請求項7に記載の行動対象管理システム。
【請求項10】
前記イベント情報は、エネルギー消費量の変化、水道の消費量の変化、錠の開閉操作、所定の識別情報の読み取り、行動者以外の者による確認操作のいずれか1である請求項9に記載の行動対象管理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、行動時間管理システム、サーバ及び端末に係り、詳しくは行動者の行動時間の管理を行う行動時間管理システム、サーバ及び端末に関するものである。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、労働環境が変化し、一人の勤務者が複数の業務を行う勤務形態がある。例えば、ホテルのフロントに勤務する者が、フロントでの受付業務の他、厨房業務や、客室の清掃業務等を行わなければならない場合がある。また、介護事業においては、訪問看護に従事する介護者は、同じ介護者が、炊事業務、洗濯業務、掃除業務、入浴補助業務などを行う。あるいは、看護師が、勤務する病院において行う看護行為は、内容は多岐に渡る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2024-128249
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来では、内容が異なる労働に対して、労働内容に応じて対価が設定されている場合、各労働時間をそれぞれ計り、各労働内容について対価の計算が必要となる。このような複数の労働内容について、対価の集計をする場合には、労働の開始時間と終了時間の記録が煩雑となる。従来の記録方法としては、タイムカードがある。このタイムカードを用いた場合では、各労働現場においてタイムレコーダを設け、労働開始時刻と終了時刻をタイムカードに記録する。労働者の労働対価を計算する場合には、労働者毎に異なる各労働内容についてのタイムカードを集め、開始時刻と終了時刻から各労働内容に従事した時間を計算し、労働内容毎の対価を計算する。しかしこのような対価の計算は煩雑である。
【0005】
また、タイムカードに開始時刻と終了時刻の記録がされていることが、必ずしも労働をしていたことの保証にはならない場合もある。例えば、守衛や見回りに関する仕事は、実際に見回りをおこなっていなかったとしても、タイムカードに開始時刻と終了時刻の記録を付けることは可能である。
【0006】
この発明は、被管理者の行動対象を管理する行動対象管理システム、サーバ及び端末を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
以上のような問題を解決する本発明は以下の構成を備える。
(1) 行動者毎に割り当てられた固有の行動者識別情報と、
行動対象に応じて個別に設定された固有の行動対象識別情報と、
前記行動者識別情報及び前記行動対象識別情報をサーバへ送信する送信部とを有する端末と、
前記行動者識別情報及び前記行動対象識別情報を端末から受信する受信部と、
前記行動対象識別情報毎に設定された行動対象情報を、前記行動対象識別情報に関連付けて記憶する行動対象情報記憶部と、
前記受信部を介して受信した前記行動対象識別情報に基づいて前記行動対象情報記憶部から対応する行動対象情報を抽出する行動対象抽出部と、
前記行動対象抽出部で抽出された行動対象情報を、前記受信部を介して受信した前記行動者識別情報に関連付けて記憶する行動者情報記憶部と、
前記行動者情報記憶部において、行動者毎に記憶された行動対象情報に基づいて、所定の処理を行う処理部とを有するサーバと、
を有する行動対象管理システム。
以上のような構成の行動対象管理システムによれば、異なる個々の行動対象に応じた行動者の管理が可能となる。
【0008】
(2) 前記端末は、前記行動者識別情報を担持する行動者識別標識から行動者識別情報を読み取る行動者識別標識読取部を有し、
前記行動者識別標識読取部で読み取られた行動者識別情報と、予め記憶されている行動対象識別情報とをサーバに送信する上記(1)に記載の行動対象管理システム。
以上のような構成の行動対象管理システムによれば、異なる行動者の識別情報を端末からサーバに送信することができる。
【0009】
(3) 前記端末は、前記行動対象識別情報を担持する行動対象識別標識から行動対象識別情報を読み取る行動対象識別標識読取部を有し、
前記行動対象識別標識読取部で読み取られた行動対象識別情報と、予め記憶されている行動者識別情報とをサーバに送信する上記(1)に記載の行動対象管理システム。
以上のような構成の行動対象管理システムによれば、行動者が異なる行動対象の行動をした場合に、各行動対象の識別情報を端末からサーバに送信することができる。
【0010】
(4) 前記端末は、行動者識別標識から行動者識別情報を読み取った時刻又は行動対象識別標識から行動対象識別情報を読み取った時刻を記憶する読取時刻記憶部を有し、
前記送信部は、前記読取時刻記憶部に記憶された時刻も前記サーバへ送信し、
前記受信部は、前記読取時刻記憶部に記憶された時刻を受信するとともに、
前記行動者情報記憶部は、前記受信部が受信した読み取り時刻を、前記行動者識別情報に関連付けて記憶する上記(2)又は(3)に記載の行動対象管理システム。
以上のような構成の行動対象管理システムによれば、行動者の行動に関連した時刻を、行動者毎に記憶することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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