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公開番号2025131447
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-09
出願番号2024029211
出願日2024-02-28
発明の名称プログラム及びゲーム装置
出願人株式会社バンダイ
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類A63F 13/69 20140101AFI20250902BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】対戦ゲーム中の操作を直感的に把握させやすくする。
【解決手段】プログラムは、フィールドにゲーム要素を配置することで、プレイヤと対戦相手との間で進行する電子ゲームを実行するコンピュータに、表示装置への、フィールドを含んだゲーム画面の表示を制御する表示制御処理と、プレイヤに対応付けられたゲーム要素のいずれかを第1ゲーム要素として選択する選択処理と、を実行させるプログラムであって、表示制御処理において、第1ゲーム要素と、プレイヤに対応付けられたゲーム要素のうちのフィールドに既に配置され、第1ゲーム要素とグループ化可能な第2ゲーム要素とを連結する連結要素が表示され、プログラムは、第1ゲーム要素が第2ゲーム要素に対応する領域に移動されたことを条件として、第1ゲーム要素と第2ゲーム要素とを電子ゲームにおいてグループ化するグループ化処理を、コンピュータにさらに実行させる。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項１】
フィールドにゲーム要素を配置することで、プレイヤと対戦相手との間で進行する電子ゲームを実行するコンピュータに、
表示装置への、前記フィールドを含んだゲーム画面の表示を制御する表示制御処理と、
前記プレイヤに対応付けられたゲーム要素のいずれかを第１ゲーム要素として選択する選択処理と、
を実行させるプログラムであって、
前記表示制御処理において、前記第１ゲーム要素と、前記プレイヤに対応付けられたゲーム要素のうちの前記フィールドに既に配置され、前記第１ゲーム要素とグループ化可能な第２ゲーム要素とを連結する連結要素が表示され、
前記プログラムは、前記第１ゲーム要素が前記第２ゲーム要素に対応する領域に移動されたことを条件として、前記第１ゲーム要素と前記第２ゲーム要素とを前記電子ゲームにおいてグループ化するグループ化処理を、前記コンピュータにさらに実行させるプログラム。
続きを表示（約 1,300 文字）【請求項２】
前記選択処理において、前記プレイヤに対応付けられたゲーム要素に対する前記プレイヤの選択操作入力がなされたことに応じて、当該ゲーム要素が前記第１ゲーム要素として選択され、
前記表示制御処理において、前記第１ゲーム要素に対する選択操作入力が継続されている期間、当該第１ゲーム要素と前記第２ゲーム要素とを連結する前記連結要素が表示される
請求項１に記載のプログラム。
【請求項３】
前記第１ゲーム要素は、当該第１ゲーム要素に対する選択操作入力が継続されている期間、前記フィールド中を移動可能であり、
前記表示制御処理において、前記第１ゲーム要素の位置に応じて前記連結要素が変形されて表示される
請求項２に記載のプログラム。
【請求項４】
前記表示制御処理において、前記第１ゲーム要素に対する選択操作入力が終了したことに応じて、前記連結要素が非表示に制御される請求項２に記載のプログラム。
【請求項５】
前記表示制御処理において、前記連結要素が表示される期間、前記第２ゲーム要素が移動せずに表示される請求項２に記載のプログラム。
【請求項６】
前記表示制御処理において、前記連結要素が表示される期間、前記第１ゲーム要素、第２ゲーム要素及び前記連結要素が、第１表示効果が付加された状態で表示される請求項２に記載のプログラム。
【請求項７】
ゲーム要素の各々には、属性情報が対応付けられ、
前記グループ化処理において、グループ化を条件として、前記第２ゲーム要素の前記属性情報が前記第１ゲーム要素の前記属性情報に基づいて変更される
請求項１乃至６のいずれか１項に記載のプログラム。
【請求項８】
前記第２ゲーム要素は、前記電子ゲームにおいて行動するゲーム要素であり、
前記プログラムは、前記第２ゲーム要素の行動後に、当該第２ゲーム要素とグループ化された前記第１ゲーム要素を前記電子ゲームに関与しない状態に制御する処理を前記コンピュータにさらに実行させる
請求項７に記載のプログラム。
【請求項９】
前記第２ゲーム要素の行動は、前記対戦相手に対応付けられたゲーム要素のいずれかに対する当該第２ゲーム要素の攻撃行動、または前記対戦相手に対応付けられたゲーム要素のいずれかによる当該第２ゲーム要素への攻撃行動に対する防御行動であり、
前記第２ゲーム要素が前記第１ゲーム要素とグループ化されている場合に、前記表示制御処理において、当該グループ化に応じた演出が、前記第２ゲーム要素の行動時に表示される
請求項８に記載のプログラム。
【請求項１０】
前記グループ化処理において、１以上の前記第１ゲーム要素が前記第２ゲーム要素とグループ化可能であり、
前記表示制御処理において、前記第２ゲーム要素の行動時に、当該第２ゲーム要素とグループ化された前記第１ゲーム要素の数に応じた演出が表示される
請求項８に記載のプログラム。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、プログラム及びゲーム装置に関し、特にトレーディングカードゲームをテーマとする電子ゲームに関する。
続きを表示（約 1,900 文字）【背景技術】
【０００２】
実世界において、札（カード）を場（ゲームフィールド）に展開しながら進行するゲーム（トレーディングカードゲーム（ＴＣＧ））がある。実世界において行われるＴＣＧでは、一般に場に機能の異なるエリアが複数設けられており、プレイヤは戦略を実現すべく、該当のエリアに札を配置する操作を行う。
【０００３】
このようなＴＣＧをテーマとし、オンラインでのユーザ間の対戦を実現する電子ゲームもある（特許文献１）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０２１－０３７０７８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
ところで、電子ゲームにおいてＴＣＧを行う場合、１つのゲーム画面には、プレイヤ及び対戦相手それぞれの場と、少なくともプレイヤの手札が表示される必要がある。近年では電子ゲームは種々の装置においてプレイ可能なように展開されており、ゲーム画面が表示される表示装置も様々である。故に、ゲーム画面の閲覧性を考慮し、一部の機能のエリアについては電子ゲーム版では表示を省略し、当該エリアの使用が想定される段階において一時的に表示したり、同機能を他の操作方法で指定したりする等の運用がなされる。
【０００６】
しかしながら、このような仕様は、機能を利用するための操作をプレイヤに把握させにくいものであった。特に、実世界において実物品（札と場）を使用する方式と電子ゲーム方式の両方でＴＣＧのサービス展開がなされる場合、両方式で場の扱いが異なることで、所望の機能のために行うべき操作をプレイヤが即時に理解できないことが生じ得る。
【０００７】
本発明は、対戦ゲーム中の操作を直感的に把握させやすくするプログラム及びゲーム装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
本発明の一態様のプログラムは、フィールドにゲーム要素を配置することで、プレイヤと対戦相手との間で進行する電子ゲームを実行するコンピュータに、表示装置への、フィールドを含んだゲーム画面の表示を制御する表示制御処理と、プレイヤに対応付けられたゲーム要素のいずれかを第１ゲーム要素として選択する選択処理と、を実行させるプログラムであって、表示制御処理において、第１ゲーム要素と、プレイヤに対応付けられたゲーム要素のうちのフィールドに既に配置され、第１ゲーム要素とグループ化可能な第２ゲーム要素とを連結する連結要素が表示され、プログラムは、第１ゲーム要素が第２ゲーム要素に対応する領域に移動されたことを条件として、第１ゲーム要素と第２ゲーム要素とを電子ゲームにおいてグループ化するグループ化処理を、コンピュータにさらに実行させる。
【発明の効果】
【０００９】
本発明によれば、対戦ゲーム中の操作を直感的に把握させやすくすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
本発明の実施形態及び変形例に係るゲームシステムの構成を例示した図
本発明の実施形態及び変形例に係るプレイヤ端末１００のハードウェア構成を例示したブロック図
本発明の実施形態及び変形例に係るサーバ２００のハードウェア構成を例示したブロック図
本発明の実施形態及び変形例に係る対戦ゲームのゲーム画面を例示した図
本発明の実施形態及び変形例に係る対戦ゲームにおける、バトルエリア４０１の構成を説明するための図
本発明の実施形態及び変形例に係る対戦ゲームにおける、攻撃行動に係る表示を例示した図
本発明の実施形態及び変形例に係る対戦ゲームにおける、攻撃行動に係る表示を例示した別の図
本発明の実施形態及び変形例に係る対戦ゲームにおける、コンボ操作に係る表示を例示した図
本発明の実施形態及び変形例に係る対戦ゲームにおける、攻撃行動の発動演出を例示した図
本発明の実施形態及び変形例に係る対戦ゲームにおける、フィールド４００の表示態様の変化を説明するための図
本発明の実施形態及び変形例に係るプレイヤ端末１００で実行される対戦ゲーム処理を例示したフローチャート
本発明の実施形態及び変形例に係るプレイヤ端末１００で実行される操作フェイズ処理を例示したフローチャート
本発明の実施形態及び変形例に係るプレイヤ端末１００で実行される防御行動処理を例示したフローチャート
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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