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公開番号
2025130952
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-09
出願番号
2024028365
出願日
2024-02-28
発明の名称
静電荷像現像用トナー、画像形成装置及び画像形成方法
出願人
コニカミノルタ株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類
G03G
9/08 20060101AFI20250902BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】ニス塗布性、ニス密着性及び耐折り曲げ性に優れた画像を形成できる静電荷像現像用トナー、画像形成装置及び画像形成方法を提供する。
【解決手段】トナー粒子を含む静電荷像現像用トナーであって、トナー粒子が、少なくともトナー母体粒子を含み、トナー母体粒子が、コア粒子と、コア粒子を被覆するシェルと、を有するコア・シェル型であり、トナー母体粒子が、結着樹脂と、離型剤(炭素数16以上35以下の飽和炭化水素化合物を除く)と、炭素数16以上35以下の飽和炭化水素化合物と、を含有し、トナー母体粒子が、コア粒子に、結着樹脂として、スチレン及び(メタ)アクリル酸エステルの少なくとも一方で変性された非晶性ポリエステル及び結晶性ポリエステルを含有し、炭素数16以上35以下の飽和炭化水素化合物の含有量が、トナー粒子の全量に対して、1質量ppm以上1000質量ppm以下である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
トナー粒子を含む静電荷像現像用トナーであって、
前記トナー粒子が、少なくともトナー母体粒子を含み、
前記トナー母体粒子が、コア粒子と、前記コア粒子を被覆するシェルと、を有するコア・シェル型であり、
前記トナー母体粒子が、結着樹脂と、離型剤(炭素数16以上35以下の飽和炭化水素化合物を除く)と、炭素数16以上35以下の飽和炭化水素化合物と、を含有し、
前記トナー母体粒子が、前記コア粒子に、前記結着樹脂として、スチレン及び(メタ)アクリル酸エステルの少なくとも一方で変性された非晶性ポリエステルと、スチレン及び(メタ)アクリル酸エステルの少なくとも一方で変性された結晶性ポリエステルと、を含有し、
前記炭素数16以上35以下の飽和炭化水素化合物の含有量が、前記トナー粒子の全量に対して、1質量ppm以上1000質量ppm以下である、
静電荷像現像用トナー。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
前記トナー母体粒子が、前記結着樹脂として、スチレン-アクリル樹脂を更に含有する
請求項1に記載の静電荷像現像用トナー。
【請求項3】
前記非晶性ポリエステルの軟化点が、70℃以上95℃以下である、
請求項1又は請求項2に記載の静電荷像現像用トナー。
【請求項4】
前記非晶性ポリエステルの含有量が、前記結着樹脂の全量に対して、20質量%以上60質量%以下である、
請求項1又は請求項2に記載の静電荷像現像用トナー。
【請求項5】
前記結晶性ポリエステルの含有量が、前記結着樹脂の全量に対して、10質量%以上20質量%以下である、
請求項1又は請求項2に記載の静電荷像現像用トナー。
【請求項6】
請求項1又は請求項2に記載の静電荷像現像用トナーを用いる、
画像形成装置。
【請求項7】
請求項1又は請求項2に記載の静電荷像現像用トナーを用いる、
画像形成方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、静電荷像現像用トナー、画像形成装置及び画像形成方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、プロダクションプリンティング市場では、高品質化のためや、多様な用途に対応するために、トナー画像に対してニス加工や折り・曲げ加工を施すことがある。しかし、トナー粒子に含有される離型剤はニスとの相性が悪い。定着時に画像表面に析出した離型剤がニス加工時にニスをはじいてしまうため、所望のニス塗布画像を得ることは困難であった。
【0003】
また、折り・曲げ加工時においては、定着したトナー画像の紙への密着性が低い、あるいはトナー画像の靭性が低いことで、画像を折った際にトナーが割れて紙から剥がれてしまい、画像の品位性を損ねるという問題があった。
【0004】
このような課題に対して、特許文献1は、極性ワックスを使用することでニスとワックス(離型剤)との親和性を改善し、ニス塗布性及びニス密着性を改善する技術を開示している。また、特許文献2は、結着樹脂と離型剤の海島構造を有する、耐折り曲げ性に優れたトナーを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2012-078565号公報
特開2016-090648号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、特許文献1に記載の技術は特定のニスの使用を前提とするものであり、これ以外のニスを使用した場合においてはニス塗布性及びニス密着性が向上しない。特許文献2に記載のトナーは、耐折り割れ性は良好であるものの、ニス塗布性及びニス密着性が悪い。
【0007】
本発明は、上記状況に鑑みてなされたものである。本発明が解決しようとする課題は、ニス塗布性、ニス密着性及び耐折り曲げ性に優れた画像を形成できる静電荷像現像用トナー、画像形成装置及び画像形成方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る上記課題は、以下の手段により解決される。
【0009】
1.トナー粒子を含む静電荷像現像用トナーであって、
前記トナー粒子が、少なくともトナー母体粒子を含み、
前記トナー母体粒子が、コア粒子と、前記コア粒子を被覆するシェルと、を有するコア・シェル型であり、
前記トナー母体粒子が、結着樹脂と、離型剤(炭素数16以上35以下の飽和炭化水素化合物を除く)と、炭素数16以上35以下の飽和炭化水素化合物と、を含有し、
前記トナー母体粒子が、前記コア粒子に、前記結着樹脂として、スチレン及び(メタ)アクリル酸エステルの少なくとも一方で変性された非晶性ポリエステルと、スチレン及び(メタ)アクリル酸エステルの少なくとも一方で変性された結晶性ポリエステルと、を含有し、
前記炭素数16以上35以下の飽和炭化水素化合物の含有量が、前記トナー粒子の全量に対して、1質量ppm以上1000質量ppm以下である、
静電荷像現像用トナー。
【0010】
2.前記トナー母体粒子が、前記結着樹脂として、スチレン-アクリル樹脂を更に含有する
第1項に記載の静電荷像現像用トナー。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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