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公開番号2025130604
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-08
出願番号2024027890
出願日2024-02-27
発明の名称画像形成装置、画像形成制御方法および画像形成制御プログラム
出願人コニカミノルタ株式会社
代理人個人
主分類G03G 21/00 20060101AFI20250901BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】 不具合の発生を抑制する。
【解決手段】 画像形成装置は、内部空間を有する筐体と、内部空間を開閉可能な側方扉11と、内部空間に配置され、記録媒体に画像を形成する画像形成部と、側方扉11に取り付けられる被検出部100と、筐体に固定される検出部120と、検出部120による被検出部100の検出有無に基づいて初期状態から通常状態に第1動作モードを切り換える第1切換部と、画像形成部が動作可能な稼働状態と動作不可能な不稼働状態とのいずれかに第2動作モードを切り換える第2切換部と、を備え、第2切換部は、第1動作モードが初期状態において検出部による被検出部の検出有無に係わらず第2動作モードを不稼働状態に維持する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
内部空間を有する筐体と、
前記内部空間を開閉可能な扉と、
前記内部空間に配置され、記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
前記扉に取り付けられる被検出部と、
前記筐体に固定される検出部と、
前記検出部による前記被検出部の検出有無に基づいて初期状態から通常状態に第1動作モードを切り換える第1切換部と、
前記画像形成部が動作可能な稼働状態と動作不可能な不稼働状態とのいずれかに第2動作モードを切り換える第2切換部と、を備え、
前記第2切換部は、前記第1動作モードが前記初期状態において前記検出部による前記被検出部の検出有無に係わらず前記第2動作モードを前記不稼働状態に維持する、画像形成装置。
続きを表示(約 2,200 文字)【請求項2】
前記第2切換部は、前記第1動作モードが前記通常状態で前記検出部により前記被検出部が検出されている間は前記第2動作モードを前記稼働状態に切り換え、前記第1動作モードが前記通常状態で前記検出部により前記被検出部が検出されていない間は前記第2動作モードを前記不稼働状態に切り換える、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記被検出部は、前記扉が閉じている間に前記検出部により検出される第1の位置と前記扉が閉じている間に前記検出部により検出されない第2の位置との間を移動可能に前記扉に取り付けられ、
前記被検出部を前記第2の位置から前記第1の位置に向かう方向に付勢する付勢部と、
前記扉が閉じている間に前記第2の位置に位置する前記被検出部に当接する位置で前記筐体に固定される押圧部と、をさらに備え、
前記第1切換部は、前記第1動作モードが前記初期状態で前記検出部により前記被検出部が検出されることに応じて、前記第1動作モードを前記通常状態に切り換える、請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記画像形成部は、画像形成中に他の部材と接触する接触位置と、前記他の部材から離間する離間位置との間を移動可能な可動部材と、
前記可動部材と接続され、前記可動部材を前記接触位置に位置決めする第3の位置と前記可動部材を前記離間位置に位置決めする第4の位置との間を移動可能な操作部材と、を有し、
前記被検出部は、前記扉が閉じた状態かつ前記被検出部が前記第2の位置に位置する状態で前記第4の位置に位置する前記操作部材が貫通する貫通穴と、前記被検出部が前記第1の位置に位置した状態で前記扉が閉じる間に、前記第4の位置に位置する前記操作部材に当接する摺動面と、を有する、請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記扉は、第1の扉と第2の扉とを含み、
前記被検出部は、前記第1の扉に対応する第1被検出部と前記第2の扉に対応する第2被検出部と、を含み、
前記検出部は、前記第1被検出部に対応する第1検出部と、前記第2被検出部に対応する第2検出部と、を含み、
前記付勢部は、前記第1被検出部に対応する第1付勢部と前記第2被検出部に対応する第2付勢部と、を含み、
前記押圧部は、前記第1被検出部に対応する第1押圧部と前記第2被検出部に対応する第2押圧部と、を含み、
前記第1切換部は、前記初期状態において前記第1検出部により前記第1被検出部が検出されかつ前記第2検出部により前記第2被検出部が検出されることに応じて、前記通常状態に切り換える、請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記第1切換部は、電源が供給された後に、前記初期状態において前記検出部により前記被検出部が検出されない事象が検出されることに応じて前記通常状態に切り換え、
前記初期状態から前記通常状態に切り換わったことを示す情報を格納する記憶制御部を、さらに備えた、請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記扉は、第1の扉と第2の扉とを含み、
前記被検出部は、前記第1の扉に対応する第1被検出部と前記第2の扉に対応する第2被検出部と、を含み、
前記検出部は、前記第1被検出部に対応する第1検出部と、前記第2被検出部に対応する第2検出部と、を含み、
前記第1切換部は、前記初期状態において前記第1検出部により前記第1被検出部が検出されない事象が検出されかつ前記第2検出部により前記第2被検出部が検出されない事象が検出されることに応じて前記通常状態に切り換える、請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記初期状態において前記扉を開いた状態でユーザーにより行われる作業手順を表示する表示制御部を、さらに備えた、請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記第2動作モードが前記不稼働状態に切り換えられている間は、前記画像形成部に供給される電力を遮断する遮断部を、さらに備えた、請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項10】
画像形成装置を制御する画像形成制御方法であって、
前記画像形成装置は、
内部空間を有する筐体と、
前記内部空間を開閉可能な扉と、
前記内部空間に配置され、記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
前記扉に取り付けられる被検出部と、
前記筐体に固定される検出部と、を備え、
前記検出部による前記被検出部の検出有無に基づいて初期状態から通常状態に第1動作モードを切り換える第1切換ステップと、
前記画像形成部が動作可能な稼働状態と動作不可能な不稼働状態とのいずれかに第2動作モードを切り換える第2切換ステップと、を備え、
前記第2切換ステップは、前記第1動作モードが前記初期状態において前記検出部による前記被検出部の検出有無に係わらず前記第2動作モードを前記不稼働状態に維持することを含む、画像形成制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、画像形成装置、その画像形成装置で実行される画像形成制御方法、その画像形成制御方法をコンピューターに実行させる画像形成制御プログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
MFPで代表される画像形成装置は、製造された後に顧客に納品されるまでに、車両等で運搬される。MFPは、複数の構成要素で構成される精密機器である。このため、運搬中に外部から伝わる振動により複数の構成要素が衝突する等して破損する場合がある。このため、複数の構成要素が運搬中に衝突しないようにテープや緩衝材などの固定部材で固定される。一方、MFPを動作させる前に、固定部材が取り外される必要がある。固定部材が取り外されることなくMFPが動作すると、故障の原因となる。
【0003】
特開2008-197191号公報には、原稿を載置する透光性の原稿載置面と、前記原稿載置面の下方に配され、水平方向で移動され、前記原稿載置面に載置された原稿に光を照射し、その反射光により原稿を読み取る読取ユニットとを備えた画像読取装置において、前記読取ユニットを所定の位置で固定するための固定部材を備え、前記固定部材は、前記読取ユニットの固定状態では、装置本体の電源をOFFし、前記読取ユニットの固定の解除状態では装置本体の電源をONするスイッチを兼ねていることを特徴とする画像読取装置が記載されている。
【0004】
しかしながら、特開2008-197191号公報に記載の画像読取装置において、固定部材が、装置本体の電源のOFFとONとを切り換えるとともに、読取ユニットを固定または解除する機械的な動きをする。このため、読取ユニットを固定から解除する動作を画像読取装置の運搬後に1回だけすればよいところを、装置本体の電源のOFFとONとを切り換えるごとにしなければならない。このため、固定部材の消耗等により故障等の不具合が発生する場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2008-197191号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
この発明の目的の一つは、不具合の発生を抑制した画像形成装置を提供することである。
【0007】
この発明の他の目的は、不具合の発生を抑制した画像形成制御方法を提供することである。
【0008】
この発明のさらに他の目的は、不具合の発生を抑制した画像形成制御プログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
この発明のある局面によれば、画像形成装置は、内部空間を有する筐体と、内部空間を開閉可能な扉と、内部空間に配置され、記録媒体に画像を形成する画像形成部と、扉に取り付けられる被検出部と、筐体に固定される検出部と、検出部による被検出部の検出有無に基づいて初期状態から通常状態に第1動作モードを切り換える第1切換部と、画像形成部が動作可能な稼働状態と動作不可能な不稼働状態とのいずれかに第2動作モードを切り換える第2切換部と、を備え、第2切換部は、第1動作モードが初期状態において検出部による被検出部の検出有無に係わらず第2動作モードを不稼働状態に維持する。
【0010】
この発明の他の局面によれば、画像形成制御方法は、画像形成装置を制御する画像形成制御方法であって、画像形成装置は、内部空間を有する筐体と、内部空間を開閉可能な扉と、内部空間に配置され、記録媒体に画像を形成する画像形成部と、扉に取り付けられる被検出部と、筐体に固定される検出部と、を備え、検出部による被検出部の検出有無に基づいて初期状態から通常状態に第1動作モードを切り換える第1切換ステップと、画像形成部が動作可能な稼働状態と動作不可能な不稼働状態とのいずれかに第2動作モードを切り換える第2切換ステップと、を備え、第2切換ステップは、第1動作モードが初期状態において検出部による被検出部の検出有無に係わらず第2動作モードを不稼働状態に維持することを含む。
(【0011】以降は省略されています)

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