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公開番号2025129801
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-05
出願番号2024026695
出願日2024-02-26
発明の名称駐車支援システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人プロスペック特許事務所
主分類B60W 30/06 20060101AFI20250829BHJP(車両一般)
要約【課題】操作の簡素化を図ることにより、利便性を向上させる。
【解決手段】車両を所定の駐車区画に入庫又は、駐車区画から出庫させる際の車両の移動経路を登録移動経路として記憶し、次回以降に車両を駐車区画に入庫又は、駐車区画から出庫させる場合には、車両を登録移動経路に基づいて自動走行させる自動駐車制御を実行可能な駐車支援システムであって、登録要求がなされた際の車両の状態に基づき、登録移動経路を入庫経路又は出庫経路の何れとして記憶するのかを判定するとともに、登録要求がなされた際の車両の直前の移動経路又は直後の移動経路の何れを記憶するのかを判定する判定部を備えた。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
車両を所定の駐車区画に入庫又は、前記駐車区画から出庫させる際の前記車両の移動経路を登録移動経路として記憶し、次回以降に前記車両を前記駐車区画に入庫又は、前記駐車区画から出庫させる場合には、前記車両を前記登録移動経路に基づいて自動走行させる自動駐車制御を実行可能な駐車支援システムであって、
前記登録移動経路の記憶を要求する登録要求がなされた際の前記車両の状態に基づき、前記登録移動経路を入庫経路又は出庫経路の何れとして記憶するのかを判定するとともに、登録要求がなされた際の前記車両の直前の移動経路又は直後の移動経路の何れを記憶するのかを判定する判定部を備える
ことを特徴とする駐車支援システム。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
請求項1に記載の駐車支援システムであって、
前記判定部の判定結果に応じた登録形態の確認画面を、前記車両の運転室に設けられた表示装置に表示させる表示処理を実施する表示処理部をさらに備える
ことを特徴とする駐車支援システム。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の駐車支援システムであって、
前記判定部は、前記登録要求がなされた際に、前記車両のシフト位置がパーキングにあり、前記直前の移動経路がある場合には、前記登録移動経路を前記入庫経路とし、且つ、前記直前の移動経路を記憶すると判定する
ことを特徴とする駐車支援システム。
【請求項4】
請求項1又は2に記載の駐車支援システムであって、
前記判定部は、前記登録要求がなされた際に、前記車両のシフト位置がパーキングにあり、前記直前の移動経路がない場合には、前記登録移動経路を前記出庫経路とし、且つ、前記直後の移動経路を記憶すると判定する
ことを特徴とする駐車支援システム。
【請求項5】
請求項1又は2に記載の駐車支援システムであって、
前記判定部は、前記登録要求がなされた際に、前記車両のシフト位置がパーキング以外にあり、前記シフト位置がパーキングから切り替えられた後の前記車両の走行距離が所定の閾値距離以内である場合には、前記登録移動経路を前記出庫経路とし、且つ、前記直前の移動経路を記憶すると判定する
ことを特徴とする駐車支援システム。
【請求項6】
請求項1又は2に記載の駐車支援システムであって、
前記判定部は、前記登録要求がなされた際に、前記車両のシフト位置がパーキング以外にあり、前記シフト位置がパーキングから切り替えられた後の前記車両の走行距離が所定の閾値距離を超えている場合には、前記登録移動経路を前記入庫経路とし、且つ、前記直後の移動経路を記憶すると判定する
ことを特徴とする駐車支援システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、駐車支援システムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、車両が頻繁に駐車を行う駐車区画の位置情報を駐車支援の対象駐車区画として記憶しておき、車両が対象駐車区画に接近したことを検知した場合には、車両を対象駐車区画に駐車するための駐車支援の自動制御を実行する駐車支援システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-125795号公報
【発明の概要】
【0004】
近年、駐車区画の位置情報の登録のみならず、当該駐車区画にドライバが駐車を行った際の車両の移動経路を記憶しておき、次回以降に同じ駐車区画に車両を駐車する際は、記憶した移動経路に沿って車両を自動走行させるいわゆる経路記憶型の駐車支援システムが実用化されている。このような駐車支援システムにおいて、移動経路を記憶する場合には、当該移動経路が入庫又は、出庫の何れであるのか、或は、登録すべき移動経路が直前に走行した移動経路又は、これから走行する移動経路の何れであるかを特定する必要がある。これらの特定をドライバの選択操作によって行うようにすると、操作が煩雑となり、ドライバに煩わしさを与える課題がある。すなわち、利便性の向上に改善の余地があるといえる。
【0005】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、経路記憶型の駐車支援において、操作の簡素化を図ることにより、利便性を向上させることを目的とする。
【0006】
本開示の駐車支援システムは、
車両を所定の駐車区画に入庫又は、前記駐車区画から出庫させる際の前記車両の移動経路を登録移動経路として記憶し、次回以降に前記車両を前記駐車区画に入庫又は、前記駐車区画から出庫させる場合には、前記車両を前記登録移動経路に基づいて自動走行させる自動駐車制御を実行可能な駐車支援システムであって、
前記登録移動経路の記憶を要求する登録要求がなされた際の前記車両の状態に基づき、前記登録移動経路を入庫経路又は出庫経路の何れとして記憶するのかを判定するとともに、登録要求がなされた際の前記車両の直前の移動経路又は直後の移動経路の何れを記憶するのかを判定する判定部を備える
ことを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施形態に係る車両のハードウェア構成を示す模式図である。
本実施形態に係る制御装置のソフトウェア構成を示す模式図である。
本実施形態に係る登録確認画面の一例を示す模式図である。
本実施形態に係る登録確認画面の一例を示す模式図である。
本実施形態に係る登録確認画面の一例を示す模式図である。
本実施形態に係る登録確認画面の一例を示す模式図である。
本実施形態に係る入出庫状態判定処理及び、登録確認処理のルーチンを説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して本実施形態に係る駐車支援システムを説明する。
【0009】
[ハードウェア構成]
図1は、本実施形態に係る車両VHのハードウェア構成を示す模式図である。車両VHは、ECU(Electronic Control Unit)10を有する。ECU10は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13及びインターフェース装置14等を備える。CPU11は、ROM12に格納されている各種プログラムを実行するプロセッサである。ROM12は、不揮発性メモリであって、CPU11が各種プログラムを実行するために必要なデータ等を記憶する。RAM13は、揮発性メモリであって、各種プログラムがCPU11によって実行される際に展開される作業領域を提供する。インターフェース装置14は、外部装置と通信するための通信デバイスである。
【0010】
ECU10は、車両VHを駐車区画に自動的に入庫させる自動入庫制御及び、車両VHを駐車区画から自動的に出庫させる自動出庫制御を行う中枢となる装置である(以下、これら自動入庫制御及び自動出庫制御を、まとめて「自動駐車制御」と称する場合もある)。本実施形態において、自動駐車制御は、使用頻度が比較的高い駐車区画等、運転者が予め登録した駐車区画に対して行われる。以下では、登録された駐車区画を「既登録駐車区画」と称する。対象となる駐車区画は、白線等によって駐車枠が画定された駐車区画のみならず、車両VHが進入可能なスペースを確保できる駐車区画であれば、既登録駐車区画として登録することができる。既登録駐車区画は、ドライバが手動操作によって車両VHを駐車区画に入庫又は、駐車区画から出庫させる際の移動経路を取得し、取得した移動経路を駐車区画の位置情報と紐づけて記憶することにより登録される。
(【0011】以降は省略されています)

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