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公開番号
2025129464
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-05
出願番号
2024026105
出願日
2024-02-26
発明の名称
システム、プログラム、情報処理方法及びシステムの構築方法
出願人
株式会社豊田中央研究所
代理人
弁理士法人IPX
主分類
G06F
9/54 20060101AFI20250829BHJP(計算;計数)
要約
【課題】処理装置モデルと被処理物モデルとの間に介在し、モデル間でのデータの受け渡しを円滑化可能なシステム、プログラム及び情報処理方法等を提供する。
【解決手段】本発明の一態様によれば、処理装置を表現するモデルである処理装置モデルと、被処理物を表現するモデルである被処理物モデルとの間を介在するシステムが提供される。このシステムは、第1インタフェースと、第2インタフェースと、変換クラスとを含む。第1インタフェースは、処理装置モデルから出力されるデータである出力データを受け取るように定義される。第2インタフェースは、被処理物モデルに必要なデータのフォーマットを把握するように定義される。第2インタフェースは、フォーマットに適合したデータである必要データを被処理物モデルに出力するように定義される。変換クラスは、第1インタフェース及び第2インタフェースを実装するクラスとして定義される。変換クラスは、出力データをフォーマットに適合させるように、出力データを必要データに変換する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
処理装置を表現するモデルである処理装置モデルと、被処理物を表現するモデルである被処理物モデルとの間を介在するシステムであって、
第1インタフェースと、第2インタフェースと、変換クラスとを含み、
前記第1インタフェースは、前記処理装置モデルから出力されるデータである出力データを受け取るように定義され、
前記第2インタフェースは、前記被処理物モデルに必要なデータのフォーマットを把握するように定義され、
前記第2インタフェースは、前記フォーマットに適合したデータである必要データを前記被処理物モデルに出力するように定義され、
前記変換クラスは、前記第1インタフェース及び前記第2インタフェースを実装するクラスとして定義され、
前記変換クラスは、前記出力データを前記フォーマットに適合させるように、前記出力データを前記必要データに変換する、
システム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のシステムにおいて、
前記被処理物は、半導体ウェハであり、
前記処理装置は、前記半導体ウェハに処理を行う装置である、
システム。
【請求項3】
請求項2に記載のシステムにおいて、
前記処理装置は、アニール炉であり、
前記出力データは、前記アニール炉内の雰囲気を示すデータである、
システム。
【請求項4】
請求項3に記載のシステムにおいて、
前記雰囲気は、温度である、
システム。
【請求項5】
請求項1に記載のシステムにおいて、
前記変換クラスは、前記出力データに含まれるデータの中から前記フォーマットに適合するデータを抽出して前記必要データとする、
システム。
【請求項6】
請求項1に記載のシステムにおいて、
前記変換クラスは、前記出力データに含まれる複数のデータを組み合わせて前記必要データとする、
システム。
【請求項7】
プログラムであって、
請求項1から6までの何れか1項に記載のシステムの前記第1インタフェース、前記第2インタフェース及び前記変換クラスをコンピュータに実行させるように構成される、
プログラム。
【請求項8】
情報処理方法であって、
請求項1から6までの何れか1項に記載のシステムの前記第1インタフェース、前記第2インタフェース及び前記変換クラスを実行する、
情報処理方法。
【請求項9】
処理装置を表現するモデルである処理装置モデルと、被処理物を表現するモデルである被処理物モデルとの間を介在するシステムの構築方法であって、
第1定義ステップと、第2定義ステップと、第3定義ステップとを備え、
前記第1定義ステップでは、前記処理装置モデルから出力されるデータである出力データを前記処理装置モデルから受け取るように第1インタフェースを定義し、
前記第2定義ステップでは、前記被処理物モデルに必要なデータのフォーマットを把握するように第2インタフェースを定義し、
前記第2定義ステップでは、前記フォーマットに適合したデータである必要データを前記被処理物モデルに出力するように前記第2インタフェースを定義し、
前記第3定義ステップでは、前記第1インタフェース及び前記第2インタフェースを実装するクラスとして変換クラスを定義し、
前記第3定義ステップでは、前記出力データを前記フォーマットに適合させるように、前記出力データを前記必要データに変換させるように前記変換クラスを定義する、
構築方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、システム、プログラム、情報処理方法及びシステムの構築方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
処理装置を表現するモデルである処理装置モデルから、被処理物を表現するモデルである被処理物モデルへデータを入力する場合に、処理装置モデルから出力されるデータのフォーマットをany typeとすることで、整数、実数、分布、時系列などの複数の種類のデータをまとめて規定する技術が提案されている(例えば、非特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
James R. Moyne, et al., "SEMI E133-The Process Control System Standard: Deriving a Software Interoperability Standard for Advanced Process Control in Semiconductor Manufacturing", 2007, Vol.20, p.408-420
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、非特許文献1の技術では、any typeを処理可能な被処理物モデルを作成する必要があり、このような被処理物モデルを作成することは困難であった。
【0005】
本発明では上記事情を鑑み、処理装置モデルと被処理物モデルとの間に介在し、モデル間でのデータの受け渡しを円滑化可能なシステム、プログラム及び情報処理方法等を提供することとした。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様によれば、処理装置を表現するモデルである処理装置モデルと、被処理物を表現するモデルである被処理物モデルとの間を介在するシステムが提供される。このシステムは、第1インタフェースと、第2インタフェースと、変換クラスとを含む。第1インタフェースは、処理装置モデルから出力されるデータである出力データを受け取るように定義される。第2インタフェースは、被処理物モデルに必要なデータのフォーマットを把握するように定義される。第2インタフェースは、フォーマットに適合したデータである必要データを被処理物モデルに出力するように定義される。変換クラスは、第1インタフェース及び第2インタフェースを実装するクラスとして定義される。変換クラスは、出力データをフォーマットに適合させるように、出力データを必要データに変換する。
【0007】
このような態様によれば、処理装置モデルと被処理物モデルとの間でのデータの受け渡しを円滑化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
情報処理システム100を表す構成図である。
情報処理装置200のハードウェア構成を示すブロック図である。
端末300のハードウェア構成を示すブロック図である。
システム400のソフトウェア構成を示すブロック図である。
情報処理装置200により実行される、システム400の構築方法の流れを示すアクティビティ図である。
モデル化したシステム400を用いた、アニール炉モデル511と半導体ウェハモデル611との間の情報処理を示すアクティビティ図である。
アニール炉モデル511(処理装置モデル510の一例)と、半導体ウェハモデル611(被処理物モデル610の一例)と、システム400との関係を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
【0010】
ところで、本実施形態に登場するソフトウェアを実現するためのプログラムは、コンピュータが読み取り可能な非一時的な記録媒体として提供されてもよいし、外部のサーバからダウンロード可能に提供されてもよいし、外部のコンピュータで当該プログラムを起動させてクライアント端末でその機能を実現(いわゆるクラウドコンピューティング)するように提供されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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