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公開番号2025127315
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-01
出願番号2024023983
出願日2024-02-20
発明の名称コンピュータプログラム、真偽検証装置及び真偽検証方法
出願人国立大学法人京都大学
代理人個人,個人
主分類G06F 40/279 20200101AFI20250825BHJP(計算;計数)
要約【課題】オンラインソーシャルメディアの情報の真偽を検証することができるコンピュータプログラム、真偽検証装置及び真偽検証方法を提供する。
【解決手段】コンピュータプログラムは、テキストデータを取得し、複数の固有の情報源を用いて、取得したテキストデータに含まれる主張内容の真偽に関する確信度を複数の固有の情報源毎に算出し、複数の固有の情報源毎に算出した確信度に基づいてテキストデータの信憑性を算出する、処理をコンピュータに実行させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
テキストデータを取得し、
複数の固有の情報源を用いて、取得したテキストデータに含まれる主張内容の真偽に関する確信度を前記複数の固有の情報源毎に算出し、
前記複数の固有の情報源毎に算出した確信度に基づいて前記テキストデータの信憑性を算出する、
処理をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
取得したテキストデータを複数のソフトウェアエージェントそれぞれへ出力し、
前記複数のソフトウェアエージェントそれぞれが出力する、前記固有の情報源を用いて算出された前記テキストデータに含まれる主張内容の真偽に関する確信度を取得する、
処理をコンピュータに実行させる請求項1に記載のコンピュータプログラム。
【請求項3】
前記複数のソフトウェアエージェントそれぞれは、取得したテキストデータを学習モデルに入力して前記学習モデルが抽出する、前記テキストデータに対する主張内容を取得する、
処理をコンピュータに実行させる請求項2に記載のコンピュータプログラム。
【請求項4】
前記複数のソフトウェアエージェントそれぞれは、取得した主張内容を前記学習モデルに入力して前記学習モデルが生成する、前記主張内容が回答となるような質問を取得する、
処理をコンピュータに実行させる請求項3に記載のコンピュータプログラム。
【請求項5】
前記複数のソフトウェアエージェントそれぞれは、前記質問を用いて前記固有の情報源を検索して検索結果を出力する、
処理をコンピュータに実行させる請求項4に記載のコンピュータプログラム。
【請求項6】
前記複数のソフトウェアエージェントそれぞれは、取得した主張内容と前記検索結果とを前記学習モデルに入力して前記学習モデルが算出する前記主張内容の真偽に関する確信度を取得して出力する、
処理をコンピュータに実行させる請求項5に記載のコンピュータプログラム。
【請求項7】
前記学習モデルは、大規模言語モデルを含む、
請求項3から請求項6のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
【請求項8】
前記主張内容を真とした場合の確信度の平均及び前記主張内容を偽とした場合の確信度の平均に基づいて前記テキストデータの信憑性を算出する、
処理をコンピュータに実行させる請求項1から請求項6のいずれか一つに記載のコンピュータプログラム。
【請求項9】
前記主張内容が複数ある場合、前記主張内容を真とした場合の確信度の平均及び前記主張内容を偽とした場合の確信度の平均に基づいて前記主張内容毎の確信度の平均を算出し、
前記主張内容毎の確信度の平均に基づいて前記テキストデータの信憑性を算出する、
処理をコンピュータに実行させる請求項8に記載のコンピュータプログラム。
【請求項10】
前記主張内容を真とした場合の前記固有の情報源の数と前記主張内容を偽とした場合の前記固有の情報源の数との多い方の数の前記固有の情報源毎の確信度に基づいて前記テキストデータの信憑性を算出する、
処理をコンピュータに実行させる請求項1から請求項6のいずれか一つに記載のコンピュータプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コンピュータプログラム、真偽検証装置及び真偽検証方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、オンラインソーシャルメディアは多くのユーザが参加するプラットフォームを提供する新しい手段として認識されている。しかし、情報を求めたり、情報を広めたり、オンラインでの審議や議論には、言語の壁や専門分野の相違などにより、情報リテラシーを必要とする。
【0003】
特許文献1には、人間と会話型エージェントとの協力に基づいて構築され、オンラインでの議論や審議を定量化することで、議論や審議を最適化する方法論が開示されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
Rafik Hadfi and Takayuki Ito, “In Proceeding of the 21st International Conference on Autonomous Agents and Multiagent Systems, AAMAS’22, page 1794-1798, Richland, SC, 2022. International Foundation for Autonomous Agents and Multiagent Systems.”
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
議論や審議の内容の信頼性を高めるために仮説や前提の検証(エビデンス)に基づく議論や審議が極めて重要な場合が多い。しかし、特許文献1の方法論には、議論や審議の過程で真偽検証の仕組みが考慮されていない。このため、オンラインソーシャルメディアにフェークニュースが書き込まれた場合、真の情報と偽の情報とが混在し、ユーザに誤解を与える事態が生じる。
【0006】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、オンラインソーシャルメディアの情報の真偽を検証することができるコンピュータプログラム、真偽検証装置及び真偽検証方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、コンピュータプログラムは、テキストデータを取得し、複数の固有の情報源を用いて、取得したテキストデータに含まれる主張内容の真偽に関する確信度を前記複数の固有の情報源毎に算出し、前記複数の固有の情報源毎に算出した確信度に基づいて前記テキストデータの信憑性を算出する、処理をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、オンラインソーシャルメディアの情報の真偽を検証することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態の真偽検証システムの構成の一例を示す図である。
主エージェントの機能の一例を示す図である。
第1エージェントの機能の一例を示す図である。
主張内容抽出部の処理の一例を示す図である。
質問生成部の処理の一例を示す図である。
検索部の処理の一例を示す図である。
確信度算出部の処理の一例を示す図である。
主エージェントの処理の一例を示す図である。
各ソフトウェアエージェントが複数の主張内容に対して算出した加重スコアの一例を示す図である。
主張内容に対して異なる固有の情報源を用いた場合の加重スコアの一例を示す図である。
比較例の真偽検証の評価結果を示す図である。
本実施形態の真偽検証の評価結果を示す図である。
真偽検証装置の構成の一例を示す図である。
真偽検証装置による処理手順の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて説明する。図1は本実施形態の真偽検証システムの構成の一例を示す図である。真偽検証システムは、真偽検証装置50を備える。真偽検証装置50には、通信ネットワーク1を介して、ソーシャルメディア(SNS)10、端末装置20、学習モデルとしての大規模言語モデル30、第1エージェント用情報源81、第2エージェント用情報源82、及び第3エージェント用情報源83が接続されている。
(【0011】以降は省略されています)

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