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公開番号
2025127037
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-01
出願番号
2024023512
出願日
2024-02-20
発明の名称
情報処理装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
B60L
58/12 20190101AFI20250825BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両をリモート操作する際のユーザの利便性を向上させることができる技術を提供する。
【解決手段】情報処理装置は、リモート操作に関わる通信を行う通信端末を搭載する車両を制御する。情報処理装置では、制御部が、通信端末に電力を供給する第1バッテリの残量である第1バッテリ残量を取得する。また、制御部は、車両の駆動用モータに電力を供給する第2バッテリの残量である第2バッテリ残量を取得する。制御部は、取得した第1バッテリ残量及び第2バッテリ残量に応じて、通信端末の待受状態と停止状態とを切り換える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
リモート操作に関わる通信を行う通信端末を搭載する車両を制御する情報処理装置であって、
前記通信端末に電力を供給する第1バッテリの残量である第1バッテリ残量を取得することと、
前記車両の駆動用モータに電力を供給する第2バッテリの残量である第2バッテリ残量を取得することと、
前記第1バッテリ残量及び前記第2バッテリ残量に応じて、前記通信端末の待受状態と停止状態とを切り換えることと、
を実行する制御部を備える、
情報処理装置。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
前記第1バッテリ残量及び前記第2バッテリ残量に応じて、前記通信端末の待受状態と停止状態とを切り換えることは、
前記第1バッテリ残量が第1閾値以上であるときに、前記通信端末を待受状態に制御することと、
前記第1バッテリ残量が前記第1閾値未満であり、且つ前記第2バッテリ残量が第2閾値以上であるときに、前記第2バッテリから前記第1バッテリへの充電を行いつつ前記通信端末を待受状態に制御することと、
前記第1バッテリ残量が前記第1閾値未満であり、且つ前記第2バッテリ残量が前記第2閾値未満であるときに、前記通信端末を停止状態に制御することと、
を含む、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記第2バッテリは、外部電源により充電可能なバッテリであり、
前記第1バッテリ残量が前記第1閾値未満であり、且つ前記第2バッテリ残量が前記第2閾値未満であることに応じて前記通信端末が停止状態にされた後に、前記第2バッテリが前記外部電源により充電されることで前記第2バッテリ残量が前記第2閾値以上に増加したことに応じて、前記制御部が、前記第2バッテリから前記第1バッテリへの充電を行いつつ前記通信端末を停止状態から待受状態へ切り換える、
請求項2に記載の情報処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
車両に搭載される空調装置をリモート操作で作動させる技術が知られている(例えば、特許文献1を参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-188062号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の目的は、車両をリモート操作する際のユーザの利便性を向上させることができる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の態様の一つは、リモート操作に関わる通信を行う通信端末を搭載する車両を制御する情報処理装置である。その場合の情報処理装置は、例えば、
前記通信端末に電力を供給する第1バッテリの残量である第1バッテリ残量を取得することと、
前記車両の駆動用モータに電力を供給する第2バッテリの残量である第2バッテリ残量を取得することと、
前記第1バッテリ残量及び前記第2バッテリ残量に応じて、前記通信端末の待受状態と停止状態とを切り換えることと、
を実行する制御部を備えてよい。
【0006】
また、本開示の他の態様は、上記した情報処理装置の処理をコンピュータが実行する情報処理方法、当該情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、又は当該プログラムをコンピュータが可読な形態で記憶する非一時的記憶媒体でもよい。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、車両をリモート操作する際のユーザの利便性を向上させることができる技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態におけるシステムの概略構成を示す図である。
実施形態において通信端末が待受状態及び停止状態に制御される条件を示す図である。
実施形態において第1バッテリ残量、第2バッテリ残量、補機用バッテリの充電状態、駆動用バッテリの充電状態、及び通信端末の状態の経時変化の一例を示すタイムチャートである。
実施形態において電源管理装置で実行される処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
近年、ユーザがスマートフォン等の端末を通じて駐車中の車両の空調装置及びドアロッ
クアクチュエータ等の車載機器をリモート操作するサービス(以下、「リモートサービス」と記す場合もある。)が普及してきている。リモートサービスの対象となる車両は、リモート操作に関わる信号を送受信するための通信端末を搭載する。ところで、車両が作動停止状態(イグニッションスイッチ又はパワースイッチがオフの状態)にあるときに、通信端末が待受状態(リモート操作に関わる信号を送受信可能な状態)で待機し続けると、通信端末用のバッテリの残量が過少になったり、バッテリの劣化を助長したりする可能性がある。
【0010】
これに対し、車両の作動停止(パワースイッチ又はイグニッションスイッチがオンからオフへ切り替えられたタイミング)から一定期間(例えば、数日程度)が経過した時点で、通信端末を待受状態から停止状態(リモート操作に関わる信号を送受信不可能な状態)へ自動的に切り替える対策が考えられる。ところで、BEV(Battery Electric Vehicle)又はPHEV(Plug-in Hybrid Electric Vehicle)等のように、通信端末用のバッテ
リに加えて駆動用バッテリを搭載する車両においては、通信端末用のバッテリの残量が少なくなったときに、駆動用バッテリの電力を利用して補機用バッテリを充電することができる。よって、BEV及びPHEV等においては、補機用バッテリの残量のみならず、駆動用バッテリの残量も考慮して、通信機器の状態を柔軟に切り換える手立てが求められる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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