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公開番号2025126737
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-29
出願番号2024023131
出願日2024-02-19
発明の名称情報処理装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G08G 1/16 20060101AFI20250822BHJP(信号)
要約【課題】踏切を通行する車両の運転者への運転支援情報を提供する技術を向上させる。
【解決手段】本開示の情報処理装置は、車両に搭載される情報処理装置であって、通信部と、測位部と、撮像部と、制御部と、出力部とを備える。通信部は、車両が走行中の道路の前方に位置する踏切の先に設置された路側機から、道路上の物体の位置情報を取得する。測位部は、車両の現在位置を検出する。撮像部は、車両の前方を撮像して画像情報を生成する。制御部は、物体の位置情報、車両の現在位置、および、画像情報に基づいて、車両の運転者の運転を支援する運転支援情報を生成する。出力部は、運転支援情報を出力する。制御部は、現在位置および画像情報に基づいて踏切の路側機に近い側の第1端の位置を特定し、該第1端の位置と物体の位置情報とに基づいて、運転支援情報を生成する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
車両に搭載される情報処理装置であって、
前記車両が走行中の道路の前方に位置する踏切の先に設置された路側機から、道路上の物体の位置情報を取得する通信部と、
前記車両の現在位置を検出する測位部と、
前記車両の前方を撮像して画像情報を生成する撮像部と、
前記物体の前記位置情報、前記車両の前記現在位置、および、前記画像情報に基づいて、前記車両の運転者の運転を支援する運転支援情報を生成する制御部と、
前記運転支援情報を出力する出力部と
を備え、
前記制御部は、前記現在位置および前記画像情報に基づいて前記踏切の前記路側機に近い側の第1端の位置を特定し、該第1端の位置と前記物体の前記位置情報とに基づいて、前記運転支援情報を生成する、情報処理装置。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記画像情報に基づいて、対向車線を走行する対向車両が前記踏切に進入する前に一時停止する位置を、前記第1端の位置として特定するように構成される、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記画像情報に基づいて、前記踏切の前記路側機から遠い側の第2端の位置を特定し、前記第1端の位置と前記第2端の位置から踏切の幅を推定するように構成される、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記画像情報に基づいて、前記踏切の前記路側機から遠い側の第2端の位置を特定し、前記車両の前記現在位置が前記第2端を通過する前であって、前記物体の位置と前記第1端の位置との間に所定の大きさ以上の空間があるとき、前記踏切へ進入できることを示す前記運転支援情報を生成するように構成される、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記画像情報に基づいて、前記踏切の前記路側機から遠い側の第2端の位置を特定し、前記車両の現在位置が前記第2端の位置を通過する前であって、前記物体の位置と前記第1端の位置との間に所定の大きさ以上の空間がないとき、前記踏切への進入を待つべきことを示す運転支援情報を生成するように構成される、請求項1に記載の情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
踏切事故を削減するため、踏切の周辺に設けられる路側機が、踏切を渡った先における道路の交通状況を示す情報を車両へ送信することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1において、路側機が車両に送信する送信内容には、踏切の位置情報、踏切の両端の間の距離の情報、踏切を渡った先の先行車両の位置情報、踏切の先に位置する信号の情報等が含まれる。また、車両側のシステムは、路側機から送信される情報を受信すると、運転者の注意を喚起する情報を表示し、および/または、車両が踏切手前で停止するための減速制御、若しくは、進入禁止制御を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-171942号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来、先行車両の位置情報を提供する路側機は、道路上に踏切がある場合、必ずしも踏切の端部の正確な位置情報を提供していなかった。このため、車両側のシステムは、車両の位置、踏切の端部の位置、および、先行車両の位置に応じた的確な情報を、運転者に提供できない場合があった。したがって、従来技術では、踏切を通行する車両の運転者への運転支援情報を提供する技術において改善の余地があった。
【0005】
かかる事情に鑑みてなされた本開示の目的は、踏切を通行する車両の運転者への運転支援情報を提供する技術を向上させることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一実施形態に係る情報処理装置は、車両に搭載される情報処理装置であって、前記車両が走行中の道路の前方に位置する踏切の先に設置された路側機から、道路上の物体の位置情報を取得する通信部と、前記車両の現在位置を検出する測位部と、前記車両の前方を撮像して画像情報を生成する撮像部と、前記物体の前記位置情報、前記車両の前記現在位置、および、前記画像情報に基づいて、前記車両の運転者の運転を支援する運転支援情報を生成する制御部と、前記運転支援情報を出力する出力部とを備え、前記制御部は、前記現在位置および前記画像情報に基づいて前記踏切の前記路側機に近い側の第1端の位置を特定し、該第1端の位置と前記物体の前記位置情報とに基づいて、前記運転支援情報を生成することを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、踏切を通行する車両の運転者への運転支援情報を提供する技術を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態に係る情報処理装置が搭載された車両が通行する道路交通環境の一例を示す図である。
図1に含まれる路側機の概略構成の一例を示すブロック図である。
図1の車両に搭載される情報処理装置の概略構成を示すブロック図である。
図3の情報処理装置の制御部が行う処理の一例を示すフローチャートである。
図4の踏切の第1端の位置を特定する処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の一実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の説明で用いられる図は模式的なものである。図面上の寸法および比率等は現実のものとは必ずしも一致していない。
【0010】
(本開示の適用される道路交通環境)
図1は、本開示の一実施形態に係る情報処理装置30(図3参照)を搭載した車両10が通行する道路交通環境の一例を示す。図1の道路交通環境では、道路11が線路12を横切るとともに、道路11の線路12との交差部分は踏切13となっている。また、図1上で踏切13の上側の道路11の先には信号機14が設けられている。踏切13の信号機14に近い側の端部は、第1端13aである。踏切13の第1端13aの反対側の端部は、第2端13bである。踏切13の第1端13aは、後述する路側機15に近い側の端部である。踏切13の第2端13bは、路側機15から遠い側の端部である。
(【0011】以降は省略されています)

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