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公開番号
2025126406
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-29
出願番号
2024022552
出願日
2024-02-19
発明の名称
撮像装置および撮像装置の制御方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
23/40 20230101AFI20250822BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】何れの領域が撮像装置の画角に含まれるかを認識していない者に対して、撮像装置の画角に含まれる領域と撮像装置による撮影の対象物との関係を認識させる。
【解決手段】撮像装置は、自装置の外である領域に対して超音波を放射して領域に位置する物体に振動を与える振動付与部と、被写体を撮影する撮像手段と、撮像手段の画角に含まれる領域と、撮像手段による撮影の対象物と、の関係に応じた領域に位置する物体に対して振動を与えるように振動付与部を制御する制御部と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
自装置の外である領域に対して超音波を放射して前記領域に位置する物体に振動を与える振動付与部と、
被写体を撮影する撮像手段と、
前記撮像手段の画角に含まれる領域と、前記撮像手段による撮影の対象物と、の関係に応じた領域に位置する物体に対して振動を与えるように前記振動付与部を制御する制御部と、
を備えた、撮像装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記振動付与部が自装置の外である領域に位置する物体に対して振動を与えている場合において、前記関係の変化に応じて、前記振動付与部から振動を付与する対象の領域を変える、請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記関係に応じて、前記画角に含まれない領域に位置する物体に対して振動を与えるように前記振動付与部を制御する、請求項1に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記画角に含まれる領域における周縁部に前記対象物の少なくとも一部が位置すること、または、前記画角に含まれる領域に前記対象物の少なくとも一部が位置しないことに応じて、前記振動付与部から振動を与えるように制御する、請求項1に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記画角に含まれる領域に前記対象物の少なくとも一部が位置する場合において、第1のタイミングにおける前記対象物の位置と前記第1のタイミングよりも後の第2のタイミングにおける前記対象物の位置との関係に応じて、前記振動付与部から振動を与えるように制御する、請求項1に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記振動付与部による超音波の放射範囲に前記対象物が位置する場合において、前記対象物の位置に応じた振動の態様により前記対象物に振動を与えるように前記振動付与部を制御する、請求項1に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記撮像手段による撮影の際に、前記撮影が行われることを通知する通知部をさらに備え、
前記制御部は、前記撮影の際に前記振動付与部から振動を与える場合に、前記通知部による前記通知を制限する、請求項1に記載の撮像装置。
【請求項8】
対象物に対して超音波を放射して前記対象物に振動を与える振動付与部と、
被写体を撮影する撮像手段と、
前記撮像手段の画角に含まれる領域と、前記振動付与部による超音波の放射範囲に位置する前記対象物と、の関係に応じた振動の態様により前記対象物に振動を与えるように前記振動付与部を制御する制御部と、
を備えた、撮像装置。
【請求項9】
自装置の外である領域に対して超音波を放射して前記領域に位置する物体に振動を与える振動付与部と、被写体を撮影する撮像手段と、を備えた撮像装置の制御方法であって、
前記撮像手段の画角に含まれる領域と、前記撮像手段による撮影の対象物と、の関係に応じた領域に位置する物体に対して振動を与えるように前記振動付与部を制御する工程を有する、撮像装置の制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置および撮像装置の制御方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、画角に含まれる被写体を通知する撮像装置が知られている。画角に含まれる被写体を通知する撮像装置としては、撮像装置の背面に設けられた表示部に画角に含まれる被写体を表示する構成がある。また、自撮りにより撮影者が被写体を兼ねる場合等の、撮影者が撮像装置の背面側に位置していない場合であっても、画角に含まれる被写体を通知する構成もある。特許文献1は、装置の背面に設けられた表示部をバリアングルやチルトなど可動式にすることにより、撮影者が装置の正面側に位置している状態で撮影した際も表示部が見える撮像装置を開示している。また、特許文献2は、振動部の発生する超音波に焦点を設定して、当該焦点に超音波を収束させることを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021―136653
国際公開第2020/184354号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、撮影者が撮像装置を視認することなく撮影する場合や、撮像装置による撮影の対象者が撮像装置を意識していない場合等においては、何れの領域が撮像装置の画角に含まれるかが認識されない場合がある。このような場合において、特許文献1の技術では、表示部が移動した場合であっても、何れの領域が撮像装置の画角に含まれるかを認識していない者には、撮像装置の画角に含まれる領域と撮像装置による撮影の対象物との関係が認識されないことがある。
【0005】
本発明は、何れの領域が撮像装置の画角に含まれるかを認識していない者に対して、撮像装置の画角に含まれる領域と撮像装置による撮影の対象物との関係を認識させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の撮像装置は、自装置の外である領域に対して超音波を放射して前記領域に位置する物体に振動を与える振動付与部と、被写体を撮影する撮像手段と、前記撮像手段の画角に含まれる領域と、前記撮像手段による撮影の対象物と、の関係に応じた領域に位置する物体に対して振動を与えるように前記振動付与部を制御する制御部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、何れの領域が撮像装置の画角に含まれるかを認識していない者に対して、撮像装置の画角に含まれる領域と撮像装置による撮影の対象物との関係を認識させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
撮像装置のハードウェア構成を示す図である。
撮像装置の機能構成例を示す図である。
振動付与部に印加される電圧と発生する振動との関係を説明するための図である。
振動制御処理の流れを示したフローチャートである。
振動条件や、撮像装置の外の領域のうちの振動付与部が振動を付与する対象の領域を説明するための図である。
振動条件や、撮像装置の外の領域のうちの振動付与部が振動を付与する対象の領域を説明するための図である。
変化条件の変形例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
<撮像装置100の外観図>
図1は、撮像装置100のハードウェア構成を示す図である。より具体的には、図1(A)は撮像装置100の正面側から撮像装置100を眺めた場合の斜視図であり、図1(B)は撮像装置100の背面側から撮像装置100を眺めた場合の斜視図である。
撮像装置100は、撮影をする装置である。撮像装置100としては、デジタルカメラが挙げられる。撮像装置100は、表示部28、タッチパネル70a、ファインダー外表示部43、シャッターボタン61、モード切替スイッチ60、および端子カバー40を備える。また、撮像装置100は、メイン電子ダイヤル71、電源スイッチ72、サブ電子ダイヤル73、4方向キー74、およびSETボタン75を備える。さらに、撮像装置100は、動画ボタン76、AEロックボタン77、拡大ボタン78、再生ボタン79、およびメニューボタン81を備える。またさらに、撮像装置100は、通信端子10、接眼ファインダー17、接眼検知部57、スロット蓋202、グリップ部90、およびサムレスト部91を備える。
【0010】
表示部28は、撮像装置100の背面に設けられた表示部であり、画像等の各種情報を表示する。タッチパネル70aは、表示部28の表示面(タッチ操作面)に対するタッチ操作を検出する。ファインダー外表示部43は、撮像装置100の上面に設けられた表示部であり、シャッター速度や絞りをはじめとする撮像装置100の設定値等の情報を表示する。シャッターボタン61は、撮影の指示を受け付けるボタンである。モード切替スイッチ60は、後述するシステム制御部50の動作モードの切り替えを受け付けるスイッチである。端子カバー40は、撮像装置100を外部機器に接続する接続ケーブル等とのコネクタ(不図示)を保護するカバーである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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