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公開番号
2025122404
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-21
出願番号
2024017857
出願日
2024-02-08
発明の名称
表示制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
,
株式会社デンソー
代理人
弁理士法人プロスペック特許事務所
主分類
B60W
50/14 20200101AFI20250814BHJP(車両一般)
要約
【課題】エコ度合画像の頻繁な切り替わりを抑制することができる表示制御装置を提供する。
【解決手段】表示装置は、追従走行制御の実行中、環境パラメータの値が所定切替閾値以下の値から所定切替閾値よりも大きい値に変化したときには、環境パラメータの値が所定切替閾値よりも大きい増大側閾値に達するまでは、第1評価値に基づいて取得される前記エコ度合を表すエコ度合画像を表示装置により表示し、追従走行制御の実行中、環境パラメータの値が所定切替閾値よりも大きい値から所定切替閾値以下の値に変化したときには、環境パラメータの値が所定切替閾値よりも小さい減少側閾値に達するまでは、第2評価値に基づいて取得されるエコ度合を表すエコ度合画像を前記表示装置により表示する。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
自車両と先行車との間の距離が設定車間距離範囲内で変動することを許容しつつ前記自車両を自律的に走行させる追従走行制御の実行中、前記自車両の走行に係るエネルギー消費量の少なさ度合を示すエコ度合を表すエコ度合画像を表示装置により表示する制御装置を備え、
前記制御装置は、前記追従走行制御の実行中、前記エコ度合を規定するパラメータであって前記自車両の走行環境を示すパラメータである環境パラメータの値を取得し、該取得した環境パラメータの値に対応する評価値を取得し、該取得した評価値に基づいて前記エコ度合を取得し、該取得した前記エコ度合を表す前記エコ度合画像を前記表示装置により表示するように構成されている、
表示制御装置において、
所定切替閾値以下である前記環境パラメータの値に対応する前記評価値である第1評価値と前記所定切替閾値よりも大きい前記環境パラメータの値に対応する前記評価値である第2評価値とは、異なる値であり、
前記制御装置は、
前記追従走行制御の実行中、前記環境パラメータの値が前記所定切替閾値以下の値から前記所定切替閾値よりも大きい値に変化したときには、前記環境パラメータの値が前記所定切替閾値よりも大きい増大側閾値に達するまでは、前記第1評価値に基づいて取得される前記エコ度合を表す前記エコ度合画像を前記表示装置により表示し、
前記追従走行制御の実行中、前記環境パラメータの値が前記所定切替閾値よりも大きい値から前記所定切替閾値以下の値に変化したときには、前記環境パラメータの値が前記所定切替閾値よりも小さい減少側閾値に達するまでは、前記第2評価値に基づいて取得される前記エコ度合を表す前記エコ度合画像を前記表示装置により表示する、
ように構成されている、
表示制御装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の表示制御装置において、
前記制御装置は、
前記追従走行制御の実行中、前記環境パラメータの値が前記所定切替閾値以下の値から前記所定切替閾値を越えて前記増大側閾値に達したときには、前記第2評価値に基づいて取得される前記エコ度合を表す前記エコ度合画像を前記表示装置により表示し、
前記追従走行制御の実行中、前記環境パラメータの値が前記所定切替閾値よりも大きい値から前記所定切替閾値を越えて前記減少側閾値に達したときには、前記第1評価値に基づいて取得される前記エコ度合を表す前記エコ度合画像を前記表示装置により表示する、
ように構成されている、
表示制御装置。
【請求項3】
請求項1に記載の表示制御装置において、
前記制御装置は、
前記追従走行制御の実行中、前記環境パラメータの値が前記所定切替閾値以下の値から前記所定切替閾値よりも大きい値に変化したときには、前記環境パラメータの値が前記増大側閾値に達するまでは、前記環境パラメータの値を前記所定切替閾値以下の値に補正し、該補正した環境パラメータの値に対応する前記評価値に基づいて取得される前記エコ度合を表す前記エコ度合画像を前記表示装置により表示し、
前記追従走行制御の実行中、前記環境パラメータの値が前記所定切替閾値よりも大きい値から前記所定切替閾値以下の値に変化したときには、前記環境パラメータの値が前記減少側閾値に達するまでは、前記環境パラメータの値を前記所定切替閾値よりも大きい値に補正し、該補正した環境パラメータの値に対応する前記評価値に基づいて取得される前記エコ度合を表す前記エコ度合画像を前記表示装置により表示する、
ように構成されている、
表示制御装置。
【請求項4】
請求項1に記載の表示制御装置において、
前記制御装置は、前記環境パラメータの値を引数として前記評価値を取得するための第1マップ及び第2マップを記憶しており、
前記第1マップは、前記所定切替閾値以下である前記環境パラメータの値に対応する前記評価値と前記所定切替閾値よりも大きい前記環境パラメータの値に対応する前記評価値とが同じ度合に設定されているマップであり、
前記第2マップは、前記所定切替閾値以下の前記環境パラメータの値に対応する前記評価値と前記所定切替閾値よりも大きい前記環境パラメータの値に対応する前記評価値とが異なる度合に設定されているマップであり、
前記制御装置は、
前記追従走行制御の実行中、前記環境パラメータの値が前記所定切替閾値以下の値から前記所定切替閾値よりも大きい値に変化したときに、前記環境パラメータの値が前記増大側閾値に達するまでは、前記環境パラメータの値を引数として前記第1マップから取得した前記評価値に基づいて取得される前記エコ度合を表す前記エコ度合画像を前記表示装置により表示し、
前記追従走行制御の実行中、前記環境パラメータの値が前記所定切替閾値よりも大きい値から前記所定切替閾値以下の値に変化したときに、前記環境パラメータの値が前記減少側閾値に達するまでは、前記環境パラメータの値を引数として前記第1マップから取得した前記評価値に基づいて取得される前記エコ度合を表す前記エコ度合画像を前記表示装置により表示する、
ように構成されている、
表示制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示制御装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
エコ度合(即ち、自車両の走行に係るエネルギー消費量の少なさ度合)を示すエコ度合画像をメーターディスプレイに表示する表示制御装置が知られている。又、エコ度合が比較的高い場合とエコ度合が比較的低い場合とで異なるエコ度合画像を切り替えて表示する表示制御装置も知られている。こうした表示制御装置がセンサにより検出される検出データが閾値以下であるときにエコ度合が比較的高いと判定し、車間距離が閾値よりも大きいときにエコ度合が比較的低いと判定するように構成されている場合において、検出データが閾値を跨いで頻繁に増減を繰り返すと、エコ度合画像が頻繁に切り替わることになり、自車両の運転者に煩わしさを感じさせてしまう可能性がある。こうした検出データの頻繁な増減を吸収する技術として、検出データに対してカルマンフィルタ処理を施すことが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3380497号公報
【発明の概要】
【0004】
ところが、検出データに対してカルマンフィルタ処理を施した場合、エコ度合画像の頻繁な切り替わりを一定程度抑制することはできるが、検出データが実際に閾値を跨いで頻繁に増減を繰り返しているときには、やはり、エコ度合画像の頻繁な切り替わりが発生してしまう。
【0005】
本発明の目的は、エコ度合画像の頻繁な切り替わりを抑制することができる表示制御装置を提供することにある。
【0006】
本発明に係る表示制御装置は、自車両と先行車との間の距離が設定車間距離範囲内で変動することを許容しつつ前記自車両を自律的に走行させる追従走行制御の実行中、前記自車両の走行に係るエネルギー消費量の少なさ度合を示すエコ度合を表すエコ度合画像を表示装置により表示する制御装置を備えている。前記制御装置は、前記追従走行制御の実行中、前記エコ度合を規定するパラメータであって前記自車両の走行環境を示すパラメータである環境パラメータの値を取得し、該取得した環境パラメータの値に対応する評価値を取得し、該取得した評価値に基づいて前記エコ度合を取得し、該取得した前記エコ度合を表す前記エコ度合画像を前記表示装置により表示するように構成されている。所定切替閾値以下である前記環境パラメータの値に対応する前記評価値である第1評価値と前記所定切替閾値よりも大きい前記環境パラメータの値に対応する前記評価値である第2評価値とは、異なる値である。前記制御装置は、前記追従走行制御の実行中、前記環境パラメータの値が前記所定切替閾値以下の値から前記所定切替閾値よりも大きい値に変化したときには、前記環境パラメータの値が前記所定切替閾値よりも大きい増大側閾値に達するまでは、前記第1評価値に基づいて取得される前記エコ度合を表す前記エコ度合画像を前記表示装置により表示し、前記追従走行制御の実行中、前記環境パラメータの値が前記所定切替閾値よりも大きい値から前記所定切替閾値以下の値に変化したときには、前記環境パラメータの値が前記所定切替閾値よりも小さい減少側閾値に達するまでは、前記第2評価値に基づいて取得される前記エコ度合を表す前記エコ度合画像を前記表示装置により表示するように構成されている。
【0007】
本発明に係る表示制御装置によれば、追従走行制御の実行中に環境パラメータの値が所定切替閾値を跨いで頻繁に増減しても、環境パラメータの値が所定切替閾値を初めて跨ぐ前の評価値に基づいてエコ度合が取得され、当該取得されたエコ度合を表すエコ度合画像が表示される。このため、エコ度合画像の頻繁な切り替わりを抑制することができる。
【0008】
尚、本発明に係る表示制御装置において、前記制御装置は、前記追従走行制御の実行中、前記環境パラメータの値が前記所定切替閾値以下の値から前記所定切替閾値を越えて前記増大側閾値に達したときには、前記第2評価値に基づいて取得される前記エコ度合を表す前記エコ度合画像を前記表示装置により表示し、前記追従走行制御の実行中、前記環境パラメータの値が前記所定切替閾値よりも大きい値から前記所定切替閾値を越えて前記減少側閾値に達したときには、前記第1評価値に基づいて取得される前記エコ度合を表す前記エコ度合画像を前記表示装置により表示するように構成され得る。
【0009】
本発明に係る表示制御装置によれば、環境パラメータの値が所定切替閾値を越えて増大側閾値に達した場合、第2評価値に基づいて取得されるエコ度合を表すエコ度合画像が表示される。一方、環境パラメータの値が所定切替閾値を越えて減少側閾値に達した場合、第1評価値に基づいて取得されるエコ度合を表すエコ度合画像が表示される。このため、環境パラメータの値が増大側閾値に達した場合、及び、環境パラメータの値が減少側閾値に達した場合、より正確なエコ度合を表すエコ度合画像が表示される。
【0010】
又、本発明に係る表示制御装置において、前記制御装置は、前記追従走行制御の実行中、前記環境パラメータの値が前記所定切替閾値以下の値から前記所定切替閾値よりも大きい値に変化したときには、前記環境パラメータの値が前記増大側閾値に達するまでは、前記環境パラメータの値を前記所定切替閾値以下の値に補正し、該補正した環境パラメータの値に対応する前記評価値に基づいて取得される前記エコ度合を表す前記エコ度合画像を前記表示装置により表示し、前記追従走行制御の実行中、前記環境パラメータの値が前記所定切替閾値よりも大きい値から前記所定切替閾値以下の値に変化したときには、前記環境パラメータの値が前記減少側閾値に達するまでは、前記環境パラメータの値を前記所定切替閾値よりも大きい値に補正し、該補正した環境パラメータの値に対応する前記評価値に基づいて取得される前記エコ度合を表す前記エコ度合画像を前記表示装置により表示するように構成され得る。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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