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公開番号
2025121810
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-20
出願番号
2024070677
出願日
2024-04-24
発明の名称
光学検査装置の焦点制御装置
出願人
アイコア カンパニー リミテッド
代理人
KEY弁理士法人
主分類
G02B
7/28 20210101AFI20250813BHJP(光学)
要約
【課題】検査対象物との間の離隔距離を制御する光学検査装置の焦点制御装置を提供する。
【解決手段】上部に光学検査装置の検査用イメージセンサが装着され、内側下部にレンズ部が収容された光学検査装置の鏡筒部の一側から鏡筒部の内側の方向に第1光を照射する第1照射部と、第1光を反射させる第1-1反射部と、検査対象物によって反射された第1光を2次屈折させるレンズ部と、2次屈折された第1光を反射させる第1-2反射部と、鏡筒部の他方側から鏡筒部の内側に第2光を照射する第2照射部と、第2光を反射させる第2-1反射部とを含み、レンズ部は、検査対象物によって反射された第2光を第2-2反射部の方向に2次屈折させ、2次屈折された第2光を反射させる第2-2反射部と、焦点制御用イメージセンサによってセンシングされた第1及び第2光の位置である第1及び第2光位置データに基づいてレンズ部と検査対象物との間の離隔距離を制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
光学検査装置の焦点の制御装置において、
上部に前記光学検査装置の検査用イメージセンサが装着され、内側下部にレンズ部が収容された前記光学検査装置の鏡筒部の一側から前記鏡筒部の内側の方向に第1光を照射する第1照射部と、
前記第1照射部によって照射された第1光をレンズ部の方向に反射させる第1-1反射部と、
前記第1-1反射部によって反射された第1光を検査対象物の方向に1次屈折させ、前記検査対象物によって反射された第1光を第1-2反射部の方向に2次屈折させるレンズ部と、
前記レンズ部によって2次屈折された第1光を焦点制御用イメージセンサの方向に反射させる第1-2反射部と、
前記鏡筒部の他方側から前記鏡筒部の内側に第2光を照射する第2照射部と、
前記第2照射部によって照射された第2光を前記レンズ部の方向に反射させる第2-1反射部とを含み、
前記レンズ部は、
前記第2-1反射部によって反射された第2光を前記検査対象物の方向に1次屈折させ、前記検査対象物によって反射された第2光を第2-2反射部の方向に2次屈折させ、
前記光学検査装置の焦点制御装置は、
前記レンズ部によって2次屈折された第2光を前記焦点制御用イメージセンサの方向に反射させる前記第2-2反射部と、
前記焦点制御用イメージセンサによってセンシングされた第1光の位置である第1光位置データと、第2光の位置である第2光位置データとに基づいて、前記レンズ部と前記検査対象物との間の離隔距離を制御する制御部とをさらに含むことを特徴とする光学検査装置の焦点制御装置。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
前記第1-1反射部は、
前記レンズ部に向かう第1-1反射経路に前記第1照射部によって照射された第1光を反射させ、
前記レンズ部は、
前記第1-2反射部に向かう第1-2屈折経路に前記検査対象物によって反射された第1光を2次屈折させることを特徴とする、請求項1に記載の光学検査装置の焦点制御装置。
【請求項3】
前記第1-1反射経路は、
前記焦点の制御のために前記レンズ部が移動する移動方向と平行であることを特徴とする、請求項2に記載の光学検査装置の焦点制御装置。
【請求項4】
前記第1-2屈折経路は、
前記移動方向となす角度が第1角度範囲に含まれることを特徴とする、請求項3に記載の光学検査装置の焦点制御装置。
【請求項5】
前記第2-1反射部は、
前記レンズ部に向かう第2-1反射経路に前記第2照射部によって照射された第2光を反射させ、
前記レンズ部は、
前記第2-2反射部に向かう第2-2屈折経路に前記検査対象物によって反射された第2光を2次屈折させることを特徴とする、請求項1に記載の光学検査装置の焦点制御装置。
【請求項6】
第2-1反射経路は、
前記焦点の制御のために前記レンズ部が移動する移動方向と平行であることを特徴とする、請求項5に記載の光学検査装置の焦点制御装置。
【請求項7】
第2-2屈折経路は、
前記移動方向となす角度が第2角度範囲に含まれることを特徴とする、請求項6に記載の光学検査装置の焦点制御装置。
【請求項8】
前記制御部は、
前記第1光の位置が第1基準領域内に位置し、前記第2光の位置が第2基準領域内に位置するように、前記レンズ部と前記検査対象物との間の離隔距離を制御することを特徴とする、請求項1に記載の光学検査装置の焦点制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光学検査装置の焦点制御装置に関し、より詳細には、光学検査装置の第1照射部と第2照射部のそれぞれから照射された第1光及び第2光をレンズ部が移動する移動方向と平行である経路に反射させレンズ部に通過させ、レンズ部に通過して屈折した後、検査対象物から反射した第1光及び第2光が再びレンズ部により屈折され、第2反射部を介して焦点制御用イメージセンサの方向に反射することにより、焦点制御用イメージセンサ上での第1光と第2光のそれぞれの位置がセンシングされ、第1光と第2光のそれぞれの位置に基づいて検査対象物との間の離隔距離を制御する光学検査装置の焦点制御装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
マシン(機械)ビジョンとは、機械に人間が有している視覚と判断機能を付与したもので、人が認知し判断する機能をハードウェアとソフトウェアのシステムが代わりに処理する技術である。
【0003】
最近のマシンビジョンは、各種産業分野が自動化に転換されながら、半導体業界はもちろん、アルミニウム、自動車、携帯電話、物流、製薬、医療、食飲料、消費財、木材、繊維、ガラス、鉄、鋳造、化学などほぼあらゆる業界の生産工程に単純な測定だけでなく、取得したイメージの処理及び判断工程まで、ユーザの目的に合わせて広く使用されている。
【0004】
特に、マシンビジョンは半導体基板や部品の欠陥を検出する検査装備に適用されている。半導体またはLCDなどを生産する現場では、多数の細分化された工程により最終製品が完成される。したがって、生産過程で半導体基板のような部品の欠陥は、後で完成品を廃棄しなければならない深刻な問題を引き起こすことがある。このような問題を解決するために、適切な時点で半導体基板や部品の欠陥を検出する検査装備が用いられている。
【0005】
一般的に、半導体などを検査するためには、高解像度のデジタルカメラまたはスキャナのような原理のラインスキャンカメラなどの装備が主に用いられている。特に、ラインスキャンカメラが超高解像度の映像取得に有利であるため、多く使用されている。
【0006】
しかしながら、デジタルカメラまたはラインスキャンカメラを用いる場合、カメラ(具体的にはレンズ)と被写体との距離に応じて焦点が合っているか合っていない映像が取得され、その取得された映像によって検査結果が異なるという問題が生じる。したがって、各々の検査対象に応じて、最も適切なカメラの距離を事前に試験を通じて求めなければならない。
【0007】
しかしながら、従来の検査装備は、カメラの距離(すなわち焦点)を変更しようとする場合でも試験者が手動で調整するので面倒である。このような手動調整方式は多くの時間と労力を要し、テスト結果の一貫性を守ることが困難である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
韓国登録特許第10-0939541号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明の目的は、光学検査装置の第1照射部と第2照射部のそれぞれから照射された第1光及び第2光を、レンズ部が移動する移動方向と平行な経路に反射してレンズ部に通過させ、レンズ部に通過して屈折された後、検査対象物から反射された第1光及び第2光が再びレンズ部により屈折され、第2反射部を介して焦点制御用イメージセンサの方向に反射されることにより、焦点制御用イメージセンサ上での第1光と、第2光のそれぞれの位置がセンシングされ、第1光と第2光のそれぞれの位置に基づいて検査対象物との間の離隔距離を制御する光学検査装置の焦点制御装置を提供する。
【0010】
本発明の目的は、以上の目的に限定されず、言及されていない本発明の他の目的及び利点は、以下の説明によって理解され得、本発明の実施形態によってより明確に理解される。また、本発明の目的及び利点は、特許請求の範囲に示される手段及びその組み合わせによって実現され得ることが容易に分かる。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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