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公開番号
2025121809
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-20
出願番号
2024068588
出願日
2024-04-19
発明の名称
光学結像レンズ装置
出願人
佳凌科技股ふん有限公司
代理人
アクシス国際弁理士法人
主分類
G02B
13/00 20060101AFI20250813BHJP(光学)
要約
【課題】
優れた結像品質の利点を有した光学結像レンズ装置を提供することを目的とする。
【解決手段】
光学結像レンズ装置は、光軸に沿って物体側から像側まで順に第一レンズ群、アパーチャー及び第二レンズ群を含む。第一レンズ群は、物体側から像側まで光軸に沿って並んだ第一レンズ、第二レンズ及び第三レンズにより構成され、前記第一レンズ乃至前記第三レンズは、屈折力が負負正で並び、第二レンズ群は、物体側から像側まで光軸に沿って並んだ第四レンズ、第五レンズ、第六レンズ及び第七レンズにより構成され、前記第四レンズ乃至前記第七レンズは、屈折力が正正負正で並ぶ。上記技術特徴に従って特定の条件を満たすように光学結像レンズ装置の屈折力を配置することにより、優れた結像品質を実現することができる。
【選択図】図1A
特許請求の範囲
【請求項1】
光軸に沿って物体側から像側まで順に、
前記物体側から前記像側まで前記光軸に沿って並んだ第一レンズ、第二レンズ及び第三レンズにより構成される第一レンズ群と、
アパーチャーと、
前記物体側から前記像側まで前記光軸に沿って並んだ第四レンズ、第五レンズ、第六レンズ及び第七レンズにより構成される第二レンズ群を含み、
前記第一レンズは、負屈折力を有し、物体側面が凹面であり、像側面が凸面であり、
前記第二レンズは、負屈折力を有し、
前記第三レンズは、正屈折力を有し、
前記第四レンズは、正屈折力を有し、
前記第五レンズは、正屈折力を有し、
前記第六レンズは、負屈折力を有し、
前記第七レンズは、正屈折力を有する、ことを特徴とする光学結像レンズ装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記第二レンズは、物体側面が凸面であり、像側面が凹面であり、
前記第三レンズ、前記第四レンズ及び前記第五レンズは、いずれもが両凸面レンズであり、
前記第六レンズは、両凹面レンズであり、
前記第七レンズは、物体側面が凸面であり、像側面が凹面である、ことを特徴とする請求項1に記載の光学結像レンズ装置。
【請求項3】
前記第一レンズにおける物体側面と像側面は、共に非球面であり、
前記第二レンズにおける物体側面と像側面は、共に球面であり、
前記第三レンズにおける物体側面と像側面は、共に球面であり、
前記第四レンズにおける物体側面と像側面は、共に球面であり、
前記第五レンズにおける物体側面と像側面は、共に球面であり、
前記第六レンズにおける像側面と前記第七レンズにおける物体側面は、共に非球面である、ことを特徴とする請求項1に記載の光学結像レンズ装置。
【請求項4】
前記光学結像レンズ装置は、0.455<F/fg1<0.471という条件が満たされており、そのうち、Fが前記光学結像レンズ装置の焦点距離であり、fg1が前記第一レンズ群の組み合わせ焦点距離である、ことを特徴とする請求項1に記載の光学結像レンズ装置。
【請求項5】
前記光学結像レンズ装置は、0.335<F/fg2<0.367という条件が満たされており、そのうち、Fが前記光学結像レンズ装置の焦点距離であり、fg2が前記第二レンズ群の組み合わせ焦点距離である、ことを特徴とする請求項1に記載の光学結像レンズ装置。
【請求項6】
前記光学結像レンズ装置は、1.000<F/f3<1.200という条件が満たされており、そのうち、Fが前記光学結像レンズ装置の焦点距離であり、f3が前記第三レンズの焦点距離である、ことを特徴とする請求項1に記載の光学結像レンズ装置。
【請求項7】
前記光学結像レンズ装置は、0.600<F/f4<0.800という条件が満たされており、そのうち、Fが前記光学結像レンズ装置の焦点距離であり、f4が前記第四レンズの焦点距離である、ことを特徴とする請求項1に記載の光学結像レンズ装置。
【請求項8】
前記光学結像レンズ装置は、0.900< F/R9<1.100という条件が満たされており、そのうち、Fが前記光学結像レンズ装置の焦点距離であり、R9が前記第五レンズにおける物体側面の曲率半径である、ことを特徴とする請求項1に記載の光学結像レンズ装置。
【請求項9】
前記光学結像レンズ装置は、2.500< F/R11<2.700という条件が満たされており、そのうち、Fが前記光学結像レンズ装置の焦点距離であり、R11が前記第六レンズにおける像側面の曲率半径である、ことを特徴とする請求項1に記載の光学結像レンズ装置。
【請求項10】
光軸に沿って物体側から像側まで順に、
前記物体側から前記像側まで前記光軸に沿って並んだ第一レンズ、第二レンズ及び第三レンズにより構成される第一レンズ群と、
アパーチャーと、
前記物体側から前記像側まで前記光軸に沿って並んだ第四レンズ、第五レンズ、第六レンズ及び第七レンズにより構成される第二レンズ群を含み、
前記第一レンズは、負屈折力を有し、物体側面が凹面であり、像側面が凸面であり、
前記第二レンズの像側面と前記第三レンズの物体側面は、正屈光力を有した複合レンズを粘着により形成し、
前記第四レンズは、正屈折力を有し、
前記第五レンズの像側面と前記第六レンズの物体側面は、負屈光力を有した複合レンズを粘着により形成し、
前記第七レンズは、正屈折力を有する、ことを特徴とする光学結像レンズ装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光学結像システムの適用分野に関し、特に、低いディストーション及び優れた結像品質を有する光学結像レンズ装置に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、撮影の機能を付けたポータブル電子製品が盛んになるにつれ、光学システムに対するニーズが日々高まっていく。典型的な光学システムは、電荷結合素子(Charge Coupled Device、 CCD)や相補型金属酸化膜半導体素子(Complementary Metal-Oxide Semiconductor Sensor、 CMOS Sensor)が採用されると共に、半導体を製造する技術が精進していくにつれ、感光素子の画素寸法が小さくなり、光学システムが次第に高画素の分野に発展している。なお、無人航空機や自動運転車が生々発展していくにつれ、先進運転支援システム(Advanced Driver Assistance system、 ADAS)が車両の安全分野に極めて重要な役割を果たしている。これらのシステムは、各種のレンズ装置にセンサーを取り付け環境の情報をリアルタイムで集めることにより、運転者に全面的な情報を提供する。また、車用レンズ装置は、外部に適用される環境の温度変化に応じて、温度のニーズに対するレンズ装置の品質も高まるので、結像品質に対する要求も日々増えている。
【0003】
優れた結像レンズ装置は、低いディストーション(distortion)と高い解像度(resolution)などの利点を有したことが一般的である。しかし、実際の適用場面において、小さい寸法とコストなどについての要素をも考えるべきである。したがって、様々な制限条件があっても、優れた結像品質を有したレンズ装置を設計できるようにすることは、設計者にとっての難しい問題の一つである。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
このことに鑑み、本発明は、優れた結像品質の利点を有した光学結像レンズ装置を提供することを目的とする。
【0005】
上記目的を達成するために、本発明が提供する光学結像レンズ装置は、光軸に沿って物体側から像側まで順に第一レンズ群、アパーチャー及び第二レンズ群を含む。前記第一レンズ群は、前記物体側から前記像側まで前記光軸に沿って並んだ第一レンズ、第二レンズ及び第三レンズにより構成される。そのうち、前記第一レンズは、負屈折力を有し、前記第一レンズの物体側面が凹面であり、前記第一レンズの像側面が凸面である。前記第二レンズは、負屈折力を有する。前記第三レンズは、正屈折力を有する。前記第二レンズ群は、前記物体側から前記像側まで前記光軸に沿って並んだ第四レンズ、第五レンズ、第六レンズ及び第七レンズにより構成される。そのうち、前記第四レンズは、正屈折力を有する。前記第五レンズは、正屈折力を有する。前記第六レンズは、負屈折力を有する。前記第七レンズは、正屈折力を有する。
【0006】
本発明がさらに提供する光学結像レンズ装置は、光軸に沿って物体側から像側まで順に第一レンズ群、アパーチャー及び第二レンズ群を有する。前記第一レンズ群は、前記物体側から前記像側まで前記光軸に沿って並んだ第一レンズ、第二レンズ及び第三レンズにより構成される。そのうち、前記第一レンズは、負屈折力を有し、前記第一レンズの物体側面が凹面であり、前記第一レンズの像側面が凸面である。前記第二レンズの像側面と前記第三レンズの物体側面は、正屈光力を有した複合レンズを粘着により形成する。前記第二レンズ群は、前記物体側から前記像側まで前記光軸に沿って並んだ第四レンズ、第五レンズ、第六レンズ及び第七レンズにより構成される。そのうち、前記第四レンズは、正屈折力を有する。前記第五レンズの像側面と前記第六レンズの物体側面は、負屈光力を有した複合レンズを粘着により形成する。前記第七レンズは、正屈折力を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明による効果は、前記光学結像レンズ装置について、少なくとも七つのレンズを光学手段として並んで、特定の条件を満たすように光学結像レンズ装置の屈折力を正確に配置することにより、優れた結像品質を実現することができるということにある。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第一実施例に係る光学結像レンズ装置の構成の模式図である。
本発明の第一実施例に係る光学結像レンズ装置の縦方向の球面収差図である。
本発明の第一実施例に係る光学結像レンズ装置の横方向の色差図である。
本発明の第二実施例に係る光学結像レンズ装置の構成の模式図である。
本発明の第二実施例に係る光学結像レンズ装置の縦方向の球面収差図である。
本発明の第二実施例に係る光学結像レンズ装置の横方向の色差図である。
本発明の第三実施例に係る光学結像レンズ装置の構成の模式図である。
本発明の第三実施例に係る光学結像レンズ装置の縦方向の球面収差図である。
本発明の第三実施例に係る光学結像レンズ装置の横方向の色差図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明を一層明確に説明するためには、好ましい実施例を挙げて図面を参照しながら以下のように詳しく説明する。図1Aを参照すると、本発明の第一実施例に係る光学結像レンズ装置100は、光軸Zに沿って物体側から像側まで順に第一レンズ群G1、アパーチャーS6及び第二レンズ群G2を含む。第一実施例では、前記光学結像レンズ装置100に少なくとも七つのレンズを有する。そのうち、前記第一レンズ群G1は、前記物体側から前記像側まで前記光軸Zに沿って並んだ第一レンズL1、第二レンズL2及び第三レンズL3を含み、前記第二レンズ群G2は、前記物体側から前記像側まで前記光軸Zに沿って並んだ第四レンズL4、第五レンズL5、第六レンズL6及び第七レンズL7を含む。
【0010】
前記第一レンズL1は、負屈折力を有すると共に、前記第一レンズL1の物体側面S1が凹面であり、前記第一レンズL1の像側面S2が凸面であり、そのうち、前記第一レンズL1における物体側面S1と像側面S2が共に、非球面である。
(【0011】以降は省略されています)
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