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公開番号
2025121035
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-19
出願番号
2024016198
出願日
2024-02-06
発明の名称
レンズ装置および撮像装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
7/08 20210101AFI20250812BHJP(光学)
要約
【課題】短時間で合焦可能な小型のレンズ装置を提供する。
【解決手段】レンズ装置(101)は、第1フォーカスレンズ(404)と、第2フォーカスレンズ(413)と、第1フォーカスレンズを駆動する第1アクチュエータ(421)と、第2フォーカスレンズを駆動する第2アクチュエータ(431)とを有し、第1フォーカスレンズの最高速度をVMAX1、第2フォーカスレンズの最高速度をVMAX2、第1フォーカスレンズの動作可能範囲であるストロークをk1、第2フォーカスレンズの動作可能範囲であるストロークをk2とするとき、
VMAX1>VMAX2
k1>k2
なる条件式を満足する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1フォーカスレンズと、
第2フォーカスレンズと、
前記第1フォーカスレンズを駆動する第1アクチュエータと、
前記第2フォーカスレンズを駆動する第2アクチュエータとを有し、
前記第1フォーカスレンズの最高速度をVMAX1、前記第2フォーカスレンズの最高速度をVMAX2、前記第1フォーカスレンズの動作可能範囲であるストロークをk1、前記第2フォーカスレンズの動作可能範囲であるストロークをk2とするとき、
VMAX1>VMAX2
k1>k2
なる条件式を満足することを特徴とするレンズ装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
第1フォーカスレンズと、
第2フォーカスレンズと、
前記第1フォーカスレンズを駆動する第1アクチュエータと、
前記第2フォーカスレンズを駆動する第2アクチュエータとを有し、
前記第1フォーカスレンズの最大加速度をAMAX1、前記第2フォーカスレンズの最大加速度をAMAX2、前記第1フォーカスレンズの動作可能範囲であるストロークをk1、前記第2フォーカスレンズの動作可能範囲であるストロークをk2とするとき、
AMAX1>AMAX2
k1>k2
なる条件式を満足することを特徴とするレンズ装置。
【請求項3】
前記第1アクチュエータは、前記第1フォーカスレンズの停止状態から動き出し単位時間での最大移動可能距離がL1である駆動力を有し、
前記第2アクチュエータは、前記第2フォーカスレンズの停止状態から動き出し単位時間での最大移動可能距離がL2である駆動力を有し、
L1>L2
なる条件式を満足することを特徴とする請求項2に記載のレンズ装置。
【請求項4】
前記第1アクチュエータは、直動型アクチュエータであり、
前記第2アクチュエータは、回転力を光軸方向の駆動力に変換するアクチュエータであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のレンズ装置。
【請求項5】
前記第1アクチュエータは、ボイスコイルモータまたは振動型モータであり、
前記第2アクチュエータは、ステッピングモータであることを特徴とする請求項4に記載のレンズ装置。
【請求項6】
前記第1フォーカスレンズの質量をm1、前記第2フォーカスレンズの質量をm2とするとき、
m1×k1>m2×k2
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のレンズ装置。
【請求項7】
前記第1フォーカスレンズのフォーカス敏感度をES1、前記第2フォーカスレンズのフォーカス敏感度をES2とするとき、
|ES1×k1|>|ES2×k2|
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のレンズ装置。
【請求項8】
前記第2フォーカスレンズの位置を検出する位置エンコーダを更に有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のレンズ装置。
【請求項9】
前記第1フォーカスレンズおよび前記第2フォーカスレンズは、フォーカシングに際し、連動して同時に移動することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のレンズ装置。
【請求項10】
前記第1フォーカスレンズのフォーカス敏感度をES1、前記第2フォーカスレンズのフォーカス敏感度ES2とするとき、
|ES1|>|ES2|
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のレンズ装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、レンズ装置および撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、2つのフォーカスレンズをそれぞれ2つのアクチュエータで駆動するレンズ装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2020/170586号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1には、2つのアクチュエータとしてステッピングモータまたはボイスコイルモータを用いることができることが開示されているが、2つのフォーカスレンズの特性が考慮されていない。アクチュエータとしてステッピングモータを用いる場合、フォーカスレンズの駆動速度が遅く、合焦に要する時間が長くなる。または、アクチュエータとしてボイスコイルモータを用いる場合、必要なスペースが大きく、レンズ装置が大型化する。
【0005】
そこで本発明は、短時間で合焦可能な小型のレンズ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面としてのレンズ装置は、第1フォーカスレンズと、第2フォーカスレンズと、前記第1フォーカスレンズを駆動する第1アクチュエータと、前記第2フォーカスレンズを駆動する第2アクチュエータとを有し、前記第1フォーカスレンズの最高速度をVMAX1、前記第2フォーカスレンズの最高速度をVMAX2、前記第1フォーカスレンズの動作可能範囲であるストロークをk1、前記第2フォーカスレンズの動作可能範囲であるストロークをk2とするとき、
VMAX1>VMAX2
k1>k2
なる条件式を満足する。
【0007】
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施例において説明される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、短時間で合焦可能な小型のレンズ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1における撮像装置の構成図である。
実施例1における第1フォーカスレンズおよび第2フォーカスレンズの位置と時間との関係を示す図である。
実施例1における緒元値を示す表である。
実施例2における緒元値を示す表である。
実施例3における撮像装置の構成図である。
実施例3における緒元値を示す表である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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