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公開番号2025121544
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-20
出願番号2024016999
出願日2024-02-07
発明の名称レンズ装置および撮像システム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G02B 7/02 20210101AFI20250813BHJP(光学)
要約【課題】光学素子を安定して保持しつつ高い光学性能を有するレンズ装置を提供する。
【解決手段】撮像装置(1)に着脱可能なレンズ装置(101)であって、撮像装置に着脱可能に装着するためのレンズマウント(102)を有し、レンズマウントは、撮像装置の第1バヨネット爪部(71)と係合可能な第2バヨネット爪部(121)と、撮像装置にレンズ装置が装着された際に、撮像装置の第1端子部(21)と接触する第2端子部(105)と、光学素子ユニット(701)を着脱可能に装着するためのバヨネット溝部(703)とを有し、バヨネット溝部と第2端子部とは、レンズ装置の光軸を中心とする所定の円周上に配置されている。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
撮像装置に着脱可能なレンズ装置であって、
前記撮像装置に着脱可能に装着するためのレンズマウントを有し、
前記レンズマウントは、
前記撮像装置の第1バヨネット爪部と係合可能な第2バヨネット爪部と、
前記撮像装置に前記レンズ装置が装着された際に、前記撮像装置の第1端子部と接触する第2端子部と、
光学素子ユニットを着脱可能に装着するためのバヨネット溝部と、を有し、
前記バヨネット溝部と前記第2端子部とは、前記レンズ装置の光軸を中心とする所定の円周上に配置されていることを特徴とするレンズ装置。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記光軸と直交する方向から見た場合、前記バヨネット溝部の少なくとも一部と前記第2端子部の少なくとも一部とは、前記所定の円周上において互いに重なるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
【請求項3】
光軸方向から見た場合、前記バヨネット溝部と前記第2端子部とは、前記所定の円周上において互いに異なる位置に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載のレンズ装置。
【請求項4】
前記光学素子ユニットは、前記レンズ装置の前記バヨネット溝部と前記光学素子ユニットの第3バヨネット爪部とが係合することで、前記レンズ装置に着脱可能に装着されることを特徴とする請求項1または2に記載のレンズ装置。
【請求項5】
前記光学素子ユニットは、光学素子と、前記第3バヨネット爪部を備えた保持枠とを有することを特徴とする請求項4に記載のレンズ装置。
【請求項6】
前記保持枠は、前記光学素子の光線が透過する有効範囲の外側で、前記光学素子を保持することを特徴とする請求項5に記載のレンズ装置。
【請求項7】
前記レンズ装置が前記撮像装置から取り外される際に前記第1端子部が移動する第1領域の少なくとも一部と、前記光学素子ユニットが前記レンズ装置から取り外される際に前記第3バヨネット爪部が移動する第2領域の少なくとも一部とは、互いに共通していることを特徴とする請求項4に記載のレンズ装置。
【請求項8】
前記バヨネット溝部は、複数のバヨネット溝を有し、
前記複数のバヨネット溝のうち少なくとも二つは、前記光軸に関して対向する位置に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載のレンズ装置。
【請求項9】
前記レンズマウントは、前記光学素子ユニットの第1突起部に当接する第2突起部を有し、
前記第1突起部と前記第2突起部とが当接することで、前記レンズマウントに対する前記光学素子ユニットの光軸周りの回転が規制されることを特徴とする請求項1または2に記載のレンズ装置。
【請求項10】
請求項1または2に記載のレンズ装置と、撮像装置とを有することを特徴とする撮像システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、レンズ装置および撮像システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
大口径のレンズ装置では、光学性能を低下させないようにレンズマウントの開口を大きくすることが有効である。また、レンズマウントに光学フィルタ(光学素子)を保持する機構を設け、ユーザが任意の光学フィルタを取り付け可能に構成されたレンズ装置が知られている。
【0003】
特許文献1には、レンズマウントにフィルタを着脱可能に保持するロック機構を有する構成が開示されている。特許文献2には、保持枠を介してフィルタをレンズ装置に装着する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-67575号公報
特開2019-105704号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示された構成では、フィルタがバヨネット部よりも物体側に配置されるため、フィルタと最も像面に近いレンズと干渉しないようにバックフォーカスを長くする必要があり、光学設計および光学性能上の制約となってしまう。また、フィルタの保持機構がレンズマウントの内径側に配置されているため、レンズマウントの開口が狭くなり、大口径の明るいレンズ装置を実現することが難しい。また、フィルタ不使用時でも保持機構を退避できないため、入射光が保持機構で反射や拡散することで撮像面に不要光が侵入する可能性がある。
【0006】
特許文献2に開示された構成では、ユーザが容易に着脱可能な磁気吸着力では、フィルタの保持枠が振動や衝撃によって脱落し、カメラマウント内に侵入してシャッターや撮像素子を損傷する可能性がある。
【0007】
そこで本発明は、光学素子を安定して保持しつつ高い光学性能を有するレンズ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一側面としてのレンズ装置は、撮像装置に着脱可能なレンズ装置であって、前記撮像装置に着脱可能に装着するためのレンズマウントを有し、前記レンズマウントは、前記撮像装置の第1バヨネット爪部と係合可能な第2バヨネット爪部と、前記撮像装置に前記レンズ装置が装着された際に、前記撮像装置の第1端子部と接触する第2端子部と、光学素子ユニットを着脱可能に装着するためのバヨネット溝部とを有し、前記バヨネット溝部と前記第2端子部とは、前記レンズ装置の光軸を中心とする所定の円周上に配置されている。
【0009】
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施例において説明される。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、光学素子を安定して保持しつつ高い光学性能を有するレンズ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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