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公開番号2025121313
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-19
出願番号2024016691
出願日2024-02-06
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムおよびシステム
出願人NTTドコモビジネス株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06Q 10/06 20230101AFI20250812BHJP(計算;計数)
要約【課題】従業員によるタスクの遂行を効率化することを課題とする。
【解決手段】宿泊施設の客室に設置された音声入力デバイスによって収集された音声を解析する解析部12bと、解析部12bによる解析結果に基づき、客室に対して行われるタスクに関する情報を更新する更新部12eと、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
宿泊施設の客室に設置された音声入力デバイスによって収集された音声を解析する解析部と、
前記解析部による解析結果に基づき、前記客室に対して行われるタスクに関する情報を更新する更新部と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示（約 1,200 文字）【請求項２】
前記解析部は、前記音声から変換されたテキストデータから特定の単語を抽出し、
前記更新部は、前記特定の単語に基づいて、前記客室のステータスを更新し、
前記更新部で更新された前記ステータスを、従業員の端末装置に出力する出力部をさらに備えることを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項３】
前記更新部は、前記客室に忘れ物があることを示す音声データが入力された場合、前記特定の単語として前記忘れ物に関する単語を抽出し、抽出された前記特定の単語に基づいて、忘れ物に関する情報を追加することを特徴とする請求項２に記載の情報処理装置。
【請求項４】
前記出力部は、客室に設置されている消耗品が交換の時期になった場合、前記従業員に対して音声データとして出力することを特徴とする請求項２に記載の情報処理装置。
【請求項５】
前記出力部は、客室に応じて清掃のチェックをする箇所を変更し、音声データとして出力することを特徴とする請求項２に記載の情報処理装置。
【請求項６】
前記出力部は、前記更新部で更新されたステータスを参照し、前記従業員に応じて業務のチェックをする箇所を出力することを特徴とする請求項２に記載の情報処理装置。
【請求項７】
前記出力部は、前記従業員の端末装置に対して、フロアごとの客室のステータスを出力することを特徴とする請求項２に記載の情報処理装置。
【請求項８】
宿泊施設の客室に設置された音声入力デバイスによって収集された音声を解析する解析工程と、
前記解析工程による解析結果に基づき、前記客室に対して行われるタスクに関する情報を更新する更新工程と、
を含むことを特徴とする情報処理方法。
【請求項９】
宿泊施設の客室に設置された音声入力デバイスによって収集された音声を解析する解析ステップと、
前記解析ステップによる解析結果に基づき、前記客室に対して行われるタスクに関する情報を更新する更新ステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
【請求項１０】
宿泊施設の客室に設置された音声アシスタント装置と、ネットワークを介して前記音声アシスタント装置に接続された情報処理装置と、を有するシステムであって、
前記音声アシスタント装置は、
音声の入力を受け付ける音声入力部と、
音声を出力する音声出力部と、
を有し、
前記情報処理装置は、
前記音声入力部に入力された音声を解析する解析部と、
前記解析部による解析結果に基づき、前記客室に対して行われるタスクに関する情報を更新する更新部と、
を有することを特徴とするシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、情報処理装置、情報処置方法、情報処理プログラムおよびシステムに関する。
続きを表示（約 1,700 文字）【背景技術】
【０００２】
所定の業務や作業等（以降は、単に「タスク」と表記）が発生した場合、当該タスクを従業員に割り振る場合がある。さらに、前述のタスクには、対応期限が設定されている場合があり、タスクを割り当てられた従業員は、対応期限内にタスク対応を完了させることが求められる。
【０００３】
そこで、従来、タスク内容や納期に合わせた対応期限の遅延を抑制、および作業者のリソースを無駄にすることなく各従業員のスケジュールやスキルに適したタスクを割り当てる技術が提案されている（例えば、特許文献１を参照）。例えば、特許文献１に記載のシステムは、タスクの依頼者から新規タスクとその希望完了日時を受け付けた場合に、当該タスクの実行に必要な時間、必要なスキル、従業員のスケジュール等に基づいて、条件を満たす従業員にタスクを割り当てる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１８－２０６０９２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかしながら、従来技術では、従業員によるタスクの遂行を効率化できない場合がある。例えば、ホテルの従業員のうち清掃員のタスクには、場所や客室によって清掃のタスクが異なることによるミスが発生しやすいということがあった。また、清掃状況を他の従業員に知らせるためには、清掃員が自ら端末装置に入力する必要があったため、清掃員と他の従業員とのやり取りが円滑に進まないことがあった。特許文献１に記載のシステムは、これらの問題を解決するための機能を有していない。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、宿泊施設の客室に設置された音声入力デバイスによって収集された音声を解析する解析部と、前記解析部による解析結果に基づき、前記客室に対して行われるタスクに関する情報を更新する更新部と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【０００７】
本発明は、従業員によるタスクの遂行を効率化することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、実施形態の概要を説明するための図である。
図２は、実施形態の情報処理装置の構成を示す図である。
図３は、実施形態の情報処理装置に記憶される清掃員情報及び客室情報を示す図である。
図４は、実施形態の情報処理装置に記憶される客室情報を示す図である。
図５は、実施形態の情報処理装置に記憶される忘れ物情報を示す図である。
図６は、実施形態における従業員と音声アシスタント装置の会話例を示す図である。
図７は、実施形態における端末装置の画面の一例を示す図である。
図８は、実施形態における客室のステータスの一例を示す図である。
図９は、実施形態におけるフロア全体のステータスの一例を示す図である。
図１０は、実施形態における情報処理方法の一例を示す図である。
図１１は、実施形態における情報処理装置の情報処理方法の一例を示すフローチャートである。
図１２は、実施形態における情報処理装置機能を実現するコンピュータの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムおよびシステムの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。
【００１０】
［実施形態］
まず、実施形態の概要を説明する。図１は、本実施形態の情報処理装置１０を含むシステムの概要を説明する図である。システムは、例えば、図１に示すように、情報処理装置１０と、音声アシスタント装置２０と、端末装置３０Ａと、端末装置３０Ｂとが、ネットワークＮを介して接続されている。
（【００１１】以降は省略されています）

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