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公開番号2025121110
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-19
出願番号2024016339
出願日2024-02-06
発明の名称弁、タンク及び洗濯機
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人
主分類D06F 39/02 20060101AFI20250812BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】分解しにくい弁を提供できる。
【解決手段】本開示に係る弁は、液体を貯蔵するタンクに設けられる弁であって、閉位置と開位置との間で軸方向に移動可能な可動体と、軸方向に延びて可動体を収容する筒部と、筒部の内周面において、閉位置に位置する可動体が接触する接触面とを有する固定体と、可動体を閉位置に向かって付勢する付勢部材と、固定体と係合し、付勢部材を受けるキャップと、を備え、固定体は、筒部から軸方向に延びてタンクと係合する爪を有する。
【選択図】図4A
特許請求の範囲【請求項1】
液体を貯蔵するタンクに設けられる弁であって、
閉位置と開位置との間で軸方向に移動可能な可動体と、
前記軸方向に延びて前記可動体を収容する筒部と、前記筒部の内周面において、前記閉位置に位置する前記可動体が接触する接触面とを有する固定体と、
前記可動体を前記閉位置に向かって付勢する付勢部材と、
前記固定体と係合し、前記付勢部材を受けるキャップと、を備え、
前記固定体は、前記筒部から前記軸方向に延びて前記タンクと係合する爪を有する、弁。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記固定体の前記爪は、周方向に間隔を空けて設けられた一対の爪部を有する、請求項1に記載の弁。
【請求項3】
前記一対の爪部は、互いに対向する対向面を有し、
前記軸方向から見たときに、前記対向面は、前記筒部の内周面よりも内側に位置している、請求項2に記載の弁。
【請求項4】
前記キャップは、前記一対の爪部の間に配置される、請求項2に記載の弁。
【請求項5】
前記キャップは、
前記一対の爪部とは前記周方向に異なる位置の前記筒部の端部に嵌合する一対の第1部分と、
前記一対の第1部分を接続する第2部分と、を有し、
前記第2部分は、前記軸方向から見たときに、前記一対の爪部を通過させるように、前記一対の第1部分に対して径方向に凹んでいる、請求項4に記載の弁。
【請求項6】
前記キャップの前記第2部分は、径方向に外向きに突出する第1突起を有し、
前記爪は、前記第1突起と嵌合する開口を有する、請求項5に記載の弁。
【請求項7】
前記キャップの前記一対の第1部分はそれぞれ、前記筒部と嵌合する端部において、前記軸方向に凹んだ凹部を有し、
前記固定体は、前記筒部の端部から前記軸方向に突出し、前記凹部と嵌合する一対の第2突起を有する、請求項5に記載の弁。
【請求項8】
前記一対の第2突起は、互いに対向する突起対向面を有し、
前記突起対向面は、前記筒部内に前記軸方向に延びて、前記軸方向から見たときに、前記筒部の内周面よりも内側に位置している、請求項7に記載の弁。
【請求項9】
前記爪は、前記筒部と一体的に樹脂で形成される、請求項1から8のいずれか一項に記載の弁。
【請求項10】
液体を貯蔵する内部空間を画定するタンク本体と、
前記タンク本体に設けられ、外部空間に面した接続口を有する筒状の接続部と、
前記接続部に設けられた弁と、を備え、
前記弁は、
前記内部空間と外部空間が遮断される閉位置と、前記内部空間と前記外部空間が連通する開位置との間で軸方向に移動可能な可動体と、
前記軸方向に延びて前記可動体を収容する筒部と、前記筒部の内周面において、前記閉位置に位置する前記可動体が接触する接触面とを有する固定体と、
前記可動体を前記閉位置に向かって付勢する付勢部材と、
前記固定体と係合し、前記付勢部材を受けるキャップと、を備え、
前記固定体は、前記筒部から前記軸方向に延びて前記接続部と係合する爪を有する、タンク。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、弁、タンク及び洗濯機に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、洗濯槽と、自動で所定量の液剤を洗濯槽に供給する液剤供給ユニットとを有する洗濯機が開示されている。
【0003】
特許文献1に記載された洗濯機では、液剤供給ユニットは、液剤を収容するタンクと、タンク内の液剤を吐出する液剤吐出装置とを有する。液剤吐出装置の端部は、タンクの下部に形成された接続部に挿入される。接続部には、タンク内の液剤が接続部から漏れ出すことを抑制する弁が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-42183号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の弁では、爪を有するキャップから固定体が外れて、弁が分解するという点で未だ改善の余地がある。
【0006】
したがって、本開示の目的は、上記課題を解決することにあり、分解しにくい弁、弁を備えるタンク、及びタンクを備える洗濯機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様の弁は、液体を貯蔵するタンクに設けられる弁であって、閉位置と開位置との間で軸方向に移動可能な可動体と、軸方向に延びて可動体を収容する筒部と、筒部の内周面において、閉位置に位置する可動体が接触する接触面とを有する固定体と、可動体を閉位置に向かって付勢する付勢部材と、固定体と係合し、付勢部材を受けるキャップと、を備え、固定体は、筒部から軸方向に延びてタンクと係合する爪を有する。
【0008】
本開示の一態様のタンクは、液体を貯蔵する内部空間を画定するタンク本体と、タンク本体に設けられ、外部空間に面した接続口を有する筒状の接続部と、接続部に設けられた弁と、を備え、弁は、内部空間と外部空間が遮断される閉位置と、内部空間と外部空間が連通する開位置との間で軸方向に移動可能な可動体と、軸方向に延びて可動体を収容する筒部と、筒部の内周面において、閉位置に位置する可動体が接触する接触面とを有する固定体と、可動体を閉位置に向かって付勢する付勢部材と、固定体と係合し、付勢部材を受けるキャップと、を備え、固定体は、筒部から軸方向に延びて接続部と係合する爪を有する。
【0009】
本開示の一態様の洗濯機は、洗濯槽と、洗濯槽に液剤を供給する液剤供給ユニットと、を備え、液剤供給ユニットは、タンクと、タンクの接続部と接続可能な液剤吐出装置とを有し、液剤吐出装置は、突起を有し、接続部と液剤吐出装置とが接続している状態で、可動体は突起に押されて開位置に位置し、接続部と液剤吐出装置とが離隔した状態で、可動体は閉位置に位置する。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、分解しにくい弁を提供できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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