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公開番号
2025120502
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-15
出願番号
2025102283,2023533103
出願日
2025-06-18,2022-07-01
発明の名称
露光装置
出願人
株式会社ニコン
代理人
弁理士法人片山特許事務所
主分類
G03F
7/20 20060101AFI20250807BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】 露光装置のスループットを向上する。
【解決手段】 露光装置は、基板を走査方向に移動させるステージと、空間光変調器と、前記空間光変調器を照明する照明光学系と、前記ステージが前記基板を前記走査方向に移動させる間に、前記空間光変調器からの光を前記基板に照射する投影光学系と、を含み、前記基板は、前記走査方向に並んだ、第1パターンが形成された第1領域と、第2パターンが形成された第2領域とを、含み、前記第1領域の設計値からの位置ずれ、および、前記第2領域の設計値からの位置ずれに基づいて、または、前記第1領域のマークの位置情報、および、前記第2領域のマークの位置情報に基づいて、前記第1領域の上方の第1露光領域は露光され、かつ、前記第2領域の上方の第2露光領域は露光されない。
【選択図】 図8
特許請求の範囲
【請求項1】
基板を走査方向に移動させるステージと、
空間光変調器と、
前記空間光変調器を照明する照明光学系と、
前記ステージが前記基板を前記走査方向に移動させる間に、前記空間光変調器からの光を前記基板に照射する投影光学系と、を含み、
前記基板は、前記走査方向に並んだ、第1パターンが形成された第1領域と、第2パターンが形成された第2領域とを、含み、
前記第1領域の設計値からの位置ずれ、および、前記第2領域の設計値からの位置ずれに基づいて、または、前記第1領域のマークの位置情報、および、前記第2領域のマークの位置情報に基づいて、前記第1領域の上方の第1露光領域は露光され、かつ、前記第2領域の上方の第2露光領域は露光されない、
露光装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
基板を走査方向に移動させるステージと、
空間光変調器と、
前記空間光変調器を照明する照明光学系と、
前記ステージが前記基板を前記走査方向に移動させる間に、前記空間光変調器からの光を前記基板に照射する投影光学系と、を含み、
前記基板は、前記走査方向に並んだ、第1パターンが形成された第1領域と、第2パターンが形成された第2領域とを、含み、
前記第1領域の上方の第1露光領域と、前記第2領域の上方の第2露光領域との間の距離に基づいて、前記第1露光領域は露光され、かつ、前記第2露光領域は露光されない、
露光装置。
【請求項3】
基板を走査方向に移動させるステージと、
空間光変調器と、
前記空間光変調器を照明する照明光学系と、
前記ステージが前記基板を前記走査方向に移動させる間に、前記空間光変調器からの光を前記基板に照射する投影光学系と、を含み、
前記基板は、前記走査方向に並んだ、第1パターンが形成された第1領域と、第2パターンが形成された第2領域とを、含み、
前記第1領域の上方の第1露光領域と、前記第2領域の上方の第2露光領域との間の距離よりも、前記投影光学系の露光視野の前記走査方向における幅は小さく設定され、
前記第1露光領域は露光され、かつ、前記第2露光領域は露光される、
露光装置。
【請求項4】
前記第1領域の上方の前記第1露光領域と、前記第2領域の上方の前記第2露光領域との間の距離を進む間に前記露光装置の設定が変更される、
請求項3に記載の露光装置。
【請求項5】
前記投影光学系による露光位置は、前記空間光変調器を移動させる移動体の調整、および、前記投影光学系の調整の少なくとも一方を行うことで制御される、
請求項1~4のいずれか一項に記載の露光装置。
【請求項6】
前記移動体の調整には、前記移動体を前記投影光学系の光軸に垂直な方向に移動させること、および、前記移動体を前記光軸の周りに回転させることが含まれ、
前記投影光学系の調整には、前記投影光学系の投影倍率を調整すること、または、前記投影光学系内の光学素子を駆動することが含まれる、
請求項5に記載の露光装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
露光装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、液晶や有機ELによる表示パネル、半導体素子(集積回路等)等の電子デバイス(マイクロデバイス)を製造するリソグラフィ工程では、ステップ・アンド・リピート方式の投影露光装置(いわゆるステッパ)、あるいはステップ・アンド・スキャン方式の投影露光装置(いわゆるスキャニング・ステッパ(スキャナとも呼ばれる))などが使用されている。この種の露光装置は、ガラス基板、半導体ウェハ、プリント配線基板、樹脂フィルム等の被露光基板(以下、単に基板とも呼ぶ)の表面に塗布された感光層に電子デバイス用のマスクパターンを投影露光している。
【0003】
そのマスクパターンを固定的に形成するマスク基板の作製には時間と経費を要する為、マスク基板の代わりに、微少変位するマイクロミラーの多数を規則的に配列したデジタル・ミラー・デバイス(DMD)等の空間光変調素子(可変マスクパターン生成器)を使用した露光装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示された露光装置では、例えば、波長375nmのレーザダイオード(LD)からの光と波長405nmのLDからの光とをマルチモードのファイバーバンドルで混合した照明光を、デジタル・ミラー・デバイス(DMD)に照射し、傾斜制御された多数のマイクロミラーの各々からの反射光を結像光学系、マイクロレンズアレーを介して基板に投影露光している。
【0004】
露光装置のスループットの向上が望まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-23748号公報
【発明の概要】
【0006】
開示の態様によれば、露光装置は、描画データに応じた空間光変調器によって生成されるパターン光を物体に対して露光する露光装置であって、前記空間光変調器に照明光を照射する照明光学系と、前記物体に前記パターン光を投影する投影光学系と、前記投影光学系の下方に配置され、前記物体を保持する第1移動体と、前記投影光学系の光軸と直交する所定平面内で互いに直交する第1方向と第2方向とへ前記第1移動体を移動させる第1駆動部と、前記空間光変調器を保持する第2移動体と、前記第2移動体を移動させる第2駆動部と、前記物体の位置情報と、前記第1移動体の位置情報の少なくとも一つを含む計測結果を計測する計測部と、前記計測部で得られた前記計測結果に基づいて前記第2移動体の駆動と、前記投影光学系の調整と、の少なくとも一方を制御し、前記パターン光の露光位置を制御する制御部と、を備える。
【0007】
なお、後述の実施形態の構成を適宜改良しても良く、また、少なくとも一部を他の構成物に代替させても良い。更に、その配置について特に限定のない構成要件は、実施形態で開示した配置に限らず、その機能を達成できる位置に配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態に係る露光装置の外観構成の概要を示す斜視図である。
図2は、複数の露光モジュールの各々の投影ユニットによって基板上に投射されるDMDの投影領域の配置例を示す図である。
図3は、図2において、特定の4つの投影領域の各々による継ぎ露光の状態を説明する図である。
図4は、X方向(走査露光方向)に並ぶ2つの露光モジュールの具体的な構成をXZ面内で見た光学配置図である。
図5(A)は、DMDを概略的に示す図であり、図5(B)は、電源がOFFの場合のDMDを示す図であり、図5(C)は、ON状態のミラーについて説明するための図であり、図5(D)は、OFF状態のミラーについて説明するための図である。
図6(A)及び図6(B)は、DMDと投影ユニットの第1レンズ群との間に設けられる光学素子について説明する図である。
図7は、露光装置の基板ホルダ上の端部に付設された較正用基準部に設けられるアライメント装置の概略構成を示す図である。
図8は、露光制御装置の機能構成を示す機能ブロック図である。
図9は、基板に露光処理をする場合の手順の概要を示すフローチャートである。
図10は、1枚の基板に4枚の表示パネルのパターンを露光する場合について示す図である。
図11(A)~図11(C)は、表示パネルの1回目の露光処理による露光結果の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
一実施形態に係るパターン露光装置(以下、単に露光装置と記載する)について、図面を参照して説明する。
【0010】
〔露光装置の全体構成〕
図1は、一実施形態に係る露光装置EXの外観構成の概要を示す斜視図である。露光装置EXは、空間光変調素子(SLM:Spatial Light Modulator)によって、空間内での強度分布が動的に変調される露光光を被露光基板に結像投影する装置である。空間光変調器の例としては、液晶素子、デジタルマイクロミラーデバイス(DMD:Digital Micromirror Device)、磁気光学空間光変調器(MOSLM:Magneto Optic Spatial Light Modulator)等が挙げられる。本実施形態に係る露光装置EXは、空間光変調器としてDMD10を備えるが、他の空間光変調器を備えていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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