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公開番号
2025120406
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-15
出願番号
2025098031,2021135099
出願日
2025-06-11,2021-08-20
発明の名称
機器収納用箱体
出願人
河村電器産業株式会社
代理人
個人
主分類
A61L
2/10 20060101AFI20250807BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】保管中にタブレット端末を殺菌することができる機器収納用箱体を提供する。
【解決手段】本体2内に、機器収納部材10、10・・に収納されているタブレット端末50、50・・に対して紫外線を照射する紫外線照射灯16、16を設ける一方、各機器収納部材10を、所定の間隔を隔てて立設された一組の側壁部13、13と、各側壁部13から左右方向で内側へ突出する保持突起14、14・・とを有するものとし、タブレット端末50を、両側壁部13、13の間において保持突起14、14・・の先端で保持されることにより起立姿勢で収納可能としている。また、各機器収納部材10における各側壁部13の対向する側の表面を、上方へ向かって相手側から徐々に離隔する傾斜面13aとするとともに、機器収納部材10をアルミ製としている。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも前面に開口する本体と、前記開口を開閉する開閉体とが備えられているとともに、前記本体内に、タブレット端末を1つずつ収納可能な機器収納部が左右方向へ複数設けられてなる機器収納用箱体であって、
前記本体内に、前記機器収納部に収納されている前記タブレット端末に対して紫外線を照射する紫外線照射手段と、前記機器収納部に収納されている前記タブレット端末を充電するための充電手段とが設けられているとともに、
第1タイマーを有し、前記第1タイマーにおける設定時間にしたがって前記充電手段により前記タブレット端末を所定の順で輪番充電するための充電制御手段と、第2タイマーを有し、前記第2タイマーにおける設定時間にしたがって前記紫外線照射手段の動作を制御する紫外線制御手段とが設けられている一方、
前記機器収納部が、左右方向に所定の間隔を隔てて立設された一組の側壁部と、各前記側壁部から左右方向で内側へ突出する保持突起とを有しており、前記タブレット端末が、両前記側壁部の間において前記保持突起の先端で保持されることにより起立姿勢で収納されるとともに、
各前記側壁部の対向する側の表面が、前記紫外線照射手段が設置されている側へ向かうにしたがって相手側から徐々に離隔する傾斜面とされていることを特徴とする機器収納用箱体。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
前記機器収納部がアルミ製である、若しくは、前記機器収納部の少なくとも前記傾斜面にアルミ蒸着が施されていることを特徴とする請求項1に記載の機器収納用箱体。
【請求項3】
前記開閉体の開閉状態を検知する検知手段が設けられており、
前記検知手段により前記開閉体の開放が検知されると、前記充電制御手段が前記充電手段による輪番充電を停止する及び/又は前記紫外線制御手段が前記紫外線照射手段の動作を停止することを特徴とする請求項1又は2に記載の機器収納用箱体。
【請求項4】
アルミ製である、若しくは、下面にアルミ蒸着が施された反射カバーが、前記機器収納部の少なくとも上方を覆うように設けられているとともに、
前記紫外線照射手段が、前記機器収納部の上方で、且つ、前記反射カバー内に設けられていることを特徴とする請求項1~3の何れかに記載の機器収納用箱体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、たとえばタブレット端末等の機器を保管するための機器収納用箱体に関するものである。
続きを表示(約 3,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、タブレット端末等の機器を保管するための機器収納用箱体としては、たとえば特許文献1に記載されているようなものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-214054号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、衛生上の問題等から、タブレット端末を使用する前後にタブレット端末を殺菌したいという要望がある。しかしながら、従来の機器収納用箱体は、単にタブレット端末を保管するものでしかないため、たとえば使用者個々人が夫々使用するタブレット端末を殺菌したり、管理者が纏めて殺菌したりしなければならず、作業が煩雑であるという問題がある。
【0005】
そこで、本発明は、上記問題に鑑みなされたものであって、保管中にタブレット端末を殺菌することができる機器収納用箱体を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、少なくとも前面に開口する本体と、前記開口を開閉する開閉体とが備えられているとともに、前記本体内に、タブレット端末を1つずつ収納可能な機器収納部が左右方向へ複数設けられてなる機器収納用箱体であって、前記本体内に、前記機器収納部に収納されている前記タブレット端末に対して紫外線を照射する紫外線照射手段と、前記機器収納部に収納されている前記タブレット端末を充電するための充電手段とが設けられているとともに、第1タイマーを有し、前記第1タイマーにおける設定時間にしたがって前記充電手段により前記タブレット端末を所定の順で輪番充電するための充電制御手段と、第2タイマーを有し、前記第2タイマーにおける設定時間にしたがって前記紫外線照射手段の動作を制御する紫外線制御手段とが設けられている一方、前記機器収納部が、左右方向に所定の間隔を隔てて立設された一組の側壁部と、各前記側壁部から左右方向で内側へ突出する保持突起とを有しており、前記タブレット端末が、両前記側壁部の間において前記保持突起の先端で保持されることにより起立姿勢で収納されるとともに、各前記側壁部の対向する側の表面が、前記紫外線照射手段が設置されている側へ向かうにしたがって相手側から徐々に離隔する傾斜面とされていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記機器収納部がアルミ製である、若しくは、前記機器収納部の少なくとも前記傾斜面にアルミ蒸着が施されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記開閉体の開閉状態を検知する検知手段が設けられており、前記検知手段により前記開閉体の開放が検知されると、前記充電制御手段が前記充電手段による輪番充電を停止する及び/又は前記紫外線制御手段が前記紫外線照射手段の動作を停止することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1~3の何れかに記載の発明において、アルミ製である、若しくは、下面にアルミ蒸着が施された反射カバーが、前記機器収納部の少なくとも上方を覆うように設けられているとともに、前記紫外線照射手段が、前記機器収納部の上方で、且つ、前記反射カバー内に設けられていることを特徴とする。
なお、充電手段として、前記本体内に、前記タブレット端末に接続可能な充電ケーブルと、前記充電ケーブルを接続可能な充電コンセントとを設けるとしてもよい。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、本体内に、機器収納部に収納されているタブレット端末に対して紫外線を照射する紫外線照射手段と、機器収納部に収納されているタブレット端末を充電するための充電手段とを設けるとともに、第1タイマーを有し、第1タイマーにおける設定時間にしたがって充電手段によりタブレット端末を所定の順で輪番充電するための充電制御手段と、第2タイマーを有し、第2タイマーにおける設定時間にしたがって紫外線照射手段の動作を制御する紫外線制御手段とを設けた。したがって、タブレット端末を充電且つ殺菌しながら保管することができ、非常に使い勝手の良い機器収納用箱体とすることができる。
また、機器収納部を、左右方向に所定の間隔を隔てて立設された一組の側壁部と、各側壁部から左右方向で内側へ突出する保持突起とを有するものとし、タブレット端末を、両側壁部の間において保持突起の先端で保持されることにより起立姿勢で収納可能とした。さらに、機器収納部における各側壁部の対向する側の表面を、紫外線照射手段が設置されている側へ向かうにしたがって相手側から徐々に離隔する傾斜面とした。したがって、タブレット端末が両側壁部の間において保持突起の先端で保持されることにより起立姿勢で収納されていること、及び機器収納部の側壁部の表面が傾斜面とされていること等の理由から、タブレットの保管時に紫外線照射手段を動作させた際、タブレット端末の表面の広い範囲に紫外線を当てることができ、保管しているタブレット端末の表面を効果的に殺菌することができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、機器収納部をアルミ製とする、若しくは、機器収納部の少なくとも傾斜面にアルミ蒸着を施しているため、機器収納部の表面(特に傾斜面)で紫外線を効率良く反射させることができる。したがって、保管しているタブレット端末の表面を一層効果的に殺菌することができる。
さらに、請求項3に記載の発明によれば、開閉体の開閉状態を検知する検知手段が設けられており、検知手段により開閉体の開放が検知されると、充電制御手段が充電手段による輪番充電を停止する及び/又は紫外線制御手段が紫外線照射手段の動作を停止するようにした。したがって、充電及び/又は紫外線による殺菌を開閉体の開放に連動させることができる上、紫外線照射手段の動作を停止させるものにあっては、開閉体の開放に伴い紫外線が外部に漏れにくい構造とすることができる。
加えて、請求項4に記載の発明によれば、アルミ製である、若しくは、下面にアルミ蒸着が施された反射カバーを、機器収納部の少なくとも上方を覆うように設けるとともに、紫外線照射手段を、機器収納部の上方で、且つ、反射カバー内に設けている。したがって、紫外線照射手段から照射される紫外線を一層効率良く反射させることができ、タブレット端末の表面を極めて確実に殺菌することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
機器収納用箱体を前側から示した斜視説明図である。
本体を正面側から示した説明図である。
本体を背面側から示した説明図である。
本体の上収納空間を拡大して示した説明図である。
本体の内部空間を側方から示した説明図である。
本体を前側から示した斜視説明図である。
タブレット端末の保管時の機器収納用箱体の動作を示したフローチャート図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態となる機器収納用箱体について図面にもとづき詳細に説明する。
【0010】
図1は、機器収納用箱体1を前側から示した斜視説明図である。図2は、本体2を正面から示した説明図である。図3は、本体2を背面から示した説明図である。図4は、本体2の上収納空間7を拡大して示した説明図である。図5は、本体2の内部空間を側方から示した説明図である。図6は、本体2を前側から示した斜視説明図である。図7は、タブレット端末50、50・・の保管時の機器収納用箱体1の動作を示したフローチャート図である。
(【0011】以降は省略されています)
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