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公開番号
2025117069
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-12
出願番号
2024011741
出願日
2024-01-30
発明の名称
印刷装置
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
2/165 20060101AFI20250804BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】印刷の生産性を向上させる印刷装置を提供すること。
【解決手段】印刷装置1は、インクを吐出するノズル13およびノズル面15を有する印刷ヘッド10と、無端かつ帯状であり、ノズル面15の拭き取りを行う拭き取り部20と、拭き取り部20の回転移動方向において、ノズル面15と対向する領域の下流に配置され、貯留された第1洗浄液61に拭き取り部20を通過させて、拭き取り部20を洗浄する第1洗浄槽51と、回転移動方向における第1洗浄槽51の下流に配置され、貯留された第2洗浄液62に拭き取り部20を通過させて、拭き取り部20を洗浄する第2洗浄槽52と、を備え、第2洗浄槽52に貯留される第2洗浄液62の交換頻度は、第1洗浄槽51に貯留される第1洗浄液61の交換頻度より少ない。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
媒体にインクを吐出するノズル、および前記ノズルが設けられたノズル面を有する印刷ヘッドと、
無端かつ帯状であり、回転移動して前記ノズル面と対向する領域を通過し、前記ノズル面に接触して前記ノズル面の拭き取りを行う拭き取り部と、
前記拭き取り部の回転移動方向において、前記ノズル面と対向する前記領域の下流に配置され、貯留された第1洗浄液に前記拭き取り部を通過させて、前記拭き取り部を洗浄する第1洗浄槽と、
前記回転移動方向における前記第1洗浄槽の下流、かつ前記ノズル面と対向する前記領域の上流に配置され、貯留された第2洗浄液に前記拭き取り部を通過させて、前記拭き取り部を洗浄する第2洗浄槽と、を備え、
前記第2洗浄槽に貯留される前記第2洗浄液の交換頻度は、前記第1洗浄槽に貯留される前記第1洗浄液の交換頻度より少ない印刷装置。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
前記回転移動方向において、前記第1洗浄槽または前記第2洗浄槽の下流に配置され、前記拭き取り部に残留する前記第1洗浄液または前記第2洗浄液を除去する除去部を備える、請求項1に記載の印刷装置。
【請求項3】
前記除去部は、第1除去部と第2除去部とを含み、
前記第1除去部は、前記回転移動方向において、前記第1洗浄槽の下流かつ前記第2洗浄槽の上流に配置され、
前記第2除去部は、前記回転移動方向において、前記第2洗浄槽の下流かつ前記ノズル面と対向する前記領域の上流に配置される、請求項2に記載の印刷装置。
【請求項4】
制御部および検出部を備え、
前記検出部は、前記拭き取り部の状態を検出し、
前記制御部は、前記検出部の検出結果に基づいて、前記拭き取り部の交換時期を報知する、請求項1に記載の印刷装置。
【請求項5】
制御部を備え、
前記制御部は、前記拭き取り部の回転回数に基づいて、前記拭き取り部の交換時期を報知する、請求項1に記載の印刷装置。
【請求項6】
制御部を備え、
前記制御部は、前記拭き取り部の回転移動量を制御する、請求項1に記載の印刷装置。
【請求項7】
前記制御部は、
前記回転移動量を第1移動量とする第1モードと、
前記回転移動量を前記第1移動量よりも大きい第2移動量とする第2モードと、を有する請求項6に記載の印刷装置。
【請求項8】
前記制御部は、適用される前記インクの特性に応じて、前記第1モードと前記第2モードとを選択する、請求項7に記載の印刷装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、印刷ヘッドの清掃機構を備える印刷装置が知られていた。例えば特許文献1には、ノズルヘッドのノズル面に付着したインクを、ロール紙によって拭き取るメンテナンス機構が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-34345号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載のメンテナンス機構では、印刷の生産性を向上させることが難しいという課題があった。詳しくは、清浄なロール紙が尽きるとロール紙を交換する作業が発生して、印刷にダウンタイムが生じる場合があった。すなわち、印刷の生産性を向上させる印刷装置が求められていた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
印刷装置は、媒体にインクを吐出するノズル、および前記ノズルが設けられたノズル面を有する印刷ヘッドと、無端かつ帯状であり、回転移動して前記ノズル面と対向する領域を通過し、前記ノズル面に接触して前記ノズル面の拭き取りを行う拭き取り部と、前記拭き取り部の回転移動方向において、前記ノズル面と対向する前記領域の下流に配置され、貯留された第1洗浄液に前記拭き取り部を通過させて、前記拭き取り部を洗浄する第1洗浄槽と、前記回転移動方向における前記第1洗浄槽の下流、かつ前記ノズル面と対向する前記領域の上流に配置され、貯留された第2洗浄液に前記拭き取り部を通過させて、前記拭き取り部を洗浄する第2洗浄槽と、を備え、前記第2洗浄槽に貯留される前記第2洗浄液の交換頻度は、前記第1洗浄槽に貯留される前記第1洗浄液の交換頻度より少ない。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態に係る印刷装置の構成を示す模式図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に述べる実施の形態では、媒体に印刷を行う印刷装置としてラージフォーマット型のインクジェットプリンターを例示し、図面を参照して説明する。当該印刷装置は、稼働率が比較的に高くなる産業用または商業用である。なお、本発明の印刷装置は、産業用および商業用に限定されない。
【0008】
以下の図では、相互に直交する座標軸としてXYZ軸を付し、各矢印が指す方向を+方向とし、+方向と反対の方向を-方向とする。印刷装置が水平面に設置された場合に、-Z方向は鉛直方向となる。以下の説明では、+Z方向を上方ともいい、-Z方向を下方ともいう。
【0009】
1.第1実施形態
図1に示すように、本実施形態に係る印刷装置1は、制御部5、印刷ヘッド10、および印刷ヘッド10の清掃機構100を備える。また、図示を省略するが、印刷装置1は、印刷用の媒体を搬送する搬送部も備える。なお、図1の説明では、特に断わりがない限り、+Y方向から見た状態を述べる。
【0010】
制御部5は、印刷装置1の各構成と電気的に接続される。制御部5は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などのハードウェアを含む。制御部5は、所定の制御プログラムをCPUによって実行することにより、印刷装置1の各構成の稼働を統合的に制御する。ROMは、不揮発性の記憶装置であり、CPUが実行する制御プログラムおよび制御プログラムで処理されるデータを格納する。RAMは、CPUのワークエリアを構成する。CPUは、ROMなどから読み出した制御プログラムをRAMに展開し、展開された制御プログラムを実行する。
(【0011】以降は省略されています)
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