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公開番号
2025116389
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-08
出願番号
2024010788
出願日
2024-01-29
発明の名称
繊維含有材料の製造方法
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A01G
24/27 20180101AFI20250801BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】塊状物を効率よく保管、搬送することができ、ハンドリング性に優れる繊維含有材料を製造する繊維含有材料の製造方法を提供すること。
【解決手段】セルロース繊維を含む原料を気中で解繊して解繊物を生成する解繊物生成工程と、ミキサーを用い、解繊物を分断して圧縮することにより、解繊物よりもセルロース繊維の密度が高い塊状物を生成する塊状物生成工程と、を有することを特徴とする繊維含有材料の製造方法。塊状物生成工程は、解繊物を回転する撹拌羽根により撹拌する撹拌部と、解繊物をスクリューフィーダーにより移送する移送部とを備えるミキサーを用いて行うことができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
セルロース繊維を含む原料を気中で解繊して解繊物を生成する解繊物生成工程と、
ミキサーを用い、前記解繊物を分断して圧縮することにより、前記解繊物よりも前記セルロース繊維の密度が高い塊状物を生成する塊状物生成工程と、を有することを特徴とする繊維含有材料の製造方法。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記ミキサーは、前記解繊物を回転する撹拌羽根により撹拌する撹拌部と、前記解繊物をスクリューフィーダーにより移送する移送部と、を備え、前記撹拌部と前記移送部とにより、前記解繊物の分断と圧縮とが行われる請求項1に記載の繊維含有材料の製造方法。
【請求項3】
前記撹拌羽根の回転軸の軸方向は、前記移送部の移送方向と異なる方向である請求項2に記載の繊維含有材料の製造方法。
【請求項4】
前記解繊物生成工程で得られる前記解繊物の密度をρ1(g/cm
3
)とし、前記塊状物生成工程で得られる前記塊状物の密度をρ2(g/cm
3
)としたとき、ρ1/ρ2は、0.25以上0.5以下である請求項1ないし3のいずれか1項に記載の繊維含有材料の製造方法。
【請求項5】
前記解繊物生成工程後に、前記解繊物に水分を供給する水分供給工程を有する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の繊維含有材料の製造方法。
【請求項6】
前記解繊物生成工程後に、前記解繊物に添加剤を供給する添加剤供給工程を有する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の繊維含有材料の製造方法。
【請求項7】
前記添加剤は、前記セルロース繊維同士を結着させる結着材を含む請求項6に記載の繊維含有材料の製造方法。
【請求項8】
前記塊状物は、培地として用いられるものであり、
前記添加剤は、栄養剤を含む請求項6に記載の繊維含有材料の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、繊維含有材料の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、緩衝性を有するパルプモールド体の製造方法が開示されている。特許文献1に記載されている方法では、原料であるパルプを解繊してパルプ解繊物を生成し、パルプ解繊物に、澱粉系バインダー、熱膨張性中空粒子等の添加剤を添加して成形することによりパルプモールド体を製造することができる。
【0003】
このようなパルプモールド体の製造に際しては、生成されたパルプ解繊物からパルプモールド体を成形するまでの間に、パルプ解繊物を搬送したり、保管したりすることが行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平10-204800号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、パルプ解繊物は、比較的密度が低く、体積が大きいため、前述したパルプ解繊物の搬送や保管には不利であり、ハンドリング性が悪いという問題がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の繊維含有材料の製造方法は、セルロース繊維を含む原料を気中で解繊して解繊物を生成する解繊物生成工程と、
ミキサーを用い、前記解繊物を分断して圧縮することにより、前記解繊物よりも前記セルロース繊維の密度が高い塊状物を生成する塊状物生成工程と、を有する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、本発明の繊維含有材料の製造方法を実行するための繊維含有材料製造装置の概略構成を示す部分断面側面図である。
図2は、図1に示す解繊部により生成される解繊物の拡大模式図である。
図3は、図1に示すミキサーにより生成される塊状物の拡大模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の繊維含有材料の製造方法を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
【0009】
<実施形態>
図1は、本発明の繊維含有材料の製造方法を実行するための繊維含有材料製造装置の概略構成を示す部分断面側面図である。図2は、図1に示す解繊部により生成される解繊物の拡大模式図である。図3は、図1に示すミキサーにより生成される塊状物の拡大模式図である。
【0010】
図1に示すように、繊維含有材料製造装置1は、本発明の繊維含有材料の製造方法を実行する装置の一例であり、粗砕部2と、解繊部3と、ミキサー4と、を備える。繊維含有材料製造装置1により製造される繊維含有材料を、塊状物M3として説明する。塊状物M3は、セルロース繊維Fを含む綿の塊であり、例えば、キノコ類、その他菌類や、種々の植物の栽培、微生物培養の培地、再生紙の原料、緩衝材、防音材、断熱材等、様々な用途で用いられる。
(【0011】以降は省略されています)
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