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公開番号
2025116329
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-08
出願番号
2024010683
出願日
2024-01-29
発明の名称
プランターボックス、及び緑化システム
出願人
住友林業株式会社
代理人
個人
主分類
A01G
9/00 20180101AFI20250801BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】仮設的な緑化を、容易且つ適切に実施可能な構造を持ったプランターボックス、および、これを含む緑化システムの提供。
【解決手段】プランターボックス1を、底面部1aと側面部1bとを有し、上部1dを開放させると共に、内部空間1cを上下に二分する中底体3と、この中底体3と底面部1aとの間にあって中底体3を支持する支持体4とを備え、中底体3上に植栽容器2を支持可能としてなり、しかも、支持体4の高さを調整可能とさせてなるものとする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
底面部と側面部とを有し、上部を開放させると共に、内部空間を上下に二分する中底体と、この中底体と前記底面部との間にあって前記中底体を支持する支持体とを備え、前記中底体上に植栽容器を支持可能としてなり、しかも、前記支持体の高さを調整可能とさせてなる、プランターボックス。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
全高を30ないし50cmの範囲とさせてなる、請求項1に記載のプランターボックス。
【請求項3】
底面部にキャスターを備えてなる、請求項1に記載のプランターボックス。
【請求項4】
前記支持体を、第1部材と、この第1部材に対し上下動可能に組み合わされた第2部材と、前記第1部材及び前記第2部材の一方に形成された第1の穴とこれらの他方に対し上下方向において隣り合う第2の穴との間に間隔を開けて複数形成された前記第2の穴のいずれか一つとに同時に挿入可能な軸体とを備えたものとしてなる、請求項1に記載のプランターボックス。
【請求項5】
底面部と側面部とを有し、上部を開放させると共に、内部空間を上下に二分する中底体と、この中底体と前記底面部との間にあって前記中底体を支持する支持体とを備えてなり、かつ、前記支持体の高さを調整可能とさせてなる、プランターボックスと、
前記中底体上に支持される植栽容器とを備えてなり、
しかも、前記植栽容器を、底面部と前記底面部を囲繞する側面部とを有し、上部を開放させると共に、平面視の状態でプランターボックスの内部空間の水平断面の輪郭形状よりもやや小さい大きさを持ったものとし、前記植栽容器内に敷き込まれた培地によってプランターボックス上に着座等可能面を形成可能に構成させてなる、プランターボックス。
【請求項6】
請求項1ないし5のいずれか1項に記載のプランターボックスを2以上備えてなる緑化システムであって、
前記プランターボックスの側面部は、前記内部空間の水平断面の輪郭形状を四角形とするように組み合わされる四つの側面部構成体から構成されていると共に、四つの前記側面部構成体の少なくとも一つは取り外し可能となっており、
前記取り外しによって形成された側方開放部を被連結方となる前記プランターボックスに同様に形成された前記側方開放部に連通させた状態で前記被連結方となる前記プランターボックスへの連結を可能とする連結機構を備えてなる、緑化システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、植栽容器を納め、かつ、支持する構造を備えて、仮設的に緑化を行うときに利用するに適した構造を備えたプランターボックスの改良に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
現在、恒常的な緑化ではなく、仮設的ないし一時的な緑化が求められる場面ないし状況が少なからず存在する。典型的には、屋内外のイベント、工事中の建物周辺、空き地やコインパーキングなどにおいては、しばしば美観形成のために仮設的な緑化が求められるところである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
この発明が解決しようとする主たる問題点は、前記のような仮設的な緑化を、容易且つ適切に実施可能な構造を持ったプランターボックス、および、これを含む緑化システムの提供にある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
前記課題を達成するために、この発明にあっては、第1の観点から、プランターボックスを、底面部と側面部とを有し、上部を開放させると共に、内部空間を上下に二分する中底体と、この中底体と前記底面部との間にあって前記中底体を支持する支持体とを備え、前記中底体上に植栽容器を支持可能としてなり、しかも、前記支持体の高さを調整可能とさせてなる、ものとした。
【0005】
前記プランターボックスの全高を30ないし50cmの範囲とさせるようにすることが、この発明の態様の一つとされる。
【0006】
また、前記底面部にキャスターを備えさせるようにすることが、この発明の態様の一つとされる。
【0007】
また、前記支持体を、第1部材と、この第1部材に対し上下動可能に組み合わされた第2部材と、前記第1部材及び前記第2部材の一方に形成された第1の穴とこれらの他方に対し上下方向において隣り合う第2の穴との間に間隔を開けて複数形成された前記第2の穴のいずれか一つとに同時に挿入可能な軸体とを備えたものとすることが、この発明の態様の一つとされる。
【0008】
また、前記課題を達成するために、この発明にあっては、第2の観点から、プランターボックスを、底面部と側面部とを有し、上部を開放させると共に、内部空間を上下に二分する中底体と、この中底体と前記底面部との間にあって前記中底体を支持する支持体とを備えてなり、かつ、前記支持体の高さを調整可能とさせてなる、プランターボックスと、
前記中底体上に支持される植栽容器とを備えてなり、
しかも、前記植栽容器を、底面部と前記底面部を囲繞する側面部とを有し、上部を開放させると共に、平面視の状態でプランターボックスの内部空間の水平断面の輪郭形状よりもやや小さい大きさを持ったものとし、前記植栽容器内に敷き込まれた培地によってプランターボックス上に着座等可能面を形成可能に構成させてなる、ものとした。
【0009】
また、前記課題を達成するために、この発明にあっては、第3の観点から、緑化システムを、前記プランターボックスを2以上備えてなる緑化システムであって、
前記プランターボックスの側面部は、前記内部空間の水平断面の輪郭形状を四角形とするように組み合わされる四つの側面部構成体から構成されていると共に、四つの前記側面部構成体の少なくとも一つは取り外し可能となっており、
前記取り外しによって形成された側方開放部を被連結方となる前記プランターボックスに同様に形成された前記側方開放部に連通させた状態で前記被連結方となる前記プランターボックスへの連結を可能とする連結機構を備えてなる、ものとした。
【発明の効果】
【0010】
この発明によれば、第1に、前記側面部によって植栽容器を隠して、仮設的な緑化を行う領域において植物以外の目立つ設置物の外観をプランターボックスによって構築させるようにした態様で、仮設的な緑化を実現させることができる。
また、第2に、前記中底体と支持体によって、植栽容器を支持する高さを必要に応じて調整することができる。例えば、植栽容器に芝生が植えられている場合、プランターボックスの開放された上部と実質的に面一となる位置に植栽容器の培地の上面が位置されるようにして、プランターボックス外から芝生が見え、芝生に日光が当たり、また、緑化エリアの利用者がかかる芝生上に座れるような状態を作り出すことができる。あるいは、植栽容器に草花が植えられている場合、プランターボックスの開放された上部と実質的に面一となる位置に植栽容器の培地の上面が位置されるようにして、プランターボックス外から草花が見え、草花に日光が当たる状態を作り出すことができる。あるいは、植栽容器に樹木が植えられている場合、プランターボックスの開放された上部と実質的に面一となる位置に植栽容器の培地の上面が位置されるようにすれば、かかる樹木の全高を可及的に大きくして、緑化エリアにおける前記樹木による緑陰領域を拡大させることができる。あるいは、植栽容器に樹木が植えられている場合、プランターボックスの開放された上部よりも植栽容器の培地の上面が下方に位置されるようにすれば、かかる上部と培地との間にマルチング材を敷設することができ、また、こうしたマルチング材によってかかる樹木の根元側を支持させることができる。また、2以上のプランターボックスを寄せ合わせて緑化システムを構築したときに、前記芝生や草花の植えられたレベルと樹木の根元を覆うマルチング材の敷設上面とが実質的に面一になるようにして、見栄えの良い仮設的な緑化が実現できる。
また、第3に、同一の形状および大きさのプランターボックスを複数用意することで、植物の種類、緑化エリアの状況、求められる意匠効果などを加味した仮設的な緑化を実現することができる。
また、第4に、前記中底体によってプランターボックス内において植栽容器下に下部空間を形成させることができ、これにより、人工地盤などの側と植栽容器に植えられた植物との間を断熱してかかる植物への人工地盤など側からの熱影響をなくすことができる。また、かかる下部空間を利用して、プランターボックス内に重しを設置することができる。あるいはまた、かかる下部空間を利用して、プランターボックス内に、植栽容器において植物の育成の用に供された液体(水、肥料を含んだ水、天水)を蓄える貯留槽を設けたり、さらに、循環ポンプを設けるなどして前記貯留槽に受け入れらた前記液体が植栽容器に戻されるようにする循環機構を設置することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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