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公開番号2025117058
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-12
出願番号2024011724
出願日2024-01-30
発明の名称燃料電池
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01M 8/0258 20160101AFI20250804BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】発電部へのガスの供給阻害を抑制することができる燃料電池を提供する。
【解決手段】燃料電池であって、前記燃料電池は、一対のセパレータと、樹脂フレームと、を少なくとも備え、前記一対のセパレータは、少なくとも1つのマニホールドを有し、前記一対のセパレータは、前記樹脂フレームを介して粘着され、前記樹脂フレームは、両面に粘着層を有し、前記樹脂フレームは、前記マニホールドに対応するマニホールド開口部と、発電部に対応する発電開口部と、を有し、前記マニホールド開口部の内径は、前記マニホールドの内径よりも小さく、前記樹脂フレームは、前記マニホールド開口部と前記発電開口部との間に少なくとも1つの通気部を有する、燃料電池。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
燃料電池であって、
前記燃料電池は、一対のセパレータと、樹脂フレームと、を少なくとも備え、
前記一対のセパレータは、少なくとも1つのマニホールドを有し、
前記一対のセパレータは、前記樹脂フレームを介して粘着され、
前記樹脂フレームは、両面に粘着層を有し、
前記樹脂フレームは、前記マニホールドに対応するマニホールド開口部と、発電部に対応する発電開口部と、を有し、
前記マニホールド開口部の内径は、前記マニホールドの内径よりも小さく、
前記樹脂フレームは、前記マニホールド開口部と前記発電開口部との間に少なくとも1つの通気部を有する、燃料電池。
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
前記通気部は、前記樹脂フレームの変形の有無に関わらずガスを通気させることが可能なものである、請求項1に記載の燃料電池。
【請求項3】
前記通気部は、前記樹脂フレームが変形していない状態ではガスを通気できず、前記樹脂フレームが変形した状態では、ガスを通気させることが可能なものである、請求項1に記載の燃料電池。
【請求項4】
前記通気部の形状は、円形状、横長形状、斜形状、縦長形状、及び、多角形状からなる群より選ばれる少なくとも1つの形状である、請求項1に記載の燃料電池。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、燃料電池に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1において開示されるような燃料電池に関して様々な技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-018703号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1には、一対のセパレータを粘着剤で固定した燃料電池が開示されている。一対のセパレータのマニホールド部分は短絡を防止するためにセル内のシール部材である樹脂フレームがセパレータの端部を越えて突出するように成形されることが一般的である。しかし、マニホールド内をガスが勢いよく流れるため、粘着性を有するシール部材を用いると、シール部材が撓んでしまい、マニホールドから発電部へのガス流路を塞いでしまい発電部へのガスの供給が阻害される可能性がある。
【0005】
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、発電部へのガスの供給阻害を抑制することができる燃料電池を提供することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
すなわち、本開示には、以下の態様が含まれる。
<1> 燃料電池であって、
前記燃料電池は、一対のセパレータと、樹脂フレームと、を少なくとも備え、
前記一対のセパレータは、少なくとも1つのマニホールドを有し、
前記一対のセパレータは、前記樹脂フレームを介して粘着され、
前記樹脂フレームは、両面に粘着層を有し、
前記樹脂フレームは、前記マニホールドに対応するマニホールド開口部と、発電部に対応する発電開口部と、を有し、
前記マニホールド開口部の内径は、前記マニホールドの内径よりも小さく、
前記樹脂フレームは、前記マニホールド開口部と前記発電開口部との間に少なくとも1つの通気部を有する、燃料電池。
【0007】
<2> 前記通気部は、前記樹脂フレームの変形の有無に関わらずガスを通気させることが可能なものである、<1>に記載の燃料電池。
【0008】
<3> 前記通気部は、前記樹脂フレームが変形していない状態ではガスを通気できず、前記樹脂フレームが変形した状態では、ガスを通気させることが可能なものである、<1>に記載の燃料電池。
【0009】
<4> 前記通気部の形状は、円形状、横長形状、斜め形状、縦長形状、及び、多角形状からなる群より選ばれる少なくとも1つの形状である、<1>又は<2>に記載の燃料電池。
【発明の効果】
【0010】
本開示の燃料電池は、発電部へのガスの供給阻害を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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