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公開番号2025116301
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-07
出願番号2025096250,2023143390
出願日2025-06-10,2011-01-20
発明の名称電源制御装置
出願人株式会社ユピテル
代理人
主分類B60R 16/02 20060101AFI20250731BHJP(車両一般)
要約【課題】多種多様な自動車のカーアクセサリにバッテリー走行中やアイドリングストップ中も電源電力を供給可能な電源制御装置を提供する。
【解決手段】車内通信ネットワーク7を介して車両側コンピュータ5と通信する通信部34と、電源電圧から車両始動時に発生するノイズを検出するノイズ検出部33と、電源からカーアクセサリ20へ供給する電源電圧をON/OFFするリレースイッチ36と、通信部34で受信した車両側コンピュータ5からの信号と、ノイズ検出部33で検出したノイズを用いて、リレースイッチ36のON/OFFを制御する制御部35とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車内通信ネットワークからの自発出力信号が検出できなくなったとき、車両から供給される電源のカーアクセサリへの供給を終了する機能を備えた電源制御装置であって、
車内通信ネットワークからの自発出力信号を検出してからの時間を計測し、所定時間以内に次の自発出力信号を検出した場合、車両から供給される電源のカーアクセサリへの供給をオフしないことにより、車両のアイドリングストップ中に車両からカーアクセサリへの電源供給を継続する機能を有する電源制御装置。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前回の自発出力信号から次の自発出力信号までの時間間隔が車内通信ネットワークの規格に規定された所定時間以内の場合に、車両から供給される電源のカーアクセサリへの供給をオフしないことにより、車両のアイドリングストップ中に車両からカーアクセサリへの電源供給を継続する機能を有する請求項1に記載の電源制御装置。
【請求項3】
車両側コンピュータから自発出力信号を出力する車内通信ネットワークと、応答要求信号に対して車両側コンピュータから応答出力信号を出力する車内通信ネットワークとの双方と接続可能に構成されており、接続された車内通信ネットワークが、車両側コンピュータから前記自発出力信号を出力するネットワークであるか、応答要求信号に対して応答出力信号を出力するネットワークであるかをチェックする機能を備え、応答要求信号に対して応答出力信号を出力するネットワークであるときは、所定時間毎に、車内通信ネットワーク7出力した応答要求信号に対して応答出力信号が検出できなくなった時には、カーアクセサリへ電源電圧の供給を終了する機能を有する請求項1または2に記載の電源制御装置。
【請求項4】
請求項1~

のいずれかに記載の電源制御装置の機能をコンピュータに実現させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車の後付カーアクセサリ等のように、使用者により、工場出荷後の自動車の車内に追加されるカーアクセサリ等の電源制御装置に関し、特に、自動車が走行状態又は走行準備状態である時にのみにカーアクセサリ等に電源を供給する電源制御装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
一般的に、自動車の運転席周辺又は後席周辺には、車内で使用するマップランプ等の後付カーアクセサリに、自動車のバッテリーから電源を供給するための電源接続ソケット(シガーソケット又はアクセサリソケット:以後、アクセサリソケットと記載する)が設けられている。アクセサリソケットには、自動車のメーカーや種類により、自動車のキー(イグニッションスイッチ)がACC(アクセサリ)位置で電源供給をONできるものと、イグニッションスイッチの位置に関わらず電源供給のONされた状態が維持されるものがある。
【0003】
例えば、電源供給のONが維持されるアクセサリソケットを有する自動車に、継続的に電力を使用するカーアクセサリ等を設置(アクセサリソケットから電源供給)すると、長期間の駐車によりバッテリ上がりを起こすことがある。このようなカーアクセサリによるバッテリー上がりを防止するために、エンジンと連動する発電装置(オルターネータ)が動作していない時にはアクセサリソケットからカーアクセサリ等に電源電力を供給しない電源制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、発電装置(又はエンジン)が動作状態であることを、バッテリーの出力電圧に重畳される発電装置のオルターネータノイズにより検出している。
【0004】
また近年では、走行用モーターとエンジンの両方を備えるハイブリッドカー(HV)が複数のメーカーから発売されており、それらの一部は、エンジンを始動させないで、バッテリーのみで所定距離の走行が可能である。また、交差点の信号待ち等では一時的にエンジンを止め、信号が青になってアクセルが踏まれるとエンジンを素早く始動させるアイドリングストップ機能付自動車も販売されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平11-222084号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
標準的な一般自動車に設置されるアクセサリソケットは基本的に1個であり、高級車又は乗車定員が多い大型車であってもアクセサリソケットは2個~3個である。一方、カーアクセサリは、基本的に1個のカーアクセサリに対して1個のアクセサリソケットが必要であり、乗員が複数のカーアクセサリを同時に使用したい場合等には、アクセサリソケットの数が不足することがある。
【0007】
また、バッテリーのみで走行可能な自動車や、アイドリングストップ機能付自動車の場合、バッテリー走行中又はアイドリングストップ中には発電装置が動作しないので、オルターネータノイズが発生しない。そのような自動車では、特許文献1の電源制御装置によりカーアクセサリの電源を制御すると、バッテリー走行中やアイドリングストップ機能によるエンジンストップ中はカーアクセサリ等を使用できなくなる。
【0008】
そこで本発明は、上記の課題を解決するために、アクセサリソケット以外から電源供給が可能であり、バッテリー走行中や、アイドリングストップ中も多種多様な自動車のカーアクセサリ等に電源電力を供給可能な電源制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
(1)上記課題を解決するために、電源制御装置においては、車内通信ネットワークを介して車両側コンピュータと通信する通信手段と、電源電圧からノイズを検出するノイズ検出手段と、電源から所定の電子回路へ供給する電源電圧をON/OFFするスイッチと、通信手段で受信した車両側コンピュータからの信号と、ノイズ検出手段で検出したノイズを用いて、スイッチのON/OFFを制御する制御手段とを備える。
【0010】
電源制御装置では、所定の電子回路へ供給する電源電圧のON/OFF制御に、車両側コンピュータから車内通信ネットワークに出力される信号を用いるので、ノイズのみによる場合に比べて誤判定を抑制でき、ノイズが検出できない時に、車両側コンピュータから受信した信号を用いて所定の電子回路に電源電力を供給できる。
所定の電子回路としては、例えば、カーアクセサリ等の内部に設けた電子回路とするとよい。また、本電源制御装置は、例えば、電源のコネクタ内に内蔵すると特によい。
あるいはまた、所定の電子回路と本電源制御装置とをカーアクセサリ等の中に組み込んでもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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