TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025116010
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-07
出願番号2025077383,2022519789
出願日2025-05-07,2020-09-25
発明の名称軟質先端プランジャ
出願人アルコン インコーポレイティド
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A61F 2/16 20060101AFI20250731BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】眼内レンズ(IOL)を眼内に挿入するためのシステム、方法及びデバイスを提供すること。
【解決手段】装置は、プランジャ及びプランジャ先端を含む。プランジャ先端は、プランジャ先端の遠位端に配置されたディンプルを含む。プランジャ先端は、ディンプルと流体連通しているポケットを更に含む。
【選択図】図7A
特許請求の範囲【請求項1】
眼内への眼内レンズ(IOL)の送達用の装置であって、
プランジャと、
プランジャ先端であって、
前記プランジャ先端の遠位端に配置されたディンプルと、
前記ディンプルと流体連通しているポケットと、
を含む、プランジャ先端と、
を備える、装置。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記ディンプルが、曲率半径を有する、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記曲率半径が、約0.4ミリメートル~約0.8ミリメートルの範囲にある、請求項2に記載の装置。
【請求項4】
前記プランジャ先端が、スチレンブロックコポリマー、ポリオレフィンブレンド、エラストマー合金、熱可塑性ポリウレタン、熱可塑性コポリエステル、熱可塑性ポリアミド、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される少なくとも1つの材料を含む、請求項1に記載の装置。
【請求項5】
前記プランジャが、ポリスチレン、アクリロニトリルブタジエンスチレン、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリアリールアミド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリブチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリスルホン、液晶ポリマー、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される少なくとも1つの材料を含む、請求項1に記載の装置。
【請求項6】
前記プランジャ先端の直径が、約2ミリメートル以下である、請求項1に記載の装置。
【請求項7】
前記ポケットの高さが、約2ミリメートル以下である、請求項1に記載の装置。
【請求項8】
前記ポケットの深さが、約1ミリメートル~約4ミリメートルの範囲にある、請求項1に記載の装置。
【請求項9】
前記ポケットの幅が、約0.5ミリメートル~約1.5ミリメートルの範囲にある、請求項1に記載の装置。
【請求項10】
前記プランジャ先端が、前記プランジャ上のオーバーモールドであり、前記プランジャ先端が、シリコーンを含み、前記プランジャが、ポリカーボネートを含み、且つ少なくとも0.1mmの厚さを含む、請求項1に記載の装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は一般に、眼科手術に関し、より詳細には、いくつかの実施形態では一般に、軟質先端プランジャを用いて眼内レンズ(IOL)を眼内に挿入するためのシステム、方法、及びデバイスに関し得る。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
人間の眼は、軽度の劣化から視力の完全な喪失を引き起こす多くの疾患に罹患する可能性がある。コンタクトレンズ及び眼鏡は、いくつかの病気を補うことができるが、他の場合には眼科手術が必要になる場合がある。一般に、眼科手術は、硝子体網膜手術などの後区処置と白内障手術などの前区処置とに分類され得る。硝子体網膜手術は、黄斑変性、糖尿病性網膜症、糖尿病性硝子体出血、黄斑円孔、網膜剥離、網膜上膜、及びサイトメガロウイルス網膜炎を含むがこれらに限定されない多くの異なる眼状態に対処することができる。
【0003】
白内障手術については、濁った水晶体を眼内レンズ(IOL)に置き換えるために、外科的処置に、切開、及び眼内へのツールの挿入が必要となる場合がある。IOLを眼内に送達するために挿入ツールが使用され得る。例として、挿入ツールは、挿入ツールのノズルからIOLを押し出すためのプランジャを含み得る。いくつかの場合では、IOLは、挿入ツール内に予め装填され得る。他の場合では、別個のベイが、挿入ツール内に装填され得る。プランジャは、IOLと係合し、IOLを、ベイからノズルを介して眼内に前進させることができる。ベイ(又は挿入ツール)は、折り畳みチャンバを含む場合がある。折り畳みチャンバは、例えば、IOLが折り畳みチャンバ内を前進するときにIOLを折り畳むように構成されている。いくつかの場合では、別の動作によってIOLの折り畳みを生じさせる場合がある。
【0004】
挿入ツールからのIOLの送達は、複数工程のプロセスとなり得る。例えば、送達は、前進段階及び送達段階と呼ばれ得る2段階を含むことができる。前進段階では、IOLを、ベイ内での保管状態から静止状態に前進させることができる。IOLは、予め折り畳まれていてもよい、又は保管状態から静止状態に前進したときに折り畳まれてもよい。静止状態において、IOLの前進は停止され得る。ノズルが眼内に配置された状態で、IOLは、その後静止状態から送達段階に更に前進させることができる。送達段階は、IOLを、ノズルを介して眼内に前進させることを含み得る。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
例示的な実施形態では、本開示は、眼内へのIOLの送達用の装置を提供する。装置は、プランジャ及びプランジャ先端を含む。プランジャ先端は、プランジャ先端の遠位端に配置されたディンプルを含む。プランジャ先端は、ディンプルと流体連通しているポケットを更に含む。
【0006】
別の例示的な実施形態では、本開示は、ノズル及びカートリッジを含む、眼内へのIOLの送達用の装置を提供する。カートリッジは、ノズルに結合されており、プランジャは、カートリッジのアパーチャと整列されている。プランジャ先端は、プランジャ先端の遠位端に配置されたディンプルを含む。ポケットは、ディンプルと流体連通している。
【0007】
別の例示的な実施形態では、本開示は、眼内へのIOLの送達用の方法を提供する。方法は、切開部を介して、挿入ツールのノズルを眼内に挿入することを含む。挿入ツールは、プランジャ及びプランジャ先端を更に含む。プランジャ先端は、プランジャ先端の遠位端に配置されたディンプルを含む。プランジャ先端はまた、ディンプルと流体連通しているポケットを含む。
【0008】
上述の一般的な説明と以下の詳細な説明との両方は、本質的に例示的且つ説明的であり、本開示の範囲を制限することなく本開示の理解を提供することを意図していることを理解されたい。その点に関して、本開示の更なる態様、特徴、及び利点が以下の詳細な説明から当業者に明らかになるはずである。
【0009】
これらの図面は、本開示の実施形態のいくつかの特定の態様を示すものであり、本開示を限定する又は定義するために使用されるべきではない。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本開示のいくつかの実施形態によるIOLを示す。
図2Aは、本開示のいくつかの実施形態による挿入ツールの斜視図を示す。
図2Bは、本開示のいくつかの実施形態による、図2Aの挿入ツールの拡大図を示す。
図3は、本開示のいくつかの実施形態による、挿入ツールの部分的破断図を示す。
図4は、本開示のいくつかの実施形態による、挿入カートリッジの部分的破断図を示す。
図5Aは、本開示のいくつかの実施形態による、軟質先端プランジャを示す。
図5Bは、本開示のいくつかの実施形態による、代替的なプランジャを示す。
図5Cは、本開示のいくつかの実施形態による、図5Bのプランジャの断面を示す。
図6は、本開示のいくつかの実施形態による、挿入カートリッジの断面を示す。
図7Aは、本開示のいくつかの実施形態による、軟質先端の側面斜視図を示す。
図7Bは、本開示のいくつかの実施形態による、軟質先端の正面斜視図を示す。
図7Cは、本開示のいくつかの実施形態による、図7Aの軟質先端の断面を示す。
図7Dは、本開示のいくつかの実施形態による、図5Bのプランジャの遠位端の側面図を示す。
図7Eは、本開示のいくつかの実施形態による、図7Dの遠位端の正面図の断面を示す。
図7Fは、本開示のいくつかの実施形態による、軟質先端の側面図を示す。
図8は、本開示のいくつかの実施形態による、ノズルの正面斜視図を示す。
図9Aは、本開示のいくつかの実施形態による、格納位置にあるプランジャを示す。
図9Bは、本開示のいくつかの実施形態による、伸長位置にあるプランジャを示す。
図10Aは、本開示のいくつかの実施形態による、IOLに到達しているプランジャを示す。
図10Bは、本開示のいくつかの実施形態による、折り畳みチャンバを介してIOLを駆動するプランジャを示す。
図11A-11Bは、本開示のいくつかの実施形態による、IOLの植え込みを示す。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

個人
短下肢装具
1か月前
個人
洗井間専家。
5か月前
個人
嚥下鍛錬装置
1か月前
個人
前腕誘導装置
1か月前
個人
ホバーアイロン
4か月前
個人
バッグ式オムツ
2か月前
個人
矯正椅子
2か月前
個人
歯の修復用材料
2か月前
個人
哺乳瓶冷まし容器
1か月前
個人
陣痛緩和具
1か月前
個人
歯の保護用シール
2か月前
個人
シャンプー
4か月前
三生医薬株式会社
錠剤
5か月前
個人
湿布連続貼り機。
7日前
個人
性行為補助具
24日前
個人
服薬支援装置
5か月前
株式会社大野
骨壷
1か月前
株式会社八光
剥離吸引管
2か月前
株式会社コロナ
サウナ装置
3か月前
個人
高気圧環境装置
2か月前
株式会社GSユアサ
歩行器
3か月前
株式会社ニデック
検眼装置
1か月前
株式会社松風
口腔用組成物
1か月前
個人
手指運動ツール
7日前
株式会社ニデック
眼科装置
2か月前
個人
形見の製造方法
2か月前
個人
シリンダ式歩行補助具
28日前
クラシエ株式会社
毛髪化粧料
2か月前
個人
水素ガス吸引装置
3か月前
株式会社バンダイ
固形入浴剤
2か月前
健栄製薬株式会社
外用組成物
1か月前
株式会社ノエビア
皮膚外用剤
5か月前
個人
手指と掌のマッサージ具
5か月前
東ソー株式会社
歯科ブランク
2か月前
東ソー株式会社
歯科ブランク
2か月前
株式会社ダリヤ
染毛料組成物
3か月前
続きを見る