TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025115177
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-06
出願番号
2024009566
出願日
2024-01-25
発明の名称
造水システム及び造水方法
出願人
メタウォーター株式会社
代理人
弁理士法人フィールズ国際特許事務所
主分類
B01D
24/46 20060101AFI20250730BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】処理水の生成を継続して行うことを可能とする造水システム及び造水方法を提供する。
【解決手段】原水を濾過する第1濾過設備と、原水または第1濾過設備の洗浄に伴って第1濾過設備から排出される洗浄排水を濾過する第2濾過設備と、原水を第1濾過設備に供給可能であり、洗浄排水を第1濾過設備から第2濾過設備に供給可能であり、原水を第2濾過設備に供給可能である供給部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
原水を濾過する第1濾過設備と、
前記原水または前記第1濾過設備の洗浄に伴って前記第1濾過設備から排出される洗浄排水を濾過する第2濾過設備と、
前記原水を前記第1濾過設備に供給可能であり、前記洗浄排水を前記第1濾過設備から前記第2濾過設備に供給可能であり、前記原水を前記第2濾過設備に供給可能である供給部と、を備えた造水システム。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
さらに、前記供給部を制御する制御装置を備え、
前記制御装置は、前記原水を前記第1濾過設備に供給することによって前記第1濾過設備に第1浄水を生成させる第1制御と、前記第1濾過設備に対する前記原水の供給を停止するとともに前記洗浄排水を前記第2濾過設備に供給する第2制御と、前記第1濾過設備に対する前記原水の供給を停止するとともに前記原水を前記第2濾過設備に供給することによって前記第2濾過設備に第2浄水を生成させる第3制御とのうちのいずれかを行う、請求項1に記載の造水システム。
【請求項3】
原水を濾過する第1濾過設備と、前記原水または前記第1濾過設備の洗浄に伴って前記第1濾過設備から排出される洗浄排水を濾過する第2濾過設備と、前記原水を前記第1濾過設備に供給可能であり、前記洗浄排水を前記第1濾過設備から前記第2濾過設備に供給可能であり、前記原水を前記第2濾過設備に供給可能である供給部と、を備えた造水システムにおける造水方法であって、
前記原水を前記第1濾過設備に供給することによって前記第1濾過設備に第1浄水を生成させる第1制御と、前記第1濾過設備に対する前記原水の供給を停止するとともに前記洗浄排水を前記第2濾過設備に供給する第2制御と、前記第1濾過設備に対する前記原水の供給を停止するとともに前記原水を前記第2濾過設備に供給することによって前記第2濾過設備に第2浄水を生成させる第3制御とのうちのいずれかを行う、造水方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、造水システム及び造水方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、浄水場では、河川水、ダム・湖沼水及び井戸水等の原水(以下、被処理水とも呼ぶ)を濾過することによって浄水(以下、処理水とも呼ぶ)を生成する濾過設備を含む水処理システム(以下、水処理システムとも呼ぶ)が用いられる。具体的に、このような水処理システムでは、例えば、凝集剤が添加された被処理水を撹拌することによって被処理水に含まれる懸濁物質を凝集沈殿させた後、濾過設備を用いることによって被処理水の濾過を行う(特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-171228号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような水処理システムでは、例えば、自然災害等の発生に伴って水処理システムの機能が低下または停止した場合であっても、処理水の生成(造水)を継続して行うことが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明における造水システムは、原水を濾過する第1濾過設備と、前記原水または前記第1濾過設備の洗浄に伴って前記第1濾過設備から排出される洗浄排水を濾過する第2濾過設備と、前記原水を前記第1濾過設備に供給可能であり、前記洗浄排水を前記第1濾過設備から前記第2濾過設備に供給可能であり、前記原水を前記第2濾過設備に供給可能である供給部と、を備える。
【発明の効果】
【0006】
本発明における造水システムによれば、処理水の生成を継続して行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1の実施の形態における造水システム1000の構成例について説明する図である。
図2は、制御装置200のハードウエア構成を説明する図である。
図3は、制御装置200の機能について説明する図である。
図4は、第1の実施の形態における浄水生成制御について説明するフローチャート図である。
図5は、第1の実施の形態における浄水生成制御について説明するフローチャート図である。
図6は、第1の実施の形態における浄水生成制御について説明する図である。
図7は、第1の実施の形態における浄水生成制御について説明する図である。
図8は、第1の実施の形態における浄水生成制御について説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して本開示の実施の形態について説明する。しかしながら、かかる説明は限定的な意味に解釈されるべきではなく、特許請求の範囲に記載の主題を限定するものではない。また、本開示の趣旨及び範囲から逸脱することがなく様々な変更や置換や改変をすることができる。また、異なる実施の形態を適宜組み合わせることができる。
【0009】
[第1の実施の形態における造水システム1000]
初めに、第1の実施の形態における造水システム1000の構成例について説明を行う。図1は、第1の実施の形態における造水システム1000の構成例について説明する図である。
【0010】
造水システム1000は、例えば、浄水場に設けられる水処理システム100を有する。具体的に、水処理システム100は、例えば、沈砂池11と、着水井12と、薬品混和池13と、フロック形成池14と、沈殿池15と、濾過設備16(以下、第1濾過設備16とも呼ぶ)と、浄水池17と、排水池18(以下、第1排水池18とも呼ぶ)と、濾過設備19(以下、第2濾過設備19とも呼ぶ)と、排水池20(以下、第2排水池20とも呼ぶ)と、濃縮脱水機21と、薬品供給設備22とを有する。なお、図1に示す例では、各設備間において被処理水の供給を行うポンプや各設備間において被処理水の供給量を制御する弁(各ラインに設けられるポンプや弁)についての表記を省略している。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
海水淡水化装置
1日前
個人
二酸化炭素吸着分離装置
17日前
株式会社日本触媒
二酸化炭素吸着剤
15日前
東ソー株式会社
二酸化炭素分離回収液
1日前
株式会社近畿理研
吸引・収集装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
ガスミキサー
18日前
白元アース株式会社
除湿容器
17日前
株式会社石垣
フィルタープレスの運転方法
23日前
日本バイリーン株式会社
円筒型フィルター
1か月前
株式会社石垣
スクリュープレスの制御方法
10日前
株式会社石垣
スクリュープレスの制御方法
10日前
株式会社No.
微細気泡発生器
5日前
株式会社Tornada
気泡発生装置
1か月前
個人
循環槽用フィルタ及び浄化システム
1か月前
栗田工業株式会社
溶液の濃縮方法
15日前
株式会社フクハラ
オイルミスト捕集装置
10日前
東ソー株式会社
二酸化炭素分離用アミン組成物
15日前
東ソー株式会社
二酸化炭素分離用アミン組成物
1日前
株式会社クレハ
流体処理装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
混合ガスの均一化方法
1か月前
アクアインテック株式会社
攪拌槽
1か月前
東レ株式会社
除害装置、除害方法及び半導体製造方法
1か月前
株式会社カネカ
蒸留装置および蒸留方法
1日前
本田技研工業株式会社
二酸化炭素回収装置
3日前
本田技研工業株式会社
二酸化炭素回収装置
8日前
本田技研工業株式会社
二酸化炭素回収装置
5日前
メドモンツ カンパニー リミテッド
空気浄化装置
15日前
進和テック株式会社
卓上式フード付き実験台
10日前
ヤマト科学株式会社
バブル水生成装置
1日前
DIC株式会社
二酸化炭素吸収材
1か月前
日本特殊陶業株式会社
反応装置
11日前
パナソニックIPマネジメント株式会社
除湿装置
1か月前
日亜化学工業株式会社
流体処理装置
1か月前
東レ株式会社
気体分離膜モジュールの検査方法および検査装置
3日前
株式会社島津理化
局所排気装置
18日前
パナソニックIPマネジメント株式会社
水浄化装置
3日前
続きを見る
他の特許を見る