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公開番号2025114936
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-06
出願番号2024009183
出願日2024-01-25
発明の名称サーバ装置、およびプログラム
出願人株式会社日立ソリューションズ
代理人弁理士法人平木国際特許事務所
主分類G06Q 10/105 20230101AFI20250730BHJP(計算;計数)
要約【課題】社内においてスキルを公開した社員(対応者)と相談者との効率的・効果的なマッチングスキームを構築するサーバ装置およびプログラムを提供する。
【解決手段】スキルマッチングシステム100において、企業内で特定のスキルを有する社員にスポットコンサル業務を割り当てるサーバ装置101は、中央処理装置102と記憶デバイス103とを備える。記憶デバイス103は、相談者となった複数の社員と対応者となった複数の社員の情報を管理するマッチング管理データベース1034を含む。中央処理装置102は、マッチング管理データベース1034を参照して、複数の相談者と複数の対応者のコネクション履歴情報を取得し、コネクション履歴情報に基づいて、複数の相談者と複数の対応者のマッチング相関を視覚化するエンゲージ相関図を生成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
所定の企業内において、特定のスキルを有する社員にスポットコンサル業務を割り当てるサーバ装置であって、
前記スポットコンサル業務を割り当てるためのプログラムを保持する記憶デバイスと、
前記記憶デバイスから前記プログラムを読み込み、前記スポットコンサル業務を割り当てる処理を実行するコンピュータと、を備え、
前記記憶デバイスは、実施された複数の前記スポットコンサル業務について、相談者となった複数の社員と対応者となった複数の社員の情報を管理するマッチングデータベースを含み、
前記コンピュータは、
前記マッチングデータベースを参照し、複数の前記相談者と複数の前記対応者のコネクション履歴情報を取得する処理と、
前記コネクション履歴情報に基づいて、前記複数の相談者と前記複数の対応者のマッチング相関を視覚化するエンゲージ相関図を生成する処理と、
を実行する、サーバ装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
請求項1において、
前記コンピュータは、さらに、前記コネクション履歴情報に基づいて、同一相談者および同一対応者について所定回数以上の前記スポットコンサル業務の実施の情報を抽出し、前記スポットコンサル業務の制度の不正利用の可能性を示す過剰コネクション関係図を生成する処理を実行する、サーバ装置。
【請求項3】
請求項1において、
前記コンピュータは、さらに、前記コネクション履歴情報に基づいて、前記所定の企業内の同一部署から同一の対応者に出された複数の前記スポットコンサル業務の依頼の情報を抽出し、特定の問題が発生している可能性を示す問題部署抽出結果の情報を生成する処理を実行する、サーバ装置。
【請求項4】
請求項1において、
前記記憶デバイスは、さらに、前記複数の相談者による、前記スポットコンサル業務を実施した前記複数の対応者に対する対応者評価結果と、前記複数の対応者による、前記スポットコンサル業務を依頼した前記複数の相談者に対する相談者評価結果と、を含む評価管理データベースを含み、
前記コンピュータは、さらに、前記複数の相談者と前記複数の対応者のマッチング相関の中から、(i)前記対応者評価結果あるいは前記相談者評価結果の何れか一方が第1閾値未満の前記マッチング相関を示す第1マッチング相関情報、あるいは(ii)前記対応者評価結果あるいは前記相談者評価結果の何れか一方が前記第1閾値よりも大きい第2閾値以上の前記マッチング相関を示す第2マッチング相関情報を抽出し、前記第1マッチング相関情報あるいは前記第2マッチング相関情報に基づいて、前記所定の企業への貢献度合いを示す社員貢献度確認結果の情報を生成する処理を実行する、サーバ装置。
【請求項5】
請求項1において、
前記コンピュータは、さらに、前記スポットコンサル業務を実施した前記複数の対応者に支払うべき報酬額を決定し、当該報酬額の情報を前記複数の対応者の賞与に反映することを人事部端末にネットワークを介して通知する処理を実行する、サーバ装置。
【請求項6】
請求項1において、
相談への対応に関するマッチングにおける前記相談者と前記対応者は、前記所定の企業における異なる部署に所属する社員である、サーバ装置。
【請求項7】
請求項1において、
前記コンピュータは、さらに、
前記相談者の端末からの前記スポットコンサル業務のリクエストに応答して、当該リクエストに応じることができる複数の対応候補者を、各スキルと対応づけて管理する対応候補者情報から検索して取得する処理と、
前記複数の対応候補者の情報を前記相談者の端末に送信する処理と、
前記相談者の端末から、選択された一の対応候補者の情報を受け取り、前記マッチングデータベースに登録する処理と、
を実行するサーバ装置。
【請求項8】
請求項7において、
前記コンピュータは、前記選択された一の対応候補者の端末からの対応可否に関する情報を取得し、前記マッチングデータベースに当該対応可否に関する情報を登録するとともに、対応可能の場合には、前記選択された一の対応候補者を対応者に変更し、当該対応者の端末に対して、前記スポットコンサル業務の実施依頼を送信する、サーバ装置。
【請求項9】
請求項8において、
前記コンピュータは、前記相談者の端末あるいは前記対応者の端末から前記スポットコンサル業務に関するステータスの情報を受信し、前記マッチングデータベースにおける前記スポットコンサル業務のステータスを変更する、サーバ装置。
【請求項10】
請求項1において、
前記サーバ装置は、クラウド環境で構築されている、サーバ装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、サーバ装置、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
現在、ビジネススキルを持つ個人とスキルを必要とする法人や個人とをマッチングするサービスが存在する。具体的には、当該サービスにエントリした人は、予め自身の得意分野やこれまでの経験を登録し、サービス利用者が入力するスキルリクエストに対応する適切な人物を紹介するものである(マッチングサービス)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6612820号公報
特許第6754455号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記現行のマッチングサービスは非常に高額であり、利用者が企業側であったとしても頻繁に利用することに躊躇してしまうという現実がある。
【0005】
一方、大手企業の場合、社内だけでも相当の数の社員が在籍している(ある大手企業の場合、3万人以上の社員が在籍)。その社員の中には様々なスキルを有する者がいる。そこで、発明者は、多くの社員が在籍する大手企業であれば、上記マッチングサービスに頼らなくても、各社員のスキルを有効に活用できるのではないかと考えた。特に、1から数時間のスポットコンサルであればスキルを有する社員(対応者)は、部署の異動を伴わずに実施でき、負担も非常に少ない。また、スポットコンサルへの対応によって報酬を得られるようにすれば、対応者としては自身のスキルで他部署での問題解決支援へのインセンティブとなる。さらに、企業としては上記マッチングサービスよりも安価な費用(一般的に対応社員への報酬はマッチングサービスの費用よりも安価に済む)で問題解決を図ることができる可能性が高い。なお、社員のスキル活用としては、社内公募型の副業が既に制度として存在するが、公募型副業は、恒久的な異動ではないものの、長期間に亘る業務となったり、兼務状態で対応するものであったりと、制度として柔軟性に乏しく、スキルを有する社員が手を挙げづらい制度となっている。
本開示は、このような状況に鑑み、社内においてスキルを公開した社員(対応者)と部署(相談者)との効率的・効果的なマッチングスキームを提案する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示は、所定の企業内において、特定のスキルを有する社員にスポットコンサル業務を割り当てるサーバ装置であって、
スポットコンサル業務を割り当てるためのプログラムを保持する記憶デバイスと、
記憶デバイスから前記プログラムを読み込み、スポットコンサル業務を割り当てる処理を実行するコンピュータと、を備え、
記憶デバイスは、実施された複数のスポットコンサル業務について、相談者となった複数の社員と対応者となった複数の社員の情報を管理するマッチングデータベースを含み、
コンピュータは、
マッチングデータベースを参照し、複数の相談者と複数の対応者のコネクション履歴情報を取得する処理と、
コネクション履歴情報に基づいて、複数の相談者と複数の対応者のマッチング相関を視覚化するエンゲージ相関図を生成する処理と、
を実行する、サーバ装置を提案する。
【0007】
本開示に関連する更なる特徴は、本明細書の記述、添付図面から明らかになるものである。また、本開示の態様は、要素及び多様な要素の組み合わせ及び以降の詳細な記述と添付される特許請求の範囲の様態により達成され実現される。
本明細書の記述は典型的な例示に過ぎず、特許請求の範囲又は適用例を如何なる意味に於いても限定するものではないことを理解する必要がある。
【発明の効果】
【0008】
本開示の技術によれば、社内においてスキルを公開した社員(対応者)と部署(相談者)との効率的・効果的なマッチングを実現することができ、そのマッチング結果を人事評価など副次的に活用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の実施形態によるスキルマッチングシステム100の概略構成例を示す図である。
ユーザ管理DB1031の内部構成例を示す図である。
スキル管理DB1032の内部構成例を示す図である。
チケット管理DB1033の内部構成例を示す図である。
マッチング管理DB1034の内部構成例を示す図である。
設定DB1035の内部構成例を示す図である。
評価管理DB1036の内部構成例を示す図である。
本実施形態によるマッチング処理から対応者へのスポットコンサル報酬加算処理までの流れを説明するための概要図である。
スキル登録処理を説明するためのフローチャートである。
チケット払出処理を説明するためのフローチャートである。
スキル登録リクエストを送信する際にスキル登録したい社員の社員端末104_k’’の画面に表示されるスキル登録画面(GUI)1100の構成例を示す図である。
マッチング処理を説明するためのフローチャートである。
マッチング処理において相談者の社員端末104_kの表示画面上に表示される相談依頼画面(GUI)1301および検索結果表示画面(GUI)1302の例を示す図である。
評価登録処理を説明するためのフローチャートである。
経費処理を説明するためのフローチャートである。
スポットコンサルの報酬を対応者の賞与に反映する賞与反映処理を説明するためのフローチャートである。
データ分析処理を説明するためのフローチャートである。
エンゲージ相関図1801の構成例を示す図である。
問題部署抽出結果1901および社員貢献度確認結果1902の構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して本実施形態について説明する。添付図面では、機能的に同じ要素は同じ番号で表示される場合もあり、重複した説明を省略する。なお、添付図面は本開示の原理に則った具体的な実施形態と実施例を示しているが、これらは本開示の理解のためのものであり、決して本開示を限定的に解釈するために用いられるものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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