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公開番号
2025114844
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-05
出願番号
2025083314,2022173096
出願日
2025-05-19,2018-02-08
発明の名称
低い多環芳香族炭化水素濃度を有するグラフェン状炭素ナノ粒子およびその作製プロセス
出願人
レイモア インダストリーズ インコーポレイテッド
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
C01B
32/194 20170101AFI20250729BHJP(無機化学)
要約
【課題】低減された多環芳香族炭化水素(PAH)含有量を有するグラフェンナノシート、グラフェンナノシートを作製するためのプロセス、およびグラフェンナノシートから多環芳香族炭化水素を除去するためのプロセスの提供。
【解決手段】約0.7重量%未満の多環芳香族炭化水素濃度、およびASTM B527-15規格による測定で約0.08g/cm
3
未満のタップ密度を有するグラフェンナノシートが提供される。グラフェンナノシートは、約250m
2
/g超の比表面積(B.E.T)も有する。グラフェンナノシートを酸化雰囲気下、少なくとも約200℃の温度で加熱することを含む、グラフェンナノシートを作製するためのプロセスおよびグラフェンナノシートから多環芳香族炭化水素を除去するためのプロセスも提供される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
約0.7重量%未満の多環芳香族炭化水素濃度を有するグラフェンナノシート。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
約0.7重量%未満の多環芳香族炭化水素濃度、およびASTM B527-15規格による測定で約0.08g/cm
3
未満のタップ密度を有する、グラフェンナノシート。
【請求項3】
前記グラフェンナノシートはASTM B527-15規格による測定で約0.06g/cm
3
未満のタップ密度を有する、請求項1または2に記載のグラフェンナノシート。
【請求項4】
前記グラフェンナノシートはASTM B527-15規格による測定で約0.04g/cm
3
未満のタップ密度を有する、請求項1または2に記載のグラフェンナノシート。
【請求項5】
前記グラフェンナノシートはASTM B527-15規格による測定で約0.03~約0.05g/cm
3
のタップ密度を有する、請求項1または2に記載のグラフェンナノシート。
【請求項6】
前記グラフェンナノシートはASTM B527-15規格による測定で約0.03~約0.04g/cm
3
のタップ密度を有する、請求項1または2に記載のグラフェンナノシート。
【請求項7】
前記グラフェンナノシートはASTM B527-15規格による測定で約0.03g/cm
3
のタップ密度を有する、請求項1または2に記載のグラフェンナノシート。
【請求項8】
前記グラフェンナノシートは約250m
2
/g超の比表面積(B.E.T)を有する、請求項1~7のいずれか一項に記載のグラフェンナノシート。
【請求項9】
前記グラフェンナノシートは約300m
2
/g超の比表面積(B.E.T)を有する、請求項1~7のいずれか一項に記載のグラフェンナノシート。
【請求項10】
前記グラフェンナノシートは約350m
2
/g超の比表面積(B.E.T)を有する、請求項1~7のいずれか一項に記載のグラフェンナノシート。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本出願は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、2017年2月10日に出願されたUS62/457,472の優先権を主張する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【0002】
本開示は、グラフェン状炭素ナノ粒子の分野、より具体的には、低減された多環芳香族炭化水素(PAH)含有量を有するグラフェンナノシートおよびそのプロセスに関する。
【背景技術】
【0003】
市販のグラフェンを3つのカテゴリ:基板上への化学蒸着(CVD)による単層グラフェン、グラファイトの剥離による多層グラフェン、およびプラズマトーチを使用して作製される数層グラフェンナノシートに分けることができる。CVDグラフェンは真に単層のグラフェンの品質を持つが、おそらくバルク用途に必要な量で作製されないであろう。剥離された多層グラフェンは、エネルギー貯蔵、フィラーおよび導電性インク用途に適したバルク量で利用可能であるが、1層グラフェンの仕様または分光的特徴を持たず、1層グラフェンで期待される電気伝導率値にも達することができない。数層および多層グラフェンが、本明細書ではグラフェンナノシートとも呼ばれ、本開示の対象である。
【0004】
数層グラフェンナノシートは、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、米国特許第8,486,363号、8,486,364号および9,221,688号、米国仮出願第U.S.62/437,057号、ならびにPCT出願第WO2015189643A1号に記載されたプラズマトーチプロセスによって、1層グラフェンのものに類似した特徴(ラマンスペクトルおよび比表面積)を有してバルク量で作製され得る。しかしながら、プラズマプロセスによるグラフェンナノシートの作製は、副生成物として、通常、約0.1~約2重量%の範囲の濃度で、多環芳香族炭化水素(PAH)の形成をもたらす。そのようなプロセスでは、PAHは数層グラフェンナノシートの表面上に形成される。
【0005】
PAHは、ガス状炭化水素前駆体の熱分解から生成される、または炭素系粉末の生成中に水素前駆体と炭素前駆体との混合物が同時に存在する場合に生成される、炭素系粉末上に存在する望ましくない化合物である。PAHは、主に炭素および水素で構成される(C
X
H
Y
)多くの化合物を包含し、炭素は大部分はsp
2
混成で芳香環配置に配列する。PAHは、ごくわずかな酸素または窒素または他の原子も含有し得る。PAHは有害かつ発癌性であり、PAHを含有する炭素ナノ粒子を取り扱う人間およびPAHを含有する製品を使用する消費者に深刻な害をもたらし得る(Borm P J,et.al.,Formation of PAH-DNA adducts after in vivo and vitro exposure of rats and lung cells to different commercial carbon blacks,Toxicology and Applied Pharmacology,2005 Jun.1;205(2):157-167を参照)。結果として、製造された炭素粉末中に存在するPAHの割合を制限するための規制が存在する(一例として、EU指令2007/19/ECは、0.25mg/kgの、カーボンブラック中の最大ベンゾ(a)ピレン含有量を定める)。さらに、炭素表面上のPAHの存在は、小さい細孔を塞ぎ、したがって比表面積を減少させることによって、エネルギー貯蔵用途における性能に悪影響を及ぼし得る。
【0006】
加えて、世界税関機構(WCO)により定められた統一システム(HS)は、多くのPAHを区分1Bの発癌性、変異原性または生殖毒性(CMR)物質に分類する。それに応じて、新しい欧州REACH規則附属書XVIIは、消費者製品中のPAHの濃度を0.0001重量%(または1mg/kg)に制限している。
【0007】
洗浄またはリンスして炭素粒子からPAHを落とすためのウェット化学プロセスが知られている。ソックスレー抽出などのそのようなプロセスは、PAHの溶解性が非常に限られるため、一般にトルエンのような毒性のある非極性溶媒の使用を必要とする。しかしながら、毒性のある溶媒を伴うそのようなプロセスは、PAHで汚染された溶媒によって形成された大量の廃棄物をもたらす。ウェット化学PAH除去プロセスはしたがって、環境への悪影響を有し、PAHを含まない最終製品のコストを増大させる。したがって、経済的でもありかつ溶媒廃棄物を伴わない、炭素ナノ粒子およびグラフェンナノシート、特にプラズマ成長グラフェンナノシートからPAHを除去するための単純な気相(ドライ)方法を開発することが非常に望ましい。液相プロセスの使用はまた、乾燥後の炭素粉末の著しい高密度化をもたらす。そのようなより高い密度は、例えば分散のようなさらなる処理に支障となる場合がある。
【0008】
したがって、プラズマプロセスを使用して、後処理なしで、非常に低いレベルのPAHを含有するグラフェンナノプレートレットを直接作製することが非常に望ましい。実際、ソックスレー抽出のようなウェット化学プロセスを使用してPAHを洗い流すことは可能であるが、これは、PAHを含まない最終グラフェン材料のコストを増大させる。
【発明の概要】
【0009】
本開示は、少量の多環芳香族炭化水素を有するグラフェンナノシートに関する。これらのグラフェンナノシートは、液相またはウェット化学プロセスを必要とせず、したがって、より低いタップ密度を示す。本開示はさらに、本開示のグラフェンナノシートを作製するプロセスに関する。
【0010】
一態様では、約0.7重量%未満の多環芳香族炭化水素濃度を有するグラフェンナノシートが提供される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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