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公開番号
2025112874
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-01
出願番号
2024007393
出願日
2024-01-22
発明の名称
判定装置、判定方法、およびプログラム
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60W
30/12 20200101AFI20250725BHJP(車両一般)
要約
【課題】自車両がカーブ路に進入する前のタイミングで、カメラ道路区画線又は地図道路区画線の誤認識の発生に適切に対処すること。
【解決手段】車両の進行方向に存在する道路区画線を認識する認識部と、認識された前記道路区画線と、記憶部に記憶された地図情報に基づく地図道路区画線とが一致するか否かを判定する判定部と、を備え、前記判定部は、前記車両がカーブ路に接近した際に、前記認識部が認識した前記道路区画線の範囲のうち、前記カーブ路への切り替わり地点を考慮した基準地点よりも手前の範囲に制限して、認識された前記道路区画線と前記地図道路区画線とが一致するか否かを判定する、判定装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の進行方向に存在する道路区画線を認識する認識部と、
認識された前記道路区画線と、記憶部に記憶された地図情報に基づく地図道路区画線とが一致するか否かを判定する判定部と、を備え、
前記判定部は、前記車両がカーブ路に接近した際に、前記認識部が認識した前記道路区画線の範囲のうち、前記カーブ路への切り替わり地点を考慮した基準地点よりも手前の範囲に制限して、認識された前記道路区画線と前記地図道路区画線とが一致するか否かを判定する、
判定装置。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記判定部は、前記車両が前記基準地点を通過した場合、前記制限を解除して、前記認識部が認識した前記道路区画線の範囲において、認識された前記道路区画線と前記地図道路区画線とが一致するか否かを判定する、
請求項1に記載の判定装置。
【請求項3】
前記判定部は、前記車両が前記基準地点よりも手前の所定位置を通過した場合、前記制限を解除して、前記認識部が認識した前記道路区画線の範囲において、認識された前記道路区画線と前記地図道路区画線とが一致するか否かを判定する、
請求項1に記載の判定装置。
【請求項4】
前記判定部は、前記車両が前記切り替わり地点から所定距離以上、離れている場合、前記基準地点を前記切り替わり地点として設定する一方、前記車両が前記切り替わり地点から所定距離以上、離れていない場合、前記基準地点を、前記切り替わり地点よりも前記進行方向側に位置し、前記車両の車速から求められる地点として設定する、
請求項1から3のいずれか1項に記載の判定装置。
【請求項5】
車両に搭載されたコンピュータが、
車両の進行方向に存在する道路区画線を認識し、
認識された前記道路区画線と、記憶部に記憶された地図情報に基づく地図道路区画線とが一致するか否かを判定し、
前記車両がカーブ路に接近した際に、認識した前記道路区画線の範囲のうち、前記カーブ路への切り替わり地点を考慮した基準地点よりも手前の範囲に制限して、認識された前記道路区画線と前記地図道路区画線とが一致するか否かを判定する、
判定方法。
【請求項6】
車両に搭載されたコンピュータに、
車両の進行方向に存在する道路区画線を認識させ、
認識された前記道路区画線と、記憶部に記憶された地図情報に基づく地図道路区画線とが一致するか否かを判定させ、
前記車両がカーブ路に接近した際に、前記道路区画線の範囲のうち、前記カーブ路への切り替わり地点を考慮した基準地点よりも手前の範囲に制限して、認識された前記道路区画線と前記地図道路区画線とが一致するか否かを判定させる、
プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、判定装置、判定方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、交通参加者の中でも脆弱な立場にある人々にも配慮した持続可能な輸送システムへのアクセスを提供する取り組みが活発化している。この実現に向けて自動運転技術に関する研究開発を通して交通の安全性や利便性をより一層改善する研究開発に注力している。
【0003】
ところで、自動運転技術においては、カメラ画像から認識された道路区画線と、地図情報から認識された道路区画線との一致を確認し、自車両の目標軌道の生成に用いるが、例えば、自車両がカーブ路や分岐路を走行する際には、カメラ画像から認識された道路区画線に誤認識が発生しやすいことが課題である。この課題に対処するために、例えば、特許文献1には、自車両の位置が分岐路の区間に存在する場合、分岐側の画像認識を制限することが開示されている。さらに、特許文献2には、カーブ路を走行中、自車両前後の認識範囲から求めた実境界と地図境界の連続性評価が高い場合は、これらを情報統合して用いる一方、評価が低い場合は地図境界を用いることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-068617号公報
特開2018-200501号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、これら従来技術は、自車両が分岐路を走行する場合やカーブ路を走行中にカメラ道路区画線の誤認識に対処するものであり、自車両がカーブ路に進入する前のタイミングでこれらの誤認識に対処するものではない。その結果、自車両がカーブ路に進入する前のタイミングで、カメラ道路区画線又は地図道路区画線に誤認識が発生し、適切に自車両の目標軌道を生成できない場合があった。
【0006】
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、自車両がカーブ路に進入する前のタイミングで、カメラ道路区画線の誤認識の発生に適切に対処することができる判定装置、判定方法、およびプログラムを提供することを目的の一つとする。そして、延いては持続可能な輸送システムの発展に寄与するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明に係る判定装置は、以下の構成を採用した。
(1):この発明の一態様に係る判定装置は、車両の進行方向に存在する道路区画線を認識する認識部と、認識された前記道路区画線と、記憶部に記憶された地図情報に基づく地図道路区画線とが一致するか否かを判定する判定部と、を備え、前記判定部は、前記車両がカーブ路に接近した際に、前記認識部が認識した前記道路区画線の範囲のうち、前記カーブ路への切り替わり地点を考慮した基準地点よりも手前の範囲に制限して、認識された前記道路区画線と前記地図道路区画線とが一致するか否かを判定するものである。
【0008】
(2):上記(1)の態様において、前記判定部は、前記車両が前記基準地点を通過した場合、前記制限を解除して、前記認識部が認識した前記道路区画線の範囲において、認識された前記道路区画線と前記地図道路区画線とが一致するか否かを判定するものである。
【0009】
(3):上記(1)の態様において、前記判定部は、前記車両が前記基準地点よりも手前の所定位置を通過した場合、前記制限を解除して、前記認識部が認識した前記道路区画線の範囲において、認識された前記道路区画線と前記地図道路区画線とが一致するか否かを判定するものである。
【0010】
(4):上記(1)~(3)のいずれかの態様において、前記判定部は、前記車両が前記切り替わり地点から所定距離以上、離れている場合、前記基準地点を前記切り替わり地点として設定する一方、前記車両が前記切り替わり地点から所定距離以上、離れていない場合、前記基準地点を、前記切り替わり地点よりも前記進行方向側に位置し、前記車両の車速から求められる地点として設定するものである。
(【0011】以降は省略されています)
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