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公開番号
2025112637
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-01
出願番号
2024006984
出願日
2024-01-19
発明の名称
診断装置、その制御方法、プログラム、及び画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
B41J
29/38 20060101AFI20250725BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】本発明は、例えば処理負荷を抑制しつつ、画像形成装置の異常の前兆を好適に診断する仕組みを提供する。
【解決手段】本診断装置は、画像形成部(印刷部)によって記録媒体に画像が形成されると、画像形成装置の異常の前兆を検出する前兆診断処理を実行するか否かを判定する。また、本診断装置は、前兆診断処理を実行すると判定されると、画像形成部によって形成された画像を読取部によって読み取った読取画像に対して前兆診断処理を実行し、異常の前兆が検出されると、当該異常の前兆が所定レベルの異常に達する前に画像形成部の自動修復を行わせる。
【選択図】 図4
特許請求の範囲
【請求項1】
診断装置であって、
画像形成手段によって記録媒体に画像が形成されると、前記画像形成手段の異常の前兆を検出する前兆診断処理を実行するか否かを判定する判定手段と、
前記前兆診断処理を実行すると判定されると、前記画像形成手段によって形成された画像を読取手段によって読み取った読取画像に対して前記前兆診断処理を実行する診断手段と、
前記診断手段によって前記異常の前兆が検出されると、該異常の前兆が所定レベルの異常に達する前に前記画像形成手段の自動修復を行わせる自動修復手段と
を備えることを特徴とする診断装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記診断手段は、
検出した前記異常の前兆から、前記画像形成手段の何れのパーツで前記異常の前兆が生じているかを特定するための特徴量を抽出する抽出手段と、
前記抽出された特徴量に基づいて、前記異常の前兆が生じている前記画像形成手段のパーツを特定する特定手段と
を備えることを特徴とする請求項1に記載の診断装置。
【請求項3】
前記特徴量には、前記異常の前兆のサイズ情報と、形状情報、及び該異常の前兆が発生する周期情報が含まれることを特徴とする請求項2に記載の診断装置。
【請求項4】
前記診断手段は、さらに、
前記抽出された特徴量に基づいて、検出された前記異常の前兆が前記所定レベルの異常に達するタイミングを予測する予測手段を備えることを特徴とする請求項3に記載の診断装置。
【請求項5】
前記予測手段は、前記特徴量と、前記特定されたパーツとに基づいて、検出された前記異常の前兆が前記所定レベルの異常に達するタイミングを予測することを特徴とする請求項4に記載の診断装置。
【請求項6】
前記予測手段は、検出された前記異常の前兆が前記所定レベルの異常に達するタイミングとして、前記画像形成手段による記録媒体への画像形成の枚数を予測することを特徴とする請求項5に記載の診断装置。
【請求項7】
前記診断手段は、前兆の診断結果を前記所定レベルの異常に達するタイミングとともに表示部に表示させることを特徴とする請求項6に記載の診断装置。
【請求項8】
前記判定手段は、前記画像形成手段による記録媒体への画像形成が所定枚数に達するタイミングごと、又は、実行中の前兆診断処理が終了したタイミングにおいて、前記前兆診断処理を実行すると判定することを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の診断装置。
【請求項9】
前記所定枚数はユーザ入力に従って設定されることを特徴とする請求項8に記載の診断装置。
【請求項10】
前記判定手段は、以前に検出された前記異常の前兆が前記所定レベルに近い場合には、前記前兆診断処理を実行するタイミングを早めるように判定を行うことを特徴とする請求項8に記載の診断装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成した画像の読取画像から装置の診断を行う診断装置、その制御方法、プログラム、及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
印刷した画像の異常には印刷枚数が進むにつれて画像品質レベルが劣化するものがある。この特徴に基づいて、「ユーザが許容する画像品質レベルの画像異常」(以下、前兆と称する。)を検出し、「ユーザが許容しない画像品質レベルの画像異常」(以下、画像不良と称する。)の発生を予測することができる。これにより、ユーザが所望する画像品質レベルの間に画像異常の原因となる異常箇所を修復することが可能となる。特許文献1には、部材の交換時期を事前に判断するためにテストチャートを出力して前兆を検出し、画像不良の発生を予測する技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-203997号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来技術には以下の課題がある。テストチャートを用いて画像異常を予測する構成では、印刷途中にテストチャートを出力して予測処理を実行する必要がある。したがって、印刷の生産性を低下させてしまう虞がある。
【0005】
本発明は、上述の課題の少なくとも一つに鑑みて成されたものであり、処理負荷を抑制しつつ、画像形成装置の異常の前兆を好適に診断する仕組みを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、例えば、診断装置であって、画像形成手段によって記録媒体に画像が形成されると、前記画像形成手段の異常の前兆を検出する前兆診断処理を実行するか否かを判定する判定手段と、前記前兆診断処理を実行すると判定されると、前記画像形成手段によって形成された画像を読取手段によって読み取った読取画像に対して前記前兆診断処理を実行する診断手段と、前記診断手段によって前記異常の前兆が検出されると、該異常の前兆が所定レベルの異常に達する前に前記画像形成手段の自動修復を行わせる自動修復手段とを備えることを特徴とする。
【0007】
また、本発明は、例えば、画像形成装置であって、記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段によって記録媒体に画像が形成されると、前記画像形成手段の異常の前兆を検出する前兆診断処理を実行するか否かを判定する判定手段と、前記前兆診断処理を実行すると判定されると、前記画像形成手段によって形成された画像を読取手段によって読み取った読取画像に対して前記前兆診断処理を実行する診断手段と、前記診断手段によって前記異常の前兆が検出されると、該異常の前兆が所定レベルの異常に達する前に前記画像形成手段の自動修復を行わせる自動修復手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
また、本発明は、例えば、診断装置であって、枚数を設定する設定手段と、画像形成手段による記録媒体への画像形成が前記設定手段によって設定された枚数に達するごとに、前記画像形成手段によって形成された画像を読取手段によって読み取った読取画像に対して、前記画像形成手段の異常の前兆を検出する前兆診断処理を実行する診断手段と、前記診断手段によって前記異常の前兆が検出されると、前記画像形成手段の自動修復を行わせる自動修復手段とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、画像形成の生産性を低下させることなく、処理負荷を抑制した画像異常の予測が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施形態に係る印刷システムを含むネットワーク構成例を示す図。
一実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成例を示す断面図。
一実施形態に係る画像形成装置、外部コントローラ、及びクライアントPCの内部構成を示すブロック図。
一実施形態に係る前兆診断の手順を示すフローチャート。
一実施形態に係る画像異常レベルを示す図。
一実施形態に係るRIPデータに対して診断可能項目の診断可能エリア設定の例を示す図。
一実施形態に係る特徴抽出可能項目ごとの特徴抽出可能マップを示す。
一実施形態に係る前兆診断を実行する時の前兆診断実行手順を示すフローチャート。
一実施形態に係る前兆診断の結果を表示する画面の模式図。
一実施形態に係る前兆のサイズとコントラストの推移を表す図。
一実施形態に係る劣化予測テーブルを示す図。
一実施形態に係る画像読取後に前兆診断判定を行う場合の前兆診断の手順を示すフローチャート。
一実施形態に係る画像読取後に前兆診断判定を行う場合の前兆診断実行時の手順を示すフローチャート。
一実施形態に係る周期的な前兆の発生の一例を示す図。
一実施形態に係るパーツと周期情報の対応の一例を示す図。
一実施形態に係る前兆が連続ページに渡って周期的に発生する例を示す図。
一実施形態に係る連続する画像を前兆診断の対象画像とする時の前兆診断の手順を示すフローチャート。
一実施形態に係る検品処理と並行して前兆診断を行う手順を示すフローチャート。
一実施形態に係る検品処理の結果と前兆診断の結果を並べて表示する画面の一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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