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公開番号2025112045
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-31
出願番号2024006096
出願日2024-01-18
発明の名称情報処理システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類H04W 16/18 20090101AFI20250724BHJP(電気通信技術)
要約【課題】アプリケーションが提供するサービスの品質を向上させる。
【解決手段】複数の第一の車両から、無線通信の品質に関するプローブデータを収集し、前記収集したプローブデータに基づいて、無線通信の品質を地理的領域にマッピングしたデータである通信品質マップを生成し、無線通信を利用する所定のアプリケーションを第二の車両において利用した場合に得られるサービス品質を、前記通信品質マップに基づいて判定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の第一の車両から、無線通信の品質に関するプローブデータを収集することと、
前記収集したプローブデータに基づいて、無線通信の品質を地理的領域にマッピングしたデータである通信品質マップを生成することと、
無線通信を利用する所定のアプリケーションを第二の車両において利用した場合に得られるサービス品質を、前記通信品質マップに基づいて判定することと、
を実行する制御部を有する、情報処理システム。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記プローブデータは、無線通信に関する一つ以上の品質指標に対応する計測値を含み、
前記制御部は、前記品質指標に対応する計測値を地点ごとにマッピングすることで前記通信品質マップを生成する、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記制御部は、前記所定のアプリケーションが要求する品質指標に基づいて、前記第二の車両が所定の経路を走行した場合に得られる前記サービス品質を判定する、
請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記第二の車両において実行可能な複数のアプリケーションのそれぞれと、当該アプリケーションが要求する品質指標とを関連付けたデータを記憶する記憶部をさらに有する、
請求項3に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記制御部は、前記判定の結果に基づいて、前記第二の車両の走行経路を決定する、
請求項1に記載の情報処理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、通信技術に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
無線通信を行う移動体から送信された情報に基づいて、移動体が得られる通信品質を判定する技術がある。これに関し、例えば、特許文献1には、移動端末から送信されたプローブデータに基づいて、当該移動端末が得られる通信品質を地図にマッピングする装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-062783号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、アプリケーションが提供するサービスの品質を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の実施形態の一態様は、
複数の第一の車両から、無線通信の品質に関するプローブデータを収集することと、前記収集したプローブデータに基づいて、無線通信の品質を地理的領域にマッピングしたデータである通信品質マップを生成することと、無線通信を利用する所定のアプリケーションを第二の車両において利用した場合に得られるサービス品質を、前記通信品質マップに基づいて判定することと、を実行する制御部を有する、情報処理システムである。
【0006】
また、他の態様として、上記のシステムに含まれる装置、当該装置が実行する方法、当該方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、または、該プログラムを非一時的に記憶したコンピュータ可読記憶媒体が挙げられる。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、アプリケーションが提供するサービスの品質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第一の実施形態に係る車両通信システムの概要図。
車両通信システムに含まれる装置の構成図。
プローブデータおよび要求品質データの具体例を説明する図。
通信品質マップの具体例を説明する図。
プローブデータをサーバ装置に送信する処理のシーケンス図。
サーバ装置が車両へ情報提供を行う処理のシーケンス図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
近年、自動車のコネクティッド化が進み、無線通信機能を有する車両が増えている。斯様な車両は、例えば、セルラ通信網を介して所定のサーバ装置と通信を行うことができる。また、自動運転などの普及に伴い、サーバ装置との常時接続が必要な車両が登場している。
【0010】
これに関連して、車両の走行中において、無線通信の品質が良好に保たれるかを判定するための技術が提案されている。例えば、複数のプローブカーから、無線通信の品質に関する情報を収集し、これを地図上にマッピングすることで、予測される通信の品質を位置ごとに表したマップ(通信品質マップ)を生成することができる。また、当該通信品質マップを利用することで、所定の経路を走行する車両における無線通信の品質を予測することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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